ダイナースクラブ「カルチャーラボ」第3期 能楽観世流 山階彌右衛門師に学ぶ「能楽」特別講座に大学生を招待

ダイナースクラブのプレスリリース

ダイナースクラブカードを発行する三井住友トラストクラブ株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:五十嵐 幸司)は、「人生100年時代」、これからの人生を豊かに生きるための「学び」、「体験」、「出会い」の場として、ダイナースクラブ「カルチャーラボ」を2022年春から開講しています。

2022年12月~2023年3月に開講した第3期では、日本の伝統芸能である能楽を学ぶ特別講座を、山階家十二世山階彌右衛門師を講師にお招きし、開催しました。本講座には、伝統芸能をもっと深く知りたいと考えている大学生を招待しました。若い世代の貴重な体験談をご紹介します。

【十二世山階彌右衛門(前名 観世芳宏)プロフィール】

能楽師シテ方観世流職分 重要無形文化財総合指定保持者。

父は二十五世観世宗家 観世左近、兄は二十六世観世宗家 観世清和。2007年十二世山階彌右衛門を200年ぶりに襲名。室町時代から続く近江猿楽の名門、山階家当主となる。2020年「第四十回伝統文化ポーラ賞」優秀賞受賞。観世会副理事長 観世文庫常務理事 国立能楽堂能楽養成講師。

  • 講座概要

大河ドラマにちなんだ「徳川家康と観世大夫」のお話や能面装束の特別公開と着付け実演のほか、参加者も足袋をはき、能舞台へ上がって謡のお稽古体験も。最終回には能公演鑑賞もあり、全3回を通じて、盛りだくさんの講座となりました。

●講師:観世流山階家十二世当主 山階彌右衛門

●日時:全3 回

2023 年1月11日(水)観世能楽堂舞台体験と能楽ワークショップ/能のお話、所作、謡のお稽古

2023 年2月8日(水)「徳川家康と観世大夫」のお話と能面、装束特別公開と装束付け実演

2023 年3月5日(日)「観世会能楽公演鑑賞」曲目:禅鳳本による能「碇潜 船出之習」(いかりかづき ふなだしのならい)、「山階師とのお茶会」

●会場:観世能楽堂(中央区銀座) ※3回目のお茶会は、会場を移動して開催

ダイナースクラブは、女子プロゴルファー、フランス料理のシェフ、現代美術や音楽界の新進アーティスト、日本酒の醸造家などさまざまな分野で羽ばたこうとしている若手にエールを送る取り組みを展開しています。本講座では、次世代を担う学生の方々に、本物の日本伝統芸能に触れる機会を提供する目的で、明治大学歌舞伎研究会の学生4名を招待しました。参加者の感想を一部抜粋してご紹介します。

  • 明治大学歌舞伎研究会 参加者の声(一部抜粋)

能楽堂にただよう神秘的な雰囲気、緊張感を感じつつも先生の楽しいお話や舞台の裏側見学などを通して能に対して心の距離が縮まった気がします。2回目の講座で、先生が「毎日同じ型を練習し磨いた上で役者の遊び心を出していく」とおっしゃっていたのが印象的で、3回目の本物の舞台の鑑賞でも細かな所作や静の時間にも積み重ねられた鍛錬を垣間見ることができとても感動しました。(中略)この講座をきっかけにまた新たな人生の楽しみを見つけられてとても嬉しいです。ひとつの舞台にかけられた作り手の皆さんの魂、今日まで続いてきた能の歴史の深さを存分に味わえるようになりたいと思いました。

特別講座では、山階彌右衛門先生直々にお能のご解説を賜り、衣装の着付け、能舞台における足の運び方、居方など、学生としてはもったいない程の貴重な体験をさせていただき、感謝の気持ちで一杯です。同時に、演目や舞台のいろはを教えていただいたことにより、「観世会定期能」では、初めてのお能ながら、観て楽しむという感覚から一歩進んで、お能の色々な要素を体感として感じながら楽しむことができました。(中略)公演後のお茶会では、山階先生、お弟子さんに直接お話を伺う機会をいただき、恐縮ながら沢山の質問をさせていただきました。日頃気になっていたことから、今回の公演の能楽師の方の視点からのお話など、本当に沢山のありがたいお話を賜り、満ち足りた時間を過ごすことができました。

●「Esquire(エスクァイア)」誌が本講座の体験取材記事をウェブサイトに公開しています。

Esquire(日本語版) 能楽観世流・山階彌右衛門師「『能楽』は“人間性”を取り戻す装置」

https://www.esquire.com/jp/culture/interview/a42932185/diners-club-noh-yamashina-yaemon-impressions/

Esquire(英語版) ”Noh theater is a mechanism for restoring humanity.”

https://www.esquire.com/jp/culture/interview/a43268524/noh-theater-is-a-mechanism-for-restoring-humanity/

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【本件に関する報道関係者のお問い合わせ先】

<ダイナースクラブ>

三井住友トラストクラブ 広報室

TEL:03-6770-2630

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