台北駐日経済文化代表処台湾文化センターのプレスリリース
ツアー前に、東京・日本橋の誠品生活日本橋で特別演奏会を開催します。
コンサート会場とは違い、 より身近に音を感じることができるチャンスです。
ヴァイオリニストの林品任氏、 クラリネット奏者の賴俊諺氏による優雅な演奏をお楽しみください 。
※当イベントは参加申し込み制ではございません。
■イベント情報
日時:2023年5月3日(水・祝)17時00分~18時00分(終了時間は変更の可能性あり)
場所:誠品生活日本橋店内各所 (COREDO室町テラス2F)
参加費 :無料 (申し込み制ではなく、当日、自由参加でございます。)
※社会情勢によりイベントを延期、中止する場合がございますので、予めご了承下さい。
■ご参加についてのご注意
・会場へお越しの方は、手指の消毒・検温のご協力をお願いいたします。
・イベント内容の録画・撮影はお控えください。
・当日のイベントの模様は誠品生活日本橋スタッフ及び、関係者が動画・写真撮影を行い、誠品生活日本橋、関係者が運営・許可するメディアに掲載させていただく場合がございます。
台湾フィルハーモニックは、1986年に設立された台湾の国立オーケストラとして名高い(台湾では「NSO國家交響樂團National Symphony Orchestra」の名称)。
アジア諸国の中でも、最も優れたオーケストラの一つとして台湾フィルハーモニックは評価されている。2005年に舞台芸術センターの専属オーケストラとなり、2014年には国家歌劇院のレジデント・オーケストラとなった。2010年8月から欧米で高い評価を得ているリュウ・シャオチャが第5代音楽監督に就任し、その黄金時代を創り上げた。2021年から準・メルクルが芸術顧問となり、2022年1月からは第6代の音楽監督に就任、急激に高水準のアンサンブルを整え、台湾の文化的豊かさと音楽教育の強化に貢献している。
林品任(Richard Lin)
1991年アリゾナ・フェニックス生まれ。台湾で育ち、4歳の時にヴァイオリンを学び始めた。
カーティス音楽院にて、名教師アーロン・ローザンドに師事。
現在、ジュリアード音楽院修士課程にてルイス・ カプランに師事している。2013年第5回仙台国際音楽コンクールで優勝および聴衆賞を受賞。2018年9月、若手ヴァイオリニストの登竜門として世界にその名を知られる難関、第10回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで優勝し、一躍世界の注目を浴びた。ソリストとして、これまでに台湾フィルのほか、仙台フィル、横浜シンフォニエッタなどと共演。また、台湾、日本やアメリカで、多くのソロ・リサイタルを開催。
現在の使用楽器は、インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールから貸与されたストラディヴァリウス「Ex- ギンゴールド」(1683年製)である。
賴俊諺(Julien Chun-Yen LAI)
国際音楽界で活躍しているクラリネット奏者。
台湾では江致蒨氏、張佳韻氏、宋威德氏らに師事。
高校を卒業後、フランス、スイスなどに滞在し、Florent Héau氏、Nicolas Baldeyrou氏、Romain Guyot氏、Franck Amet氏といった名家から薫陶を受け、2019年にリヨン国立高等音楽院でクラリネット専攻の学位を取得。
17歳で中国北京国際モーツァルト・クラリネット・コンクールにて優勝し、その後ビュッフェ・クラリネット・コンクールで2回連続優勝を収める。
2021年、フランスのジャック・ランスロット国際クラリネットコンクールで優勝、聴衆賞も受賞し、コンクール終了後、ドイツとフランスで個人コンサートツアーとマスタークラスを開催。フランス最大のクラシック音楽放送番組「Radio France」にも出演する。
ジャック・ランスロット国際クラリネットコンクールのディレクターであるオード・カミュ氏は、「すべてのパフォーマンスにおいて、極めて高い水準と驚異的な忍耐力を発揮して、特に音楽の表現が非常に繊細でエレガントだ」と称賛している。
現在、台湾フィルハーモニックの副首席クラリネット奏者以外にも、台湾国立師範大学音楽学科、桃園市立武陵高校音楽クラス室内楽課程、LAIインターナショナルスクールにて教鞭をとるなど精力的に活動。
2022年より、フランスのクラリネットアクセサリー業者のバンドーレンと大手管楽器製造会社のビュッフェクランポンのエンドースミュージシャンを務める。
台湾フィルハーモニックの日本ツアー詳細情報は下記のHPまでご覧ください。