松竹とstuが共創しバーチャルプロダクション技術を提供したMV、tofubeats「自由」が公開

株式会社stuのプレスリリース

株式会社stu(本社:東京都渋谷区、CEO:黒田貴泰、https://www.stu.inc/) は、松竹株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:迫本 淳一、以下「松竹」)の持つバーチャルプロダクション手法の研究開発拠点「代官山メタバーススタジオ」への技術提供し、tofubeats「自由」のMVを制作しました。

全編バーチャルプロダクション撮影によるワークフロー

バーチャルプロダクションはアメリカ、インド、韓国などでは多くのLEDスタジオが新しく設立され、映画やドラマでの制作作品数も増えています。 実際の被写体と仮想空間の背景を同時に撮影し、被写体と仮想背景がリアルタイムで合成されるため、撮影・編集時間やコストの削減が期待でき、CMやテレビ番組、映画など自由度の高い映像表現での利用が進んでいます。

この度stuは、ワーナーミュージック所属tofubeatsの新曲「自由」において、松竹グループの運営するバーチャルプロダクション手法の研究開発拠点「代官山メタバーススタジオ」を活用したミュージックビデオを制作いたしました。

代官山メタバーススタジオについて

代官山メタバーススタジオは小規模ながらも必要なバーチャルプロダクションの機能を詰め込まれたスタジオで、昨年1月にオープンした新しいスタジオです。 個人・法人問わず多様なクリエイターと共創することをキーワードとしております。

コンテンツ開発・技術検証を行うことで、未来のエンターテインメントに向けた取り組みを加速するためにミエクル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:井上貴弘)を運営主体とし、松竹グループが手掛ける映画・演劇事業におけるバーチャルプロダクションの活用ニーズを追求しています。

実証実験における概要

代官山メタバーススタジオにおいては、設置されているLEDウォールは他のバーチャルプロダクションに比べると非常にコンパクトです。

そのため、今回の実証実験においてはコンパクトなスタジオにおいてフットワーク軽く、かつクオリティの高い映像を完成することを目的としました。

UnrealEngine5により監督自身がカメラハンティングし、CGにおいての細かなディティール調整をしたり、美術への調整や演出による調整などを行っています。

また、スクリーンプロセスによる実写映像を使ったり、DCCツールを用いたレンダリング映像のカットを使ったりと、カットごとに全く違う撮影映像アセットを組み合わせて仕上げております。

制作過程を撮影した動画も、合わせてご覧ください

stuではこれまでもミュージックビデオ制作において、昨年リリースされたBE:FIRST「Betrayal Game」がBest R&B Video (最優秀R&Bビデオ賞)等受賞し、また日本に数台しか存在しない世界最速のモーションコントロールが可能な撮影機材「Bolt」を導入した実写ミュージックビデオとして技術的にも高く評価されております。

その他、stuで現在拡大に注力しているコンテンツ開発事業においてもショーランナーを起用した制作スタイルなど、グローバルスタンダードのワークフローを実施しています。

松竹グループとの連携を更に強めることで、今後もこのようなエンターテインメント領域におけるデジタル興行の事業化や、グローバルで展開可能なコンテンツの共同開発及び新たな制作手法の開発に取り組んでまいります。

stuについて 

stuは、「エンターテインメントの再発明」をミッションに掲げ、ボーダーレスなアイデアを創出するクリエイティブチームを中心に、5G、XR、メタバース領域のエッジテック事業と、ライターズルームやプレビズといった世界基準の映像制作ワークフローを導入したコンテンツ開発事業を掛け合わせ、エンターテインメントの新時代を創造する企業です。

・公式Twitter :https://twitter.com/stuinc_

・公式Facebook:https://www.facebook.com/stuinc00

・公式HP:https://stu.inc/

松竹グループについて

松竹株式会社(東京都渋谷区:代表取締役社長 迫本 淳一、以下「松竹」)では、研究開発拠点『代官山メタバーススタジオ』を軸に、多様なクリエイターと共創し、先端技術とクリエイティブ制作を繋ぐことで、映画・演劇事業における新たなコンテンツ制作手法の開発に取り組んでおります。

松竹のコーポレート・ベンチャー・キャピタルである松竹ベンチャーズ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:井上貴弘)第1号案件として、今年4月にstuに出資いたしました。

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