『Symphonic Seeds Project For Okinawa ビルボードクラッシックスの軌跡』 コンサートの歴史を振り返る企画展を沖縄タイムス社で開催!

阪急阪神ホールディングス株式会社のプレスリリース

ビルボードジャパン(株式会社阪神コンテンツリンク)は、沖縄タイムス1階エントランスにて、ポップアーティストとオーケストラによる公演を手がける「ビルボードクラシックス」をテーマにした企画展(展示会)『ビルボードクラシックスの軌跡』を開催することを発表した。5月31日午前10時から6月4日午後3時まで入場無料で開催される。

本展示会はビルボードクラシックスと指揮者・大友直人が立ち上げた琉球交響楽団支援プロジェクト「Symphonic Seeds Project for Okinawa」の一環。6月2、3日の両日、沖縄県内で開催されるコンサート「玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2023″Navigatoria”」(チケットは既に完売)の開催に合わせて企画された。
本展示会では、2015年~22年に玉置浩二が出演した公演の大型ポスターや、ビルボードクラシックスの10年歩みが描かれた年表のほか、藤井フミヤ、渡辺美里、今井美樹らが過去に出演した当時のパンフレットなどが展示される。また、過去公演のダイジェスト映像も放映される。開場時間は午前10時から午後6時までだが、最終日のみ午後3時に終了する。
なお、「Symphonic Seeds Project for Okinawa」プロジェクトでは、本展示会のほか、沖縄でオーケストラを身近に感じてもらうことを目的に、5月6日に那覇文化芸術劇場なはーとで「0歳児からのコンサート」と「ワンコインコンサート」も実施している。

【展示会情報】
■展示会名:
Symphonic Seeds Project For Okinawa ビルボードクラッシックスの軌跡

■会期:
2023年5月31日(水)~6月4日(日)午前10時~午後6時 ※最終日のみ午後3時まで

■会場:
沖縄タイムス社 1階エントランス(沖縄県那覇市久茂地2丁目2番2号)

■主催:
ビルボードジャパン(株式会社阪神コンテンツリンク)

■入場料:
無料

【注意事項・お願い】
※本展示会への玉置浩二その他公演関係者の出演はございません
※展示内容は変更となる場合がございます

【本展示会に関するお問い合わせ】
株式会社 沖縄タイムス社
https://okinawatimes.jp/contact/

ビルボードクラシックス

ロック・ポップス界の実力派ボーカリストとクラシックス音楽界のマエストロが指揮する管弦楽団がコラボレーションするオーケストラコンサート。2022年に10周年の節目を迎え、全国の音楽専用ホール等でこれまでに300公演以上開催している。
(公式サイト https://billboard-cc.com/classics/

琉球交響楽団プロフィール

NHK交響楽団で首席トランペット奏者を務めた祖堅方正が1990年に沖縄県立芸術大学教授に就任し、郷里で教鞭をとることになったことからはじまる。沖縄では実力の高い奏者でもプロとして活動するための受け皿がなく、卒業後は他の都道府県に出ていかざるを得ないことを憂いた祖堅は、沖縄にプロのオーケストラを立ち上げたいという思いを募らせ、2001年に琉球交響楽団が創設された。
「豊かな音楽文化が息づく平和な世の中づくり」をミッションにかかげ、定期演奏会のほか、小・中・高校での音楽鑑賞会、第3回、第4回世界のウチナーンチュ大会、沖縄本土復帰30周年、40周年、第46回米州開発銀行(IDB)総会など、政府や沖縄県からの依頼による演奏も多数行っている。また、より身近にクラシック音楽を楽しんでもらうために、2015年より「0歳児からのコンサート」「オーケストラで紡ぐ沖縄民話絵本の読み聞かせ」を開催、好評のシリーズとなっている。
2020年にはセカンドアルバム「沖縄交響歳時記(作曲:萩森英明)」をリリース。2021年3月に創立20周年を迎え、6月にはサントリーホールにて初となる東京公演を開催。県民に親しみ愛され、国際色豊かな沖縄県の顔となる交響楽団を目指し活動している。

琉球交響楽団が抱える問題
2021年10月、那覇市中心部に新しい複合文化施設「那覇文化芸術劇場 なはーと」が開館するなど、新たな動きが見える沖縄のクラシック音楽界であるが、依然として様々な課題も抱えている。
沖縄で活動を続けるプロオーケストラである琉球交響楽団には42人の楽団員が在籍しているが、定期公演のプログラムに必要な2管編成には人数が足りず、沖縄県外からもエキストラ奏者を招く必要があるため費用がかさんでいる。また定期公演以外では20人程度の編成で演奏するのがやっとという現状。一方で貴重な収入源だった学校公演もコロナ禍で減少し、人材的にも経済的にも厳しい状況が続いている。
楽団の発足から20年が経過したが、団員数も近年横ばいで、新たなファンと若い演奏家を育てていく取組みが急務となっている。しかし先述の理由から、沖縄県内で実施される大編成でのオーケストラ公演の数は潤沢とは言えず、琉響の演奏を聴き、活動を知る機会も限られている。また、多くの島々から構成されている沖縄県という地域の特性上、県内全域に演奏を届けるということだけでも、他都道府県と比べて多大な費用をかけて行わなければならない。フルオーケストラの演奏を聴ける機会を増やすとともに、琉響の活動ならびにオーケストラ文化を県内により広く認知してもらうために、離島を含む県内各地での演奏活動や学校公演など、琉球交響楽団が行っているアウトリーチ活動を支援する仕組みが必要である。

ビルボードジャパン https://www.billboard-japan.com/

発行元:阪急阪神ホールディングス
    大阪市北区芝田1-16-1

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