３月の来日公演の熱狂が未だ冷めやまぬ中、フェニックスが仏ハウスミュージック界のパイオニア＝ブレイクス＋ファルコンによる「WINTER SOLSTICE」のニューリミックスをリリース

The Orchard Japanのプレスリリース

photo by Emma Picq

“フレンチタッチ”とも呼ばれるフレンチスタイルのハウスミュージックのパイオニア、アラン・ブレイクスとDJファルコンの2人（Braxe + Falcon名義で活動中）が、友人でもあるグラミー受賞ロックバンド、フェニックスとコラボ。昨年11月にリリースされたフェニックスの最新アルバム『Alpha Zuzu』（アルファ・ズールー）からのニューシングル「Winter Solstice」（「冬至」を意味する）のリミックスを手掛けている。

フェニックスはこの夏、地元パリで開催される環境保護をコンセプトに据えた、エレクトロポップミュージックフェスティバルWE LOVE GREENでヘッドライナーを務めるほか、イギリスで開催のグラストンベリー出演や、ベックと共にダブルヘッドライナーによる北米ツアーを開催する。

共にフランス音楽界のレジェンドであり、長年の友人であるフェニックスとブレイクス＋ファルコン。その両者が、優美な「Winter Solstice」で完璧なコラボレーションを展開する。

Braxe + Falcon

フェニックスはブレイクス＋ファルコンとのコラボについて、こう語る。

「ファルコンとブレイクスによるこの曲のニューリミックスを聴いて、とても感動させられました。この曲は、僕達にとってパンデミック期の総括でもあり、期間中はずっとファルコンと連絡を取り合っていたので、スタート地点に舞い戻った気がしました。彼らの音楽は、ディープかつコンセプチュアルで、常に真摯である点が大好きです。ありがとう、僕達の親友」

一方のアラン・ブレイクスも同様にこう語る。

「フェニックスらしい、感動を呼び覚ます歌詞のとても美しい曲です。DJファルコンと彼らには、生涯続く友情があります。リミックスを手掛ける時点から、この曲が彼らの友情を象徴するものであり、音源ファイルを初めて貰った時には、いい意味でのプレッシャーがありました。そして突然、僕らは『Winter Solstice』が他の曲と違って、やはり12小節の繰り返しであることに気づいたのです。そこで閃きました。僕達は音のループが大好きですし、12小節はとても心地よく埋没できる音楽空間を生み出してくれます。かなりダウンテンポにしたので、クラブでプレイするのは難しいかもしれないけれど、トーマスの声を生かすには、それがベストな選択でした。気に入ってもらえると嬉しいです」

DJファルコンからも以下のメッセージが届けられた。

「30年来の友情と、大好きなバンドのリミックスを何度も試みた暁に、遂にこの日がやって来た！　いとことタッグを組んだ『Winter Solstice』のリミックスが完成。その信頼に感謝。親愛なるデック、クリス、ブランコ、トーマス、ありがとう」

「Winter Solstice（Braxe + Falcon remix)」は、絶賛された一連のシングル「Alpha Zulu」、「Tonight (feat. Ezra Koenig」、「Winter Solstice」、「After Midnight (feat. Clairo)」に続くニューシングル。オリジナルバージョンは、彼らの５年ぶりの最新アルバム『Alpha Zulu』に収録。ルーヴル宮内のパリ装飾芸術美術館で録音された最初のアルバムだ。

バンド自身によってプロデュースされたアルバムは、フェニックスが最も得意とする、ごく自然に思えるキャッチーなメロディと、常に革新的なプロダクションとが融合。フェニックスが過去20年間に最も愛されたバンドのひとつである理由をすぐに思い出させてくれる作品であり、ポップカルチャーに対するバンドの不変かつ継続的な影響力をより強靭なものとした。昨年発表された中で最も愛されたアルバムの１枚となったのは言うまでもない。

【リリース情報】

・Phoenix 「Winter Solstice (Braxe + Falcon Remix)」配信中

配信リンク：https://wearephoenix.lnk.to/WinterSolsticeBraxeFalcon