株式会社パシフィックボイスのプレスリリース
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)の代表を務める俳優・別所哲也は5月30日(火)、東京都庁にて小池百合子都知事を表敬訪問しました。
今年でインターナショナル部門は25年目、東京都と共催のアジア・ジャパン部門は20周年を迎える映画祭。開催テーマ「UNLOCK(解放)」という別所の説明を聞き、小池都知事は「それぞれの節目の年を無事に迎えられたこと、コロナ禍でも変わらずに歩みを進めてきたことに、心より敬意を評したいと思います。映画には、人々の夢、感動、そして人と人との繋がりが詰まっています。私も毎年楽しみにしています。1200日のコロナとの戦いからUNLOCKし、東京の魅力がショートフィルムを通して、また広く世界に伝わってほしい。」と、お祝いの言葉とともにコメントしました。
表敬訪問では、多彩な「東京」の魅力を発信するためにSSFF & ASIAと東京都が連携し、「東京」をテーマにしたショートフィルムを世界から公募する「Cinematic Tokyo部門」の優秀作品を小池都知事から発表。本年は全世界から273本の応募があり、5作品が最終選考に残りました。優秀賞(都知事賞)に選ばれたのは、2014年アメリカから日本へ移住したレイモンド・ドーン監督による『君のかけら / Pieces of You』。別所からは「海外に住む外国人男性と、東京に住む女性のラブストーリー。女性が彼に東京の観光スポットをスマホで実況中継するシーンなど、東京の魅力が満載でありながら、二人の恋に危機的なことが起こりハラハラドキドキさせる演出があるなど、完成度が高かった。」と紹介。
さらに、東京都と本映画祭による6回目となる映画製作プロジェクトも紹介。今年の製作作品には過去のジャパン部門で受賞歴のある八幡貴美監督を迎え、臼田あさ美さん、青木崇高さんが出演し、東京都が推進するサステナブル・リカバリーについてを映像・ドラマで表現する『妻の電池切れ』という作品が完成したことが発表されました。
本日、この表敬訪問にて予告編が初披露され、「東京は電池が切れることがないように、サステナブル・リカバリーをしていかなくてはならない。ガイドブックには載らない、日常の東京の魅力が沢山詰まっています。また、伝わる方向をより練りこんだ形として、日本語字幕や音声ガイドを使用した作品のバリアフリー化はとても大事だと考えます。」と称賛しました。
『妻の電池切れ』は映画祭YouTubeにて、シネマチック東京部門優秀賞受賞『君のかけら』は映画祭オンライン会場にて、本日、世界に向けて配信が開始され、6月9日(金)からは都内映画祭会場での上映も行われます。
表敬訪問後に別所は、「1年1年の積み重ねでアニバーサリーイヤーを迎えられた。ショートフィルムは短い時間の中でシネマチックに伝えることができるのが魅力であり、その素晴らしい監督や脚本家を応援できる場として、映画祭を盛り上げていきたい」と、本映画祭への意気込みを語りました。
SSFF & ASIA は東京都と2016年より共催し、都の観光施策である「東京ブランド」を発信するコンペティションとして「Cinematic Tokyo 部門」を設置。本日発表された本部門の優秀賞作品『君のかけら』は、6月26日(月)に行われるアワードセレモニーにて都知事賞が授与されます。
名 称: ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 代表 別所哲也 表敬訪問
日 時: 2023年5月30日(火)11:00~11:15
登壇者: 小池 百合子氏(東京都知事) 、別所 哲也(SSFF & ASIA 代表)
東野 正剛(SSFF & ASIAエグゼクティブディレクター)、武笠 祥子(SSFF & ASIAフェスティバル
ディレクター)
2016年に設立された「Cinematic Tokyo」部門は、多彩な「東京」の魅力を国内外に発信するショートフィルムを全世界から募集。今年は全世界から273本集まり、最終選考に5作品が選ばれ、本日小池都知事により優秀賞の『君のかけら /Pieces of You 』が発表されました。 本作品は5/30~7/10までオンライン会場で配信、6/9~の東京会場での上映でもご覧いただけます。
『君のかけら / Pieces of You』
監督:Raymond Doan
日本/ 21:23 / ドラマ / 2017
東京を巡る若いカップル。日本に住んでいない男は、女のスマホの画面を通してでしか東京を見ることができない。
恋人に夢中になり親友を失望させてしまった女はこれからどうすべきなのか。
作品紹介ページ
https://shortshorts.org/2023/program/tokyo/pieces-of-you/
2022年から始動した「サステナブル・リカバリープロジェクト」の初めての製作作品となる、『妻の電池切れ』が完成いたしました。本作品は過去のジャパン部門で受賞歴のある八幡貴美監督を迎え、臼田あさ美さん、青木崇高さんが出演し、東京都が推進するサステナブル・リカバリーについて美しい映像美と繊細な描写で表現されております。
本編は、本日よりYouTubeにて公開となります。
『妻の電池切れ』
脚本・監督:八幡 貴美
キャスト:臼田あさ美、青木崇高、村雨辰剛
日本 / 21:06 / ドラマ / 2023
東京に住む夫婦のハナとユウスケは3年前のある出来事をきっかけに互いの気持ちに距離を感じ、一人一人で過ごす事が多くなっていた。二人はその距離を埋められず、離婚届を前にして気持ちを決めきれないままカラオケに来ていた。ハナが半ばやけくそに歌う中、電気の供給が逼迫した東京は停電してしまう。と、同時にハナは倒れてしまうのだった。
作品紹介ページ: https://shortshorts.org/2023/program/tokyo/my-wifes-battery-is-dead/
本編: https://shortshorts.org/2023/program/tokyo/my-wifes-battery-is-dead/
本編音声ガイド版:https://www.youtube.com/watch?v=62q4KP8Qgmg
監督:八幡 貴美(やわた きみ)
多摩美術大学油画専攻卒、東北新社OND°に所属し広告映像に関わりながら映画を撮る。
前作「ヒゲとレインコート」がssff&asiaに入賞。韓国・イタリア・ドイツ・ニュージーランド・オランダなどで上映。
キャスト:臼田あさ美
1984年10月17日生まれ、千葉県出身。映画では『南瓜とマヨネーズ』『架空OL日記』『私をくいとめて』『ウエディング・ハイ』『雑魚どもよ、大志を抱け!』などに出演。
ドラマでは『家売るオンナ』『オクト―~感情捜査官 心野朱梨~』『ちょい釣りダンディ』、『目の毒すぎる職場のふたり』『ブラッシュアップライフ』など数多く出演。
キャスト:青木崇高
大阪府八尾市出身。
主な出演作に、映画『るろうに剣心』シリーズなど。大河ドラマ『龍馬伝』『平清盛』『西郷どん』『鎌倉殿の13人』などに出演し、現在、野木亜紀子脚本、WOWOW連続ドラマW『フェンス』が配信中(2023)
大ヒット韓国映画シリーズの最新作『犯罪都市3 NO WAY OUT』ではメインキャラクターとしての出演が決まっている。
バラエティ番組『セブンルール』(2017〜2023)、『ララライフ』(2023〜)ではメインMCを務めており、活躍の幅を広げている。
キャスト:村雨辰剛
北欧スウェーデン生まれ育ち。幼い頃から語学が得意で外国に興味を持つ。 スウェーデンとなるべく違う環境と文化の中で生活してみたいと言う気持ちがきっかけで、日本 に興味を持ち日本語を勉強し始める。 やがて日本語の上達と共にその気持ちはいつか日本で日本人として暮らしたいと言う目標に。高校を卒業すると、特技である語学能力を活かし日本で語学(スウェーデン語や英語)の講師とし て働き始める。23歳の時にもっと日本伝統文化と関わって仕事がしたく、造園業に飛び込み見習い庭師に転身。26歳の時に念願の目標であった帰化許可を頂き、日本国籍取得と村雨辰剛に改名。2021年のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では米軍将校役として出演。NHK Eテレ「趣味の園芸」ではナビゲーターとしてレギュラー出演中。著書『村雨辰剛と申します。』(新潮社)発売中。
【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 概要】
■開催期間:6月6日(火)~6月26日(月)
オンライン会場は4月27日(木)~7月10日(月)
■上映会場:TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT(渋谷)、
二子玉川ライズ スタジオ & ホール、 ユーロライブ、表参道ヒルズ スペースオー、
赤坂インターシティコンファレンス、オンライン会場にて予定
※開催期間は各会場によって異なります
■料金:会場上映:無料 (予約開始は4月27日~)一部有料イベントあり
■一般からのお問い合わせ先:info@shortshorts.org
■オフィシャルサイト: https://www.shortshorts.org/2023
■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
※新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、時期または内容を変更する場合があります。