Insight Tech、ビジュアルボイスと共同で文章解析AIを用いてBranded Movieの企画・制作~効果検証を一気通貫でサポートする「AIフィルム・ドクター」を開始

株式会社 InsightTechのプレスリリース

株式会社 Insight Tech(東京都新宿区、代表:伊藤友博、以下 Insight Tech)は、映像の力で共感コミュニケーションを生み出すモノガタリ カンパニー 株式会社ビジュアルボイス(東京都渋谷区、代表: 別所哲也 、以下 ビジュアルボイス)と共に、文章解析AIを用いてBranded Movieの企画・制作~効果検証を一気通貫でサポートする新サービス「AIフィルム・ドクター」の提供を開始します。

  • なにをするのか

「Branded Movie」とは新しいブランディング&マーケティングのアプローチであり、企業や地方自治体が伝えたい「想い」を広告メッセージだけでなく、ストーリーとして紡ぎ、映像作品として仕立てる新しい取り組みです。

これまで、Insight Techとビジュアルボイスは共同事業「BRANDED CINEMA VOICE」を通じて、生活者の「声」から人々が感じるインサイト・期待を炙り出し、これをBranded Movie(映像作品)として制作・発信する取り組みを進めて参りました。

そして今般、「BRANDED CINEMA VOICE」の新たなサービスとして、「AIフィルム・ドクター」の提供を開始します。

本サービスでは、①Branded Movieの企画段階での脚本等を文章解析AIでスコアリング(点数化)し、コンセプト・企画意図に沿った構成となっているかをチェック・見直しするとともに、②映像制作後に、Branded Movieがユーザー(生活者等)の心に響き企業や商品に対するロイヤルティを生み出したかをAIを用いて効果検証します。

「AIフィルム・ドクター」により企業や地方自治体等が期待するBranded Movieの価値をより高めることが可能となるだけでなく、クリエイター一人ひとりの表現を科学的にサポートすることが可能となります。

なお、本サービスはクリエイターの個性や創造力を代替・否定するもので一切なく、寧ろ、彼らの個性や創造力を高め、且つBranded Movieの価値を高めることにつながる未来的で革新的な取り組みであります。

  • なぜするのか

デジタルメディアの普及やこれに伴うメディア接触の多様化に伴い、企業や地方自治体等が発信するメッセージも画一的で供給者起点のものではなく、SNSでやりとりされるコミュニケーションと同様、「共感」を促すことが重要となっています。

そのようななかで、企業や地方自治体等が伝えたい「想い」を広告メッセージだけでなく、ストーリーとして紡ぎ、映像作品として仕立てる「Branded Movie」の取り組みが拡がってきました。

両社はこれまで、「BRANDED CINEMA VOICE」を通じて、生活者の「声」」から人々が感じるインサイト・期待を炙り出し、ここからBranded Movie制作のコンセプトを構築し、映像作品を制作・発信する取り組みを進めてきました。

一方で、映像作品を企画する段階で「コンセプト通りの構成・脚本等になっているのか」、そして映像作品を制作した後に「コンセプトがユーザー(生活者等)に響いたのか」の判断が主観に委ねられ曖昧となってしまうとの課題があるとの認識に至りました。これはBranded Movieの効果を確認し、価値を拡げていく上で大きな制約となると考えました。

そこで今回、「AIフィルム・ドクター」を通じ、文章解析AIを活用して「コンセプト通りの構成・脚本等になっているのか」、「コンセプトがユーザー(生活者等)に響いたのか」を科学的に検証・アセスメントするサービスを開始することとなりました。

  • AIフィルム・ドクターのサービス内容

①企画・制作段階での脚本等のアセスメント

Branded Movieで届けたいコンセプトが脚本等で表現されているかを文章解析AIで評価・スコアリング(点数化)。脚本等のタイムラインに沿ってスコアリングすることでコンセプトに合った構成・表現への見直し・磨き上げが可能になります。

 

②完成したBranded Voiceに対する共鳴度評価による効果検証

Branded Movieを視聴したユーザー(生活者等)の感想コメントを文章解析AIでスコアリング。どのコンセプトがユーザーと共鳴できたのか、それがロイヤルティ(購買意向や企業への愛着)に繋がったのかを評価・検証します。

  • AIフィルム・ドクターによって実現したい“未来予想図”

AIフィルム・ドクターによって実現したい“未来予想図”は大きく以下の3つのシーンです。

Branded Movieの価値を高めるだけでなく、クリエイターの育成や発掘に繋がることを期待しています。

シーン1:クリエイター自身が複数の脚本案をAIで評価し、コンセプト通りの内容になっているかをチェック。より良いと思える案を自身のポートフォリオとして登録。

シーン2:登録されたクリエイターのポートフォリオを踏まえ、新しく企画されるBranded MovieのコンセプトにあったクリエイターがAIによって発掘・マッチングされる。

シーン3:Branded Movieを視聴した生活者が感じた感想が企業に届く。更にこれがAIで評価され、想いが伝わったかどうかが企業側で理解でき、生活者との距離を縮めることができる。

 

  • 両社のこれまでの共創と強み

Insight Techとビジュアルボイスは、2021年6月にビジュアルボイスが運営に携わる米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭 ショートショート フィルムフェスティバル & アジアにて、映画祭に寄せられた声をAIが解析し、新しい映画コミュニケーションを創造するプロジェクト「Cinema Voice」を実施。今回が3回目のコラボレーションとなります。

共同事業「BRANDED CINEMA VOICE」並びに新サービス「AIフィルム・ドクター」では、世界で唯一「不満」を集める不満買取センターと文章解析AIによる生活者インサイトの炙り出しに強みを持つInsight Techが実施するデータ解析・洞察に基づき、映像企画ノウハウと2万人のクリエイターネットワークをもつビジュアルボイスが映像製作を担います。

  • どんなテーマでできるのか

貴社・貴団体のVisionや理念に込めた想いの映像化はもちろん、新規事業で実現したい世界観の映像化、社会課題解決に向けた挑戦の映像化、人財採用・育成・活躍に向けて大切していることの映像化など、多様なテーマで「声」×「ストーリー」×「映像」で一歩先のマーケティング強化・ブランディングを実現します。

  • 2023年6月14日BRANDED SHORTS 2023セレモニーにて企画発表!

2023年6月14日に開催されるBRANDED SHORTS 2023セレモニーにて、映画祭主宰であり、株式会社ビジュアルボイス代表の別所哲也氏より「AIフィルム・ドクター」の概要及びAIによる検証結果を発表いたします。なお、検証結果の詳細については後日プレスリリース予定です。

国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル 2023」

BRANDED SHORTS 2023セレモニー

・日時:2023.6.14 14:00~
・会場:赤坂インターシティコンファレンス AKASAKA INTERCITY CONFERENCE CENTER, the AIR
・料金:無料
・参加申し込みURL:https://shortshorts2023akasakaair0614.peatix.com/
・セレモニーHP:https://shortshorts.org/2023/branded-ceremony/
※ イベント内容・上映作品は予期せぬ事情により、変更になる可能性がございます。

<株式会社 Insight Tech 企業概要>

生活者の想いとその背景にある価値観変化を「スピーディ」かつ「客観的」に見つけ出し、価値創造につなげるエキスパート。73万人の会員からなる「不満買取センター」を通じ、3,800万件に上る独自の生活者データを収集・蓄積。京都大学との産学連携で構築した文章解析 AI「ITAS(アイタス)」を用い、膨大な生活者データから新たな価値を読み解くインサイトドリブンによって、あらゆる領域の企業様と価値共創を推進しています。

・設立:2012 年 6 月
・代表取締役社長:伊藤 友博
・所在地:東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー
・企業サイト:https://insight-tech.co.jp/
・事業内容:
 自然言語処理・機械学習等の人工知能によるデータ解析受託
 マーケティング調査やレポート作成
 企業プロモーションやブランディングサポート
 不満買取センターの運営

株式会社 Insight Tech 代表取締役社長
伊藤 友博

早稲田大学大学院理工学研究科建設工学修了。1999年、株式会社三菱総合研究所に入社。ビッグデータマーケティング領域のコンサルタントとしてナショナルクライアントのマーケティング高度化を伴走。その後、同社にてAIを活用した新規サービスを事業化。2017年、代表取締役社長として株式会社不満買取センター(当時)に参画。

「声が届く世の中を創る」ことを目指し、データ×AIドリブンによるイノベーション創出、そして社会変革を日々夢見る。

<株式会社ビジュアルボイス 企業概要>

(株)ビジュアルボイスは、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル&アジアの関連会社として、世界のクリエイターと企業・団体の課題をつなぎ、「映像製作事業」「イベントプロデュース事業」「コンテンツライツ事業」「メディア事業」の4つの事業を軸に、新たなビジネスソリューションを創造しています。

・設立:2006年
・代表取締役社長 別所哲也

株式会社ビジュアルボイス 代表取締役社長
別所 哲也

慶応義塾大学法学部法律学科(国際法)卒業。90年、日米合作映画『クライシス2050』でハリウッドデビュー。その後、映画・ドラマ・ 舞台・ラジオ等で幅広く活躍中。 「レ・ミゼラブル」、「ミス・サイゴン」などの舞台に出演。 99年より、日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル」を主宰し、 文化庁長官表彰受賞。 観光庁「VISIT JAPAN 大使」、映画倫理委員会委員、外 務省「ジャパン・ハウス」有識者諮問会議メンバーに就任。 内閣府・世界で活躍し『日 本』を発信する日本人の一人に選出。第1回岩谷時子賞奨励賞受賞。第63回横浜 文化賞受賞。

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