Japan Expo ジャパン・エクスポのプレスリリース
https://www.japan-expo-france.jp/jp/
Japan Expo(ジャパンエキスポ)は、ヨーロッパ最大の日本文化と世界のエンターテイメントの祭典です。マンガ、アニメ、ゲーム、音楽、ファッション、Vチューバ-などのポップカルチャー並びに、芸能、美術・工芸などの地域・伝統文化、訪日・観光、食文化など、日本を多角的に発信しています。2000年の初開催以降、20年にわたり開催し続けましたが、コロナ禍に入り、20年、21年と開催延期を経験。悔しい気持ちを次回へのエネルギーに変え、今後のポップカルチャーの展開を見据えたJapan Expoの在り方を模索しました。ロゴの刷新、新ブランド『Amazing』の誕生、日本以外のポップカルチャーを受け入れる新エリアの創出など、新たな試みにチャレンジしました。そして3年ぶりの開催となった昨年は、再出発の意味を込めた「フェニックス」というテーマで開催。過去最高の25万4千人を動員し、Japan Expo史上初となるチケット完売日もでるほど、弊社にとっては記念すべき第21回開催となりました。
海外の往来が活発化している今年はさらなる飛躍の回を目指してまいります。とりわけ日本の渡航制限が解かれた本開催は、日本からの出演者や出展者が大幅に増える見込みです。今年は、480名(内日本から235名)を超える出演者、500のステージイベントを予定しております。また、ライセンスビジネスの商談の場として会場内に設置するBtoBセンターの商談ルームは、ほぼ予約で埋まっており、Japan ExpoのBtoBtoCの役割の大きさも垣間見られます。アーティストによるステージショーのほか、ゲストによるカンフェランスやシンポジウム、パネル展示、プレミア上映、欧州15か国が参加するコスプレ大会『European Cosplay Gathering』(略称ECG)など多数の催しも開催します。
ゲストは、漫画・アニメジャンルからは、フランスでも実写化された『シティ・ハンター』『キャッツ・アイ』などで知られる漫画家北条司さんが名誉ゲストとして、TVアニメ『聖闘士星矢』 、『ドラゴンボール』、『ONE PIECE』を手掛けたアニメーター井上栄作さん、TVアニメ『金田一少年の事件簿』の作画監督、『聖闘士星矢』、『ONE PIECE』総作画監督を務めた市川慶一さん、漫画家で国会議員でもある赤松健さん、『少年ジャンプ+』と『週刊少年ジャンプ』の副編集長も登壇します。(ゲスト詳細は後述のゲスト一覧を参照)
アーティストは、アニメ『ブラッククローバー』の主題歌でおなじみのシンガーソングライターのビッケブランカさんが音楽名誉ゲストとして、アイドルグループの櫻坂46、そしてJapan Expoのレジェンド的存在であるYoshikiさんも登場します。ベテランから期待の星まで、様々なジャンルが集うヨーロッパ最大のJミュージックシーンは必見です。そして、今後の活躍が期待されるアーティスにとっては、トランポリンの機会です。キャラクターの『くまモン』はコロナ禍後初のゲスト出演となります。
舞台芸術関係では、ユースシアタージャパンが、60名の若者による表情・身体表現のみによるパフォーマンスを海外初遠征するほか、漫画専門の出版社である株式会社コアミックスが熊本を拠点に旗揚げした女性だけの劇団096k熊本歌劇団も登場します。VTuberグループにじさんじからは、総勢10人のVTuberが参加し、日本語と英語でトークを行う予定です。
ゲーム関係では、任天堂などが出展するほか、バンダイナムコの新作『Tamagotchi Uni』が、会期中の7月15日に世界同時発売のローンチイベントを開催します。CyberConnect2の代表松山洋さんによるマスタークラスもあります。ステージ上でゲストや参加者がゲームを競う「ジャパンエキスポゲームショー」を開催します。
2006年以来、途切れることなく毎回ご出展いただいている日本政府観光局(JNTO)は、Japan Expoの観光エリアのシンボル的存在です。観光エリアブースも多数出展予定で、昨年に引き続き埼玉県、富士吉田市、今年は愛知県、熊本県、瀬戸市、備前市など各都市のほか、2025年に開催される大阪・関西万博も出展します。食関連では、昨年に引き続き農林水産省とJETROパリが出展し、今年は、ライスバーガー販売前の反応をテストマーケテイングするなど、試食やデモンストレーションを行い日本の食文化をPRします。食に特化したWashokuステージでは、パリの串カツ店、Kushikatsu Bon日本人シェフ、伊藤聖一シェフが家庭で作れる日本食をレクチャーします。さらに、アーティストのビッケブランカさんがフランス人人気シェフと共演して、家庭料理を実演します。このようにジャンルを問わずコラボレーションが起こるのもJapan Expoの魅力です。日本の伝統工芸を紹介するWabi Sabiエリアでは、95人の手工芸クリエーターが作品を展示するほか、「東京手仕事」から12名の伝統工芸職人・事業者さんが出展予定です。
Japan Expo会場以外でのイベントも開催しています。7月20日を#MangaDayとして、SNS上で漫画を祝う記念日としてから今年で3年目になりますが、今年は、日本のデジタル版漫画プラットフォームを運営するManga.io との共催、楽天ペイによる後援で、「MangaWeek」を7月13日~20日まで開催します。開催場所はパリ市内で、オペラ界隈にある10の日本食レストランや関連店が参加し、漫画にまつわる期間限定メニューや福引をご用意しています。Japan Expoに参加した後は、興奮は冷めやりませんがお腹は空きます。ディナーはパリの日本食レストランで、引き続きJapan Expoのオフ会をお楽しみください。
Japan Expoはフランス国内のみならず国境を越えヨーロッパで最も注目を集める日本文化のフェスティバルとなっています。Japan Expoは日本文化をこよなく愛する団体として、日本文化の価値をフランスはもちろん、広く世界に発信し普及させる活動を今後も展開してまいります。
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【 2023年 開催概要 】
名 称: 第23回 Japan Expo
会 期: 2023年7月13日(木)~7月16日(日)
会 場: パリ・ノール・ヴィルパント展示会場
Parc des Expositions de Paris-Nord-Villepinte
93420 Villepinte France
主 催:SEFA EVENT(セファ イベント/JTS GROUP)
規 模: (2022年実績)来場者25万4,084人、会場面積 140,000㎡、出展ブース 944(内日本からの出展96)
ステージ:13
エリア:12テーマ
ショーケース、コンサート:68
カンフェランス:73
ショー(音楽以外):49
上映・試写会:13時間
パネル展示:6
【 2023年 Japan Expo出演ゲスト・企画 】(敬称略・ABC順、五十音順)
■漫画:赤松健、硬梨菜&不二涼介、桜谷シュウ、萩原ダイスケ、北条司
■アニメ:市川慶一、井上栄作、堤尚子、吉成曜
■アーティスト:BANZAI JAPAN、*ChocoLate Bomb!!、MION、MUSÉ、U&pia、Vicke Blanka、Youth Theater Japan、Yukka、アマギセーラ、アルテミスの翼、剱伎衆かむゐ、小林未郁、櫻坂46、096k熊本歌劇団、なつみゆず&渡川いくみ、ばってん少女隊、森美沙紀、山本詠美子
■Vtuber:アイク・イーヴランド、ヴォックス・アクマ、エリー・コニファー、鈴木勝、たつきセレン、竜胆尊、長尾景、闇ノシュウ、ルカ・カネシロ、ロゼミ・ラブロック
■ユーチューバー:MITSU 、Ichiban Japan(富士吉田市ブースにて)
■キャラクター:くまモン(熊本県)
■ゲーム :『サイバーパンク2077』拡張パック「仮初めの自由」先行デモ
■プレミア上映:TVアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」第1話~3話
■ナイト上映会&『僕のヒーローアカデミア』、『名探偵コナン』、TVアニメ「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」第1話~3話
■パネル展示:「北条司スペシャル展示」、「手塚治虫・『ブラックジャック』生誕50周年記念展示』、「日本探訪~京都、福岡、札幌、神戸、高松、金沢」、「テーマ『調査とミステリー』漫画展」
■プロジェクト:アフターJapan Expo「MangaWeek」
【 2023年 Japan Expo出展企業 】(ABC順、五十音順)
今年は、世界各国から900程度。
■日本の出展企業(一部抜粋):
・企業:Anique、bona、CyberConnect2、ENBAN、JR東日本、WACHAJACK、アニプレックス、クロノリンク、キャビネット、ゴーゴーカレーグループ、シモジマ、任天堂、バンダイナムコ、パックインタカギ、ファイナル、北信越日本酒酒造団体、楽天
・官公庁・地方自治体:JETRO(日本貿易振興機構)パリx 農林水産省、愛知県、大阪・関西万博、熊本県、埼玉県、瀬戸市、東京手仕事の12の事業者、日本政府観光局JNTO、備前市、富士吉田市、北信越日本酒酒造団体
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【トマ・シルデ(Japan Expo共同創設者)からのメッセージ】
日本の皆さん、こんにちは!
昨年、3年ぶりにJapan Expoが復活しました。
2022年は過去最高の25万4千人の動員を記録しました。日本への入国規制がまだある中で、2022年の開催に参加してくださったゲストや出展者の皆さま、この場を借りて改めてお礼申し上げます。また仏・欧州企業やメディアからの引き合いも多く、多様なコラボレーションが誕生しました。さらに、Japan Expo史上初となるスポンサー提携も実現。世界No.1のマンガアプリを開発・運営する株式会社カカオピッコマは、フランスで「ピッコマ」サービスの提供開始にあたり、Japan Expoの発信力とコミュニティを活かし、フランス・欧州進出に向けてブランディングを開始しました。24年までの3年間のお付き合いとなります。
さて、Japan Expoは2年間開催延期を余儀なくされていましたが、その間ポップカルチャー関連業界は、益々勢いを増しています。日本に次ぐ第二の漫画大国フランスでは、現在、なんとBD市場の57%を漫画が占めています。漫画・アニメ・ゲームなど、日本のコンテンツは根強い人気です。
その一方で、IPビジネスの市場は猛スピードで変革と発展を遂げています。音楽・ドラマ・電子漫画の分野は、日本以外の国、とりわけアジアからの発信力がニューブームとなっています。世界規模でポップカルチャー市場を牽引してきた日本、そのソフトパワーは今後どのような変遷をとげるのでしょうか。
22回目のJapan Expo開催まであと一カ月に迫りました。日本、そして世界のコンテンツを惹きつけるJapan Expo会場で皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています!
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【 Japan Expoとは 】
Japan Expoは、フランスのパリ近郊にて開催される日本カルチャーの多様性を発信する祭典です。設立は2000年で、日本のポップカルチャーを愛するフランス人、ジャン=フランソワ・デュフール、サンドリーヌ・デュフール、トマ・シルデにより立ち上げられました。現在パリのみならず、南仏にあるマルセイユ市で、Japan Expoシュードを、フランスの中央に位置するオルレアン市でJapan Expoサントルも開催しています。
取り扱うテーマは多岐にわたり、アニメ・映画、音楽、食文化、マンガ・文芸、ファッション、玩具・ホビーグッズ、ライフスタイル、教育、ゲーム、スポーツ・武術、観光、伝統文化、自動車産業、先端テクノロジーの合計15のテーマで展開、幅広いジャンルの多様な日本文化を発信しています。会場では、ファッションショーやコスプレイベント、ゲームデモンストレーション、パフォーマンス、上映会、ライブやコンサート、文化人やアーティストのサイン会、マスタークラス、講演会、漫画やアニメに出てくる料理の講習会、ブースでの販促活動などが行われます。フランスの伝統産業と日本のポップカルチャーとコラボレーションを行う『日仏コラボ』といった日仏交流の成果例もあります。2022年から、日本以外のポップカルチャーを扱う『Amazing』エリアも新設しました。
2022年の出展者数は世界各国から944の出展ブース(内日本からの出店96)が参加しました。会期中は、13の公式ステージを設置、イベントはステージイベントやサイン会、コンサートなど合計506回実施するなど充実した内容で実施しました。来場者は20代の感度の高い若者を中心に、近年では、家族層まで幅広い世代にも浸透しています。老若男女世代を問わず楽しめる理由は、取り扱うテーマが幅広く多岐にわたり、それが日本文化の奥深さ、多様さ、面白さの表現につながっているからです。来場者の趣味嗜好は様々ですが、誰もが「自分が好きな日本カルチャー」を会場で見つけることができます。また、一般来場者のBtoC向けコンテンツに加え、BtoBのニーズにもこたえるべくビジネス専用エリアも設けております。Japan Expoは多岐に渡る分野の業界関係者が来場し、日本のコンテンツ市場の動向を知る重要な場所となっています。
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【 主催会社概要 】
■SEFA EVENT(JTS GROUP)
代表 :ジャン=フランソワ・デュフール、トマ・シルデ、サンドリーヌ・デュフール
所在地 :14 Place Georges Pompidou 93160 Noisy‐Le‐Grand France
■ 沿 革
・2000年 :ジャン=フランソワ・デュフール、サンドリーヌ・デュフール、トマ・シルデがJapan Expoを創立
・2007年 :Japan Expo企画・運営会社 SEFA EVENTを創立。Japan Expoがヨーロッパ最大の「日本文化とエンターテイメント」のフェスティバルに成長
・2009年 :日本外務省より外務大臣賞受賞
・2011年 :総務省後援 第16回AMDアワード功労賞
・2013年 :文化庁長官賞を受賞
・2018年 :文化庁創立50周年記念表彰受賞
来場者24万人を記録し、農業サロン、モーターショーに次いで、フランス国内で開催される全てのイベントの中で3番目に大きな規模(※)に成長。
・2019年 :創立20周年を迎える。第20回Japan Expoを開催
・2022年 :コロナ禍による2年の延期を経て第22回Japan Expo開催。過去最高の25万4千人超を動員。
世界のポップカルチャーを発信する『Amazing』ブランドが誕生。
※フランスの見本市・展示会の認証機関INFORAの公認集計による一日来場者数のランキングより
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