ビッグ・アイ共働機構のプレスリリース
アジア4か国・地域の振付家、障害のあるダンサーによるダンス・ワークショップを開催!
2023年8月26日、27日の2日間、国際障害者交流センタービッグ・アイで、ダンス・ワークショップ『Breakthrough Journey Dance Camp』を開催することをお知らせいたします。
ビッグ・アイでは、2020年度から「日本とアジア、多様な人と文化の共創」をコンセプトに、様々な企画を実施してきました。今年は、日本とアジア、さらには障がいのあるダンサーとの舞台芸術を通じた交流と連携を推進すべく、アジア4か国・地域のアーティストによる2日間限定のダンス・ワークショップを開催します。
講師には、2022年秋に上演した舞台公演DANCE DRAMA「Breakthrough Journey」の振付を担当するなど、国内外で活躍するダンスカンパニーDAZZLE、ろう者によるダンスカンパニー林靖嵐舞蹈團(台湾)をはじめ、障がいのある人との創作活動を行う国内外の振付家や、障がいのあるアーティストを迎え、障がい、国籍、文化や言語など異なる背景を持つ人々が出会い、参加できる、5つのダンス・ワークショップを提案します。
多様な人と文化の共創を通じて、多様性を受容し、互いに尊重し認めあえる社会の実現をめざします。
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開催概要
■日 程: 2023年8月26日(土)- 8月27日(日)
■会 場: 国際障害者交流センタービッグ・アイ 多目的ホール
■参 加 料: 無料・要事前申込
■参加対象: 障がいの有無や国籍、年齢、性別、プロ・アマを問わずダンスに自身のある方
*未就学児不可
■情報サポート:手話通訳(日本語)、日英逐次通訳
■主 催: 国際障害者交流センタービッグ・アイ、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
■連 携: 大阪府
■後 援: 大阪府教育委員会*、国際交流基金*
■協 力: 藁工ミュージアム ・NPO蛸蔵、DANCE CREAM、 Normalization Dance crew LIBERTY、
林靖嵐聽障舞蹈團、香港展能藝術會、ART:DIS (Singapore) Ltd.
日本 ASEAN 友好協力50周年記念事業*
*一部のプログラムを除く。
詳細については、ビッグ・アイウェブサイトをご覧ください(https://www.big-i.jp/)。
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講師プロフィール
■DAZZLE(日本)
ストリートダンスとコンテンポラリーダンスを融合したダンススタイルで、独創性に富んだ作品を生み出し続けるダンスカンパニー。代表作「花ト囮(はなとおとり)」は国内外で受賞多数。世界三大演劇祭の一つ、ルーマニア・シビウ国際演劇祭など数々の演劇祭に招聘。体験型公演「イマーシブシアター」の旗手としても名高く、現在上野で常設公演「Lost in the pages」を上演中。
■森田かずよ(日本)
先天性の障がいを持ち、ダンサー・俳優として活動。障がい者を含む市民参加のダンス公演演出、ワークショップやレッスンなども行う。神戸大学人間発達環境学研究科博士前期課程修了。東京2020パラリンピック開会式ソロダンサー。
■田畑真希(日本)
タバマ企画主宰。滑稽なまでにガムシャラにユーモアを散りばめながら時間を紡ぐ作風には定評があり国内外で活動。性別、年齢、国籍、障がいの有無など差異を超えて、誰もが楽しみながら出来る身体表現の促進を展開中。
■小倉卓浩(日本)
「DANCE CREAM」主宰。よさこい「AZUKI」演出。身体と様々なものとの関係性を通して、動きに内包されたものを紐解きながら、年齢を重ねても向上し続け得るものを追求する。
■新城ゆきえ(日本)
2017年 Normalization Dance crew LIBERTY 発⾜。⼦どもから⼤⼈まで障がいの有無を問わず在籍している。“様々な選択肢を平等に、⾃由を⾃分で掴み取る”を⽬標に、ストリートダンスの要素を⽤いて、リバティーならではの⾳楽表現を追求している。
■Hui Chun Kit, Cyrus(香港)
香港展能藝術會の振付家で、ダンスカンパニー「Siu Lung Fung Dance Theater」 アーティスティック・ディレクター。香港出身。インターパーソナル・ポリティックス、関係性の強化やアイデンティティを創作テーマにしており、近年は、アジアの都市で活躍する振付師、ダンサー、芸術家たちを結ぶ交流プロジェクト「Asian Choreographers Exchange Project」に力を注いでいる。
■Lin Ching Lan(台湾)
足裏から伝わる音楽の振動を感じて踊る台湾のろうダンサー。2015年にプロジェクト「月芽計画」を立ち上げる。月は耳を表現し、花は聾者、芽は種の発芽を象徴しており、子ども一人一人が一粒の種であり、水を引き、潤すことにより、聴こえなくても、音のない世界で”踊りを聞き、音から抜け出す“ことができ、自分に自信を持ち、成長し、自ら道を切り開くことができる。ダンスを通して、多様な理解を促進し、困難に直面している人たちを勇気づけている。
■Luqman B As’ad(シンガポール)
2007年にヒップホップダンスを始める。国内外のフリースタイルシーンで活躍し、これまで権威ある大会「Japan Dance Delight」などで数々のタイトルを獲得。最近では、後進の育成を目的に、14歳から25歳までのストリートダンサーを対象としたダンストレーニングプログラム「SHIFT」を立ち上げる。
■Ammar Ameezy(シンガポール)
ろうの映画監督、振付師、クリエイティブ・ディレクター。2018年に日本財団・ユネスコ主催のアジア太平洋障害者芸術祭「True Colours Festival」(シンガポール)に出演するなど、多数の作品に出演。現在は、振付師やダンス講師として、聴覚障害者の青少年にその情熱を広めている。
【ダンスサポート】
■Shadow Kid (ダンサー/香港)
■Huang Hsiaoping (ダンサー/台湾)
■梶本瑞希(ダンサー/日本)
■名和美幸(ダンサー/日本)
※講師、ダンスサポートは急遽変更になる場合があります。
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障害者の文化芸術創造拠点形成プロジェクトとは
「日本人と自然」をコンセプトに古来より自然と共存の中で、固有の文化を育んできた日本各地の風土を背景に、障がいの有無に関わらず文化、国籍、言語、性別、世代の異なる多様な人と文化が舞台芸術作品の共創を通じて、互いに多様性を受容し尊重しあえる社会の実現と社会的価値、経済的価値の創造をめざし、様々なプログラムを実施しています。
<公式SNS>
過去の取り組みや最新情報をご覧いただけます。
Facebook:https://www.facebook.com/dancedrama2020
Twitter:https://twitter.com/dancedrama_2020
Instagram:https://www.instagram.com/dancedrama_2020/
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国際障害者交流センタービッグ・アイとは
「国連・障害者の十年(1983年~1992年)」を記念して、2001年(平成13年)に厚生労働省(当時は厚生省)が、障がい者の「完全参加と平等」の実現を図るシンボル的な施設として設置されました。障がい者が自ら行う国際交流活動や芸術・文化活動の場として、また障がい者のみならず、広く国民の参加する交流の場として整備され、それらの活動を通じ、障がい者の自立と社会参加を促進しています。