~創り手が選ぶ 創り手のための賞~ 第39回ATP賞   日比野克彦氏 デザイン新トロフィーを発表!

ATPのプレスリリース

第39回目を迎える、創り手が選ぶ創り手のための賞「ATP賞テレビグランプリ」(主催:全日本テレビ番組製作社連盟 略称:ATP)は、7月6日(木)の受賞式直前に開催される記者懇談会で、アーティストであり東京藝術大学長の日比野克彦(ひびの かつひこ)氏のデザインによる新しいトロフィーを発表します。

 「ATP賞テレビグランプリ(以下、ATP賞)」は、日本の映像コンテンツ産業の重要なプレイヤーである製作会社やクリエイターの社会的機能を高めるために、創り手自らが審査をする賞として1984 年に創設されました。2023年の開催で39回目を迎えます。

 ATP賞では第40回を目前にした今回、トロフィーを一新いたします。新しいトロフィーは、アーティストであり東京藝術大学長の日比野克彦(ひびの かつひこ)氏がデザインした、『制作』というコンセプトをイメージした繊細なもので、富山県高岡市の職人の手で完成しました。このトロフィーは受賞式直前の記者懇談会で初披露され、日比野氏も会見会場に登壇いただく予定です。また、受賞式会場では、日比野氏からデザインに対する想いと映像制作者へのメッセージも上映する予定です。

ATP賞の最高賞であるグランプリは、7月6日(木)受賞式会場で決定します。果たして、新しいトロフィーはどのクリエイターの手に渡るのでしょうか。

第39回ATP賞テレビグランプリにご期待ください。

【日比野克彦氏 プロフィール】

1958年岐阜市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。

1982年第3 回日本グラフィック展大賞、1983 年第 30 回 ADC 賞最高賞、1986 年シドニー・ビエンナーレ、1995 年ヴェネチア・ビエンナーレ出品。1999 年毎日デザイン賞グランプリ、2015年文化庁芸術選奨芸術振興部門文部科学大臣賞受賞。

2007年より東京藝術大学教授。

2022年4月より東京藝術大学長に就任。他の主な要職として、岐阜県美術館長、熊本市現代美術館長、日本サッカー協会社会貢献委員長を務める。

第39回ATP賞テレビグランプリ 受賞作品

https://www.atp.or.jp/awards/atpaward/award_039.php 

 選考対象:2022年4月1日~2023年3月31日に放送・配信された番組

 応募総数:197作品

【一般社団法人全日本テレビ番組製作社連盟】http://www.atp.or.jp/

一般社団法人全日本テレビ番組製作社連盟(略称 ATP、理事長:IVS テレビ制作株式会社 代表取締役社長 福浦与一)は、東京、大阪の主要テレビ番組製作会社120社以上が加盟する団体です。1982年に発足し、設立以来テレビ番組の質的向上を図ることによって、放送文化の発展と国民の文化的生活の向上に寄与することを目的として事業を行っています。

【ATP賞とは?】

 『ATP 賞』は、日本の映像コンテンツ産業の重要な担い手となっている製作会社の社会的機能を高め、そこで働く制作スタッフ一人ひとりの情熱や気概に応えるために、創り手である製作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選ぶ、日本で唯一の賞として 1984 年に創設されました。ドキュメンタリー部門、情報・バラエティ部門、ドラマ部門の 3 つのジャンルを基幹部門として作品を募集し、最高賞のグランプリを決定します。年 1 回の開催で、今回で第 39回目を迎えます。 なお、一般的な授ける『授賞式』の表記を使わず『受賞式』としているのは、受賞する創り手側が主役の賞である、という意味を込めています。

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