数々の芥川賞作家を生んだ「文藝」とmonogatary.comがモノコン2023でコラボ決定!選考委員長に芥川賞作家・金原ひとみをむかえ、新時代の作家を発掘!

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントのプレスリリース

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(本社:東京都千代田区、代表取締役:村松俊亮)は、2017年10月より運営しているサービスmonogatary.comの主催コンテスト「モノコン2023」内の企画にて、株式会社河出書房新社が刊行する季刊文芸誌「文藝」と共同して「文藝×monogatary.comコラボ賞」を創設し、本日8月10日より作品募集を開始することを発表します。

monogatary.comは、毎日運営より出される「お題」へ自由に「物語」を投稿でき、それに対して挿絵やコメントをつけるなど様々なリアクションをして遊べる小説投稿サイト。過去「モノコン2019」からは、NHK「紅白歌合戦」にも二年連続で出場している“小説を音楽にする“ユニット「YOASOBI」が誕生するなど多くの話題を呼んできました。

そしてこの度、株式会社河出書房新社が刊行する季刊文芸誌「文藝」と現在開催中の「モノコン2023」のコラボレーションが決定し、「モノコン2023」の賞の1つとして『「文藝」創刊90周年記念企画 鳴り響け、文学! 文藝×monogatary.comコラボ賞」を創設することが決定しました。

創刊90年という歴史を持ちながらも、常にチャレンジを続け、新しい才能を世に送り出している文芸誌「文藝」編集部の全面協力のもと、選考委員には芥川賞作家・金原ひとみさんをむかえ、自身の言葉と物語で読者の心を動かすことのできる書き手による新しい小説を募集します。

大賞、佳作受賞者には担当編集者がつき、受賞作をまとめた短編小説集として河出書房新社より書籍化されます。

■『「文藝」創刊90周年記念企画 鳴り響け、文学! 文藝×monogatary.comコラボ賞』について

・対象お題

『邂逅』

※お題に沿っていればジャンルは不問です。

・文字数

約1~2万字の作品を審査対象とします。

・募集期間

2023年8月10日(木)から同年10月18日(水)

・大賞

賞金30万円

※大賞、佳作については河出書房新社より短編小説集として発売(2024年秋頃予定)

・詳細

https://monocon2023.com/#kawade

■選考委員からのコメント

<選考委員長>

金原ひとみ(作家)

大体1〜2万字なら何でもいいよ! 短編書けたら送ってみて!

<選考委員>

・坂上陽子(河出書房新社 「文藝」編集長)

いましか書けない、最高にクールな物語を待ってます。世界に熱を巻き起こしましょう。

・屋代陽平(ソニー・ミュージックエンタテインメント「monogatary.com」プロデューサー)

『邂逅』というお題の通り、この賞を通して全く新しい作品、作家と出会えること、またその作品が書籍になって多くの読者との出会いを創り出す未来に、テンションがブチアガっております。


■選考委員プロフィール

・金原ひとみ

撮影:西田香織

1983年生まれ。2003年『蛇にピアス』ですばる文学賞を受賞しデビュー。翌年に同作で芥川賞、10年『TRIP TRAP』で織田作之助賞、12年『マザーズ』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、20年『アタラクシア』で渡辺淳一文学賞、21年『アンソーシャル ディスタンス』で谷崎潤一郎賞を受賞。21年4月から23年3月まで朝日新聞の書評委員をつとめ、国内外問わず数々の小説を紹介、評の鋭さが話題となった。22年には「文藝」で「私小説」をテーマに責任編集をつとめ、注目を集める。他の著書に『腹を空かせた勇者ども』など。現在「新潮」「すばる」「文學界」各誌の新人賞選考委員もつとめる。

・坂上陽子(河出書房新社 「文藝」編集長)

2003年河出書房新社に入社。単行本編集を経て、19年1月より「文藝」編集長を務める。

・屋代陽平(ソニー・ミュージックエンタテインメント「monogatary.com」プロデューサー)

2012年ソニーミュージックグループ入社。17年ストーリエンターテインメントプラットフォーム「monogatary.com」の立ち上げ、19年YOASOBIプロジェクトを発足。

■応募規定(本賞特記事項)

・応募原稿は未発表小説に限り、同人雑誌、インターネット上に既に発表したもの、自費出版したもの、他の新人賞への応募作品は対象外とします。

・賞の特性上、他版元から作家デビューされている方は本賞の審査対象となりませんのでご了承ください。

・お一人で複数作品のご応募も可能です。

・作品投稿後の修正は可能ですが、修正前に既に該当作品の選考が終了している場合もございます。

・審査の結果、やむを得ず該当作なしとさせていただく場合がございます。

・受賞作の出版権(紙・電子書籍)は河出書房新社に帰属します。出版の際は、規定の著作権使用料が著作権者に別途支払われます。文庫化の優先権は河出書房新社が有します。また二次的使用(映像化など)に関する権利管理および許諾契約は河出書房新社及びソニー・ミュージックエンタテインメントが委託されたものとします。

・本応募規定は、モノコン2023「注意事項」より優先されるものとします。

■monogatary.com主催「モノコン2023」実施概要

「KAIKO」

モノコン2023では、7つの「賞」それぞれにひとつずつ「お題」を設け、その「お題」に投稿された「物語」の中から優秀な作品を、各「賞」それぞれの形式で作品化いたします。

「モノコン2023」特設サイト:https://monocon2023.com/

■文藝について

1933年、改造社より創刊。今年創刊90周年を迎えた、日本で屈指の歴史を持つ文芸誌。休刊を経て1962年に復刊。復刊時の編集長は、坂本一亀氏(坂本龍一の父)。同年、公募の新人賞「文藝賞」がスタート。受賞者に田中康夫、山田詠美、綿矢りさ、羽田圭介、若竹千佐子、宇佐見りん、遠野遥、安堂ホセ、日比野コレコなど、文学シーンに新しい風を吹き込む賞として定評がある。「文藝」掲載後、芥川賞を受賞した綿矢りさ『蹴りたい背中』、宇佐見りん『推し、燃ゆ』は文学史上に残るベストセラーとなり社会的注目を集めた。

https://www.kawade.co.jp/np/bungei.html

■『monogatary.com』概要

サービス名:monogatary.com

サイトURL:https://monogatary.com

公式Twitter:https://twitter.com/monogatary_com

公式Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/monogatarycom

サービス利用料:無料

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。