福島第一原発事故直後の現場を記録した報道ドキュメント 『東電テレビ会議 49時間の記録』を8月18日より Morc阿佐ヶ谷にて4回限定上映

Morc阿佐ヶ谷のプレスリリース

この度、福島第一原発事故の対応をつぶさに記録した第一級の映像資料「東電テレビ会議映像」に非営利メディアOurPlanet-TVが独自の編集を施した報道ドキュメント『東電テレビ会議 49時間の記録』を、Morc阿佐ヶ谷(所在地:東京都杉並区阿佐谷北2-12-19-B1F)にて2023年8月18日(金)から8月27日(日)まで4回限定で上映します。

『東電テレビ会議 49時間の記録』チラシ

本作の劇場での上映は、ポレポレ東中野で2014年に開催された「福島映像祭」以来、9年ぶりとなり、今回の上映は非常に貴重な機会となります。

東日本大震災、そして福島第一原発の事故から13年が経過し、日本政府は今夏にも福島第一原発のタンクに保管されている処理水を海洋に放出する計画を示しました。報道が少なくなり、福島への意識が薄れつつある現状ですが、本作は観る者を原発事故の原点へと立ち返らせ、原発について、福島について再び考える契機を提供してくれます。

原発をめぐる問題に関心を寄せている方にも、そうした問題にあまり触れてこなかった方にも、本作をご覧いただき、少しでも福島へと意識を向けていただければ幸いです。

【あのとき、福島第一原発で何が起きていたのか―。】
「本店!本店!大変です!3号機が爆発しました」
故吉田昌郎元所長の緊迫した声を覚えている人は多いでしょう。2011年3月12日、1号機が爆発。次第に3号機の原子炉水位も低くなり、刻々とメルトダウンが迫りました。
本店の調達がことごとく後手後手に周り、バッテリー、水、食糧が不足する現場。打つ手打つ手が、ことごとく失敗する中、2号機、4号機にも危機が迫る様子。そして、ついに、作業員退避の検討がはじまる。
3月12日から15日までの3日間、福島第一原発で何が起きていたのでしょうか。『東電テレビ会議 49時間の記録』は当時の中央制御室と同じ真っ暗な環境で、あの時間、あの原点に立ち戻る経験を提供してくれます。

【上映内容】
『東電テレビ会議 49時間の記録』
2013年/206分(前編:107分、後編:99分、途中休憩あり)/日本/DVD上映
■製作  :特定非営利活動法人OurPlanet-TV
■編集  :平野隆章
■映像提供:東京電力株式会社

上映期間   : 2023年8月18日(金)~8月20日(日)、8月27日(日)
料金(税込)  : 一般 1,200円/シニア・学生 1,000円/会員 800円
上映時間の詳細: https://www.morc-asagaya.com/film/toden49/

【アフタートーク】
各日の上映後、以下の方々にご登壇いただき、様々な角度、切り口から原発をめぐる問題についてお話いただきます。

8月18日(金) 木野龍逸氏 (ジャーナリスト)
8月19日(土) くるみざわしん氏 (劇作家)
8月20日(日) 白石草氏 (OurPlanet-TV代表理事)
8月27日(日) 小出裕章氏 (元京都大学原子炉実験所助教)

※登壇者は予告なく変更になる場合があります。

【くるみざわしん氏作の舞台も】
19日(土)にご登壇いただく、くるみざわしん氏作の舞台『同郷同年2023』が10月4日(水)から10月9日(月)まで、小劇場ザムザ阿佐ヶ谷にて上演されます。放射能廃棄物処理場の誘致をめぐって、固い絆で結ばれていたはずの同郷同年の3人の歯車が狂ってゆく物語です。ぜひ併せてご覧ください。

<公演詳細・お問合せ>
Myrtle Arts(マートルアーツ)
http://www.myrtle.co.jp/
Mail: arts@myrtle.co.jp
Tel : 03-6279-9688

【Morc阿佐ヶ谷概要】
■所在地   : 東京都杉並区阿佐谷北2-12-19-B1F
■ホームページ: https://www.morc-asagaya.com/
■Instagram  : morc.asagaya https://www.instagram.com/morc.asagaya/
■Twitter   : @morc_staff https://twitter.com/morc_staff
■サービスデー: 毎週月曜日と木曜日、毎月1日、一律税込1,000円(一部例外有)
■座席数   : 41席(補助席込み45席)

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