株式会社ＢＳ－ＴＢＳのプレスリリース
BS-TBSで毎月1回、第3日曜日の午前10:00～10:54に放送しているSDGsのレギュラー番組 「Style2030 賢者が映す未来」。8月20日(日)の放送は、ゲストに女子プロレスラーの里村明衣子 （さとむらめいこ）さん（43）を迎えてお送りする。「Style2030」は、ホストの龍崎孝（ジャーナリスト）が、様々な分野の第一人者の方をゲストに迎え、 SDGsの達成期限である「2030年」に向け、私たちの思考や暮らしの在り方をどのようにリセットするのかを語るトーク番組。ゲストにはSDGs17の目標から2つをトークテーマとして選んでもらっている。
里村明衣子さんが語るSDGsテーマは 「ジェンダー平等を実現しよう」と「すべての人に健康と福祉を」
仙台を拠点にした女子プロレス団体「センダイガールズプロレスリング」の経営者にして、現役選手でもある里村さん。2018年にイギリスで男子団体のリングに上がり、初めて男子レスラーと対戦したとき、里村さんが豪快な技を受けきる姿に会場は総立ちになったという。 そして、そのイギリスの男子の団体で女性初のチャンピオンに輝いた里村さんが、マットの上で身をもって感じた「男女の在り方」とは？
里村さんの提言「“潰しあい”より“活かしあい”」
男子レスラーのプロレス技に耐えられる体づくりをしてきたという里村さん。 国内ではまだ男女混合の試合は多くはないが、欧米では当たり前のように試合が組まれるという。 「男女が戦って試合が成立するのか？」龍崎の疑問に対して、里村さんは「いきなり男子レスラーに殴られたら気を失ってしまう。男子レスラーは“お前のすごいところはどこなんだ？と、まずこ ちらを受け入れ、認めた上で、女性にうまく合わせ、潰すことなく引き立ててくれる。海外の選手は、女性の良さと男性の良さを融合させるのが上手いという。
あちこちにある「小さな差別」と「幸せは人それぞれ」
里村さんは、現在独身で子供がいないことについて、年配の男性などに心配されることが、たびたびあるという。そのことで悩んだことはないが、ショックを受ける女性は多いはずという。 逆に「結婚してるが子どもがいないので自分は親不孝」という男性に違和感を覚えたが、よく考えたら、それはその人の考え方。幸せは人それぞれなので「その人が幸せならそれでいい」という考え方を披露する。
いまどきの若者の指導方法とは？
1990年代、女子プロレスの人気絶頂のときは、入門希望者が3000人に上ることもあったという。 いまその数は1年に、1人か2人に激減。しかも、10年前に比べて心が元気ではない若者が増えたと感じるという。団体立上げの苦労話から、経営者としてトップレスラーとして、どのように若手レスラーと接してきたのか？時には2時間3時間かけて、マンツーマンで若手選手と向かうという里村さんは、厳しいだけの時代は終わり、時代に合わせた指導方法が大切だと語る。
対談内容がリアルタイムで“見える化”される「グラレコ」にも注目
「Style2030」の“名物”が「グラレコ（グラフィックレコーディング）」。「グラレコ」は、情報共 有に優れたビジネススキルとしてNASAやGoogleが活用、日本でも注目されている。イラストや図を入れた板書で、里村明衣子さんとの対談がリアルタイムで“見える化”されていく様子にも注目！
里村明衣子さん 略歴
「世界が認めたレスラーSATOMURA」 1979年11月17日生まれ。 3才で柔道を始め、中学時代に女子柔道部を設立し、県大会で優勝。 その頃、姉に新日本プロレスの試合に連れて行かれ、「私がやりたいことは、 これだ！」と直感した。 1995年、史上最年少の15歳で女子プロレスラーとしてデビュー。2005年に 日本初の地方発の女子プロレス団体「センダイガールズプロレスリング」を 旗揚げ。団体代表でありながら、43歳の現在も現役のプロレスラーとして世界のリングに立ち続けている。
番組情報
番組名：「Style2030 賢者が映す未来」
放送日時：毎月第3日曜 午前10:00～10:54 ※里村明衣子さん出演回は8月20日(日)放送
出演：龍崎 孝（ジャーナリスト／流通経済大学副学長・教授） 皆川玲奈（TBSアナウンサー）
制作：TBSスパークル 製作：BS-TBS
番組ホームページ https://bs.tbs.co.jp/culture/Style2030/
番組公式SNS @2030_style（ https://twitter.com/2030_style ）
