株式会社朝日新聞出版のプレスリリース
『一瞬の夏』『深夜特急』『天路の旅人』など数々の名作を世に送り出してきたノンフィクション作家で小説家の沢木耕太郎氏による小説『春に散る』(上下巻/朝日文庫/2020年2月刊)。本作を原作とし、監督・瀬々敬久さん、主演・佐藤浩市さん✕横浜流星さんなど日本を代表するスタッフ、キャストによる実写映画が、ついに2023年8月25日(金)、全国劇場公開となりました。
老いた元ボクサーと才能あふれる青年・翔吾が出会い、それぞれが命を燃やし尽くす姿を描く本作は、2015~16年の朝日新聞連載時にも大反響を呼びました。
8月30日(水)には、テレビ朝日系列放送の「報道ステーション」に沢木氏が出演。おそらく05年の『徹子の部屋』出演以来、18年ぶりの民放出演も大きな話題に。番組でキャスターの大越健介氏と対面した沢木氏は、『春に散る』で自身が描いた「晩年を生きる美学」といったテーマについて語りました。
原作と映画それぞれで、ぜひ本作の世界に触れていただけたら幸いです。
◆原作情報
沢木耕太郎『春に散る』上・下
レーベル:朝日文庫(朝日新聞出版 刊)
判型:文庫判
定価:上・下共に792円(本体720円+税10%)
ページ数:上・下共に480ページ
ISBN:上978-4-02-264947-8/下978-4-02-264948-5
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=21702
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=21703
【本のあらすじ】
かつてボクシング世界チャンプを目指し挫折した広岡は、40年ぶりにアメリカから帰国する。同じ時をジムで過ごした仲間と再会したのち共同生活を送り始めた広岡はひょんなことから、ボクサーと思われる青年・翔吾と出会うのだが……。どう生きて、そしてどう死ぬか壮大に綴った傑作小説。
◆映画『春に散る』情報
2023年8月25日(金)全国ロードショー
主演:佐藤浩市×横浜流星
監督:瀬々敬久
配給:ギャガ
©2023映画『春に散る』製作委員会
映画公式サイト:https://gaga.ne.jp/harunichiru/