【徳島県】特別展「人形師天狗屋久吉と伝統を受け継ぐ人形師たち」を9月16日(土)から阿波十郎兵衛屋敷にて開催

徳島県のプレスリリース

天狗久資料館、人形のムラ、阿波十郎兵衛屋敷の3館合同企画で、特別公演では天狗久の人形が舞台に登場します!

特別展人形師天狗屋久吉と伝統を受け継ぐ人形師たち

初代天狗屋久吉は、明治・大正・昭和と三時代にわたり、阿波人形浄瑠璃に使用する木偶(でこ)を制作した人形師です。16歳で和田の人形富に弟子入りをして以来、生涯ひたむきに人形をつくり続け、制作した頭は千を超えると言われています。阿波や淡路の舞台に映える、より優れた人形を生涯にわたって追い求め、頭の大型化、ガラス目の採用など工夫を重ね、阿波木偶が全国的に知られるものとなりました。天狗久の努力は、現代に受け継がれ、今も多くの人形師が活躍し、全国の人形浄瑠璃を支えているのが徳島なのです。

天狗久やその伝統を受け継ぐ現代の人形師の作品、天狗久が使った道具などを展示するほか、人形師による制作実演もあります。さらに特別公演では、天狗久の人形が登場する演目をお楽しみいただけます。

会 期/令和5年9月16日(土)~11月23日(木祝)

会 場/徳島県立阿波十郎兵衛屋敷

入館料/一般410円、高大310円、小中200円

★特別展★

・初代・天狗久の木偶や道具、細工注文帳など

・現代の木偶:阿波木偶制作保存会師範制作の木偶(人形恒、人形由、人形末弘、人形洋、人形伊左)

・神山町小野さくら野舞台が所有する襖絵など

★特別公演(舞台)★
●9月17日(日)14:00〜15:10  「傾城阿波の鳴門順礼歌の段〜十郎兵衛内の段」
  太 夫:(口)藤井登美昇(奥)吉本藍玉  三味線:竹本友和嘉  人 形:勝浦座
●10月15日(日)15:30〜16:15  「生写朝顔日記 宿屋から大井川の段」
  太 夫:竹本友代  三味線:鶴澤友輔  人 形:寄井座

●11月4日(土)15:30〜16:15   「三番叟まわしと箱まわし」

  人形/阿波木偶箱まわし保存会 

★人形師による制作実演と解説★
①9月16日(土)②10月8日(日)③10月29日(日)④11月12日(日)
各日とも10:00〜12:00、13:00〜15:00

 ~阿波十郎兵衛屋敷とは~
 阿波十郎兵衛屋敷では、国の重要無形文化財「阿波人形浄瑠璃」を毎日上演しています。 また、展示室では、阿波人形浄瑠璃の特色や木偶人形の展示をしており、徳島の伝統文化をテーマとした特別公演や展示を定期的に行っています。
 
 お問い合わせ/徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
 ■入館料 一般410円、高・大学生310円、小・中学生200円
 ■住所 徳島市川内町宮島本浦184
 ■TEL 088-665-2202
 ■FAX 088-665-3683
 ■HP   https://joruri.info/jurobe/
 ■LINE @872rlmsx
 ■インスタグラム https://www.instagram.com/awajurobeyashiki/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。