グラミー受賞シンガー・ソングライターのコリーヌ・ベイリー・レイ大変身を遂げた7年ぶりのニューアルバム『Black Rainbows』を遂にリリース

The Orchard Japanのプレスリリース

ーーゴリゴリのガレージバンド風ギターと、小生意気なコーラス。NY地下鉄の無銭乗車の17歳を歌った「New York Transit Queen」が扉を蹴り開けるーー

by Billboard

ーーピアノの音色に酔いしれる「Peach Velvet Sky」からトラッシュパンクな一撃「New York Transit Queen」まで。7年ぶりのニューアルバム『Black Rainbows』は、これまでになく幅広い音楽性を約束するーー

by LA Times

グラミー受賞シンガー・ソングライターのCorinne Bailey Rae(コリーヌ・ベイリー・レイ)が待望のニューアルバム『Black Rainbows』をThirty Tigersからリリース。本作のリリースに伴う形で、『REFLECTIONS / REFRACTIONS AT THE STONY ISLAND ARTS BANK』と題されたKoto Bolofo(コト・ボロフォ)の撮影による写真集も刊行される。

7年ぶりのニューアルバム『Black Rainbows』は、Theaster Gates(シアスター・ゲイツ)によって収集された米国シカゴのStony Island Arts Bank(ストーニー・アイランド・アーツ・バンク)のオブジェやアート作品にインスパイアを受けている。このプロジェクトは、アルバムだけに止まらず、コト・ボロフォによる写真集、ライブパフォーマンス、ビジュアル、レクチャー、エキシビジョンなど、さまざまなアート作品で構成される。

アルバム『Black Rainbows』のテーマは多岐に渡っており、その題材はアーツ・バンクのオブジェとの出会いが基となっている。書籍や彫刻、レコード、家具、物議を呼ぶオブジェなど、アメリカの黒人文化の歴史がキュレートされたアーカイブがインスパイアの源だ。エチオピアの岩窟教会から、西部に向かう黒人開拓者の旅路、1957年の“Miss New York Transit”から、ハリエット・ジェイコブスの小窓から見える夕日まで。『Black Rainbows』は、黒人女性としての在り方から、呪術、内宇宙と外宇宙、時間崩壊、祖先、超越を促す音楽までを網羅する。

米国シカゴのStony Island Arts Bank(ストーニー・アイランド・アーツ・バンク)での超越的な体験について、「扉を開けてその部屋に入った途端、私の人生が永遠に変わったことを確信しました」と彼女は振り返る。

New York Transit Queen

Peach Velvet Sky

アルバムに先駆けて発表されたシングル「New York Transit Queen」と「Peach Velvet Sky」は、共に絶賛された。まったく異なるタイプの楽曲だ。「手拍子とコーラスで陽気に盛り上がる“New York Transit Queen”とゆったりしたピアノ・バラード風の”Peach Velvet Sky”。対照的でしょ」と彼女は説明する。

 

コリーヌ・ベイリー・レイのプロフィール

 英国出身のシンガー・ソングライター/ミュージシャンのコリーヌ・ベイリー・レイは、2006年に発表したデビュー・アルバム『Corinne Bailey Rae』で一躍スターダムに伸し上がった。アルバムは、全英チャートで1位、全米チャートで4位を記録し、「Put Your Records On」、「Like A Star」などの世界的シングルヒットをもらたした。2010年には2ndアルバム『The Sea』、2016年に3rdアルバム『The Heart Sparks In Whispers』を発表。3枚のアルバムは、いずれも高評価を得て、アメリカのグラミー賞で2冠、イギリスのMOBO賞で2冠を果たし、ブリット賞、マーキュリー音楽書、BET賞など多数のノミネートを受けてきた。映画やテレビ界においても、ドラマシリーズ『スタン・リーのラッキーマン』にテーマ曲を提供し、映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のオープニングタイトル曲「The Scientist」は世界のチャートにランクイン。2020年にはトレイシー・エリス・ロスが映画『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢』で彼女の「New To Me」のカバーを披露した。

また彼女は幅広いジャンルのアーティストたちと共演を繰り広げてきた。メアリー・J.ブライジ、アル・グリーン、ハービー・ハンコック、KING、ポール・マッカートニー、ケリー・オケレケ(ブロック・パーティ)、プリザヴェーション・ホール・ジャズ・バンド、クエストラヴ、サラーム・レミ、RZA、タイラー・ザ・クリエイター、ポール・ウェラー、リチャード・ハーレー、スティーヴィー・ワンダー、トレイシー・ソーン(エヴリシング・バット・ザ・ガール)、ファレル・ウィリアムス、ロジック、ミック・ジェンキンスほか、多岐に渡る。

シアスター・ゲイツのプロフィール

1973年、シカゴに生まれ、現在もシカゴに在住。空間理論や土地開発、彫刻、パフォーマンスに焦点を当てた作品を制作。都市計画や自然保護への関心と訓練を基に、放置された空間の再生を図っている。アート界の資本を再循環させることで知られる彼は、“モノの中の生命”の可能性に焦点を当てた作品を制作。芸術の価値、土壌の価値、人間の価値を見事に好転させる。彼の作品には、あらゆる側面でブラック・スペースの概念が用いられており、集団的欲望、芸術的主体性、実用主義に則っている。彼はこれまでに、パレ・ド・トーキョー(パリ/フランス)、シュプレンゲル美術館(ハノーファー/ドイツ)(2018年)、ナショナル・ギャラリー・オブ・アート(ワシントンD.C./米国)(2017年)、オンタリオ美術館(カナダ)(2016年)、プラダ財団(ミラノ/イタリア)(2016年)、ホワイトチャペル・ギャラリー(ロンドン/英国)(2013年)、プンタ・デラ・ドガーナ(ヴェネツィア/イタリア)(2013年)、ドクメンタ(13)(カッセル/ドイツ)(2012年)で展示やパフォーマンスを披露。これまでにアルティス・ムンディ賞で6度受賞し、2017年にはレジオンドヌール勲章を受章。2018年にはナッシャー彫刻賞、アーバンランド・インスティチュートのJ.C.ニコルズ賞(都市開発ビジョナリー部門)を受賞した。

彼はシカゴ大学視覚芸術学部および同大学の教授であり、文化革新上級顧問および学部長顧問を務める。また、コルビー大学美術館のランダー・インスティテュート・フォー・アメリカン・アートのアーティスト・イニシアティブ・ディレクターであり、ゲッティ・リサーチ・インスティテュート(GRI)の2018/2019アーティスト・イン・レジデンスでもある。

【リリース情報】

Corinne Bailey Rae

ニュー・アルバム

『Black Rainbows』配信中

配信リンク:https://orcd.co/blackrainbows 

トラックリスト

1. A Spell, A Prayer

2. Black Rainbows

3. Erasure

4. Earthlings

5. Red Horse

6. New York Transit Queen

7. He Will Follow You With His Eyes

8. Put It Down

9. Peach Velvet Sky

10. Before The Throne of Invisible God

ミュージック・ビデオ

「New York Transit Queen」https://www.youtube.com/watch?v=WyVyV44EujE

「Peach Velvet Sky」 https://www.youtube.com/watch?v=fTPYrA6kym0

Corinne Bailey Rae 

Twitter https://twitter.com/CorinneBRae

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The Orchard Japanは、音楽配信とアーティスト&レーベルサービスにおけるテクノロジーを駆使したディストリビューター。

ニューヨークに本社を置き、世界45以上の市場でアーティストがグローバルに活躍し、最大限のパワーを発揮するための多角的サポートをしている。

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