BALLET FUTURE 公演実行委員会のプレスリリース
堀内元は、20世紀の巨匠ジョージ・バランシンが創設したニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)に同氏から直接入団を許された最後のダンサーで、同団初のアジア人プリンシパル(最高位)。ミュージカルでも活躍し、アンドリュー・ロイド・ウェバーの「キャッツ」では、米国/ブロードウェイ、英国/ウエストエンド、日本/東京(劇団四季)の公演に出演を果たした唯一のダンサー。2000年にセントルイス・バレエの芸術監督に就任。米国・西欧における最初にして現在は唯一の日本人芸術監督。自ら舞台に立ちながら演出・振付を手がけ、次代の育成にも力を入れ、過去5回ローザンヌ国際バレエコンクールの審査員も務めています。また、2010年からはほぼ毎年日本でも公演を実施しています。今年からは、日米それぞれにおいて築いてきた環境を基盤とし、セントルイスと日本での活動、公演と育成に関わる活動を有機的に結び付け、相互に連携を図っていくこととなりました。その最初となる具体的な活動が「プロフェッショナル・トレーニング・プログラム」になります。
このプログラムの最大の特徴は、2024年4月にセントルイスで開催される「セントルイス・バレエ公演」と、5月に東京で開催される「セントルイス・バレエ&フレンズ公演」に出演できることです。
“成長の最短距離は100回の稽古に勝る1回の本番”と言われるように、舞台経験はダンサーの成長にとり大変貴重なものです。このプログラムは、プロフェッショナルな舞台経験(2公演3本番を予定)とその舞台に向けた稽古&リハーサルを通して、ダンサーの成長を促し、プロフェッショナル・ダンサーへの橋渡しを目指すものです。
カリキュラムは、週1回のクラスレッスンと2つの公演に向けたリハーサルと舞台になります。一流のスタッフ陣のもと、プロフェッショナル・ダンサーを目指すジュニア・ダンサーに、このプログラムでしかできない貴重な経験をご提供します。
堀内元は2010年からほぼ毎年日本で公演を実施しています。「堀内元バレエUSA(2010〜2014/2016年:兵庫県立芸術文化センター主催)」「吉田都×堀内元Ballet for the Future(2015〜2018年:チャコット主催)」「堀内元BALLET FUTURE(2021/2022年)」という3シリーズで、これらは公演名称が示す通り、バレエそしてダンサーの輝かしい未来に向けさらなる進化・発展に寄与貢献したいという想いも込められたものです。この度のトレーニング・プログラムもその一環で実施されるものになります。オーディションを開催します。ぜひご参加ください。
<プログラム概要>
対象:プロフェッショナル・ダンサーを目指す18歳〜23歳の男女(2024年3月1日時点)
期間:2023年11月〜2024年5月(7か月間)
内容:
・原則毎週1回のクラスレッスン(年末年始を除く)
※日程:平日の午前を予定(但し、参加人数等により変更の可能性もございます)/場所:バレエスタジオHORIUCHI(港区西麻布)
・セントルイス・バレエ4月公演、現地リハーサル(事前2週間程を予定)&公演参加
※公演日程:4/26〜28(全4公演中2公演に出演予定。但し、出演回数は参加者により異なる場合もございます)/公演地:セントルイス/演目:「眠れる森の美女(堀内元版)」
・セントルイス・バレエ&フレンズ東京公演、東京リハーサル(2月下旬より開始予定)&公演参加
※公演日程:5/31(全1 公演)/公演地:東京(めぐろパーシモンホール)/参加演目:堀内元振付作品(但し、出演作品数は参加者により異なる場合もございます)
想定スケジュール(予定):
11月から2月中旬までは東京のスタジオで週1回のクラスレッスン。2月下旬よりクラス後にセントルイス公演・東京公演に向けたリハーサルを開始。
4月中旬(4/10過ぎ)にセントルイスへ出発、4月26日から28日の堀内元振付『The Sleeping Beauty』公演のリハーサル、公演参加。
公演後帰国して引き続き5月31日の東京の「セントルイス・バレエ&フレンズ」公演に向けたリハーサル(週数回)、公演参加(公演前日は舞台稽古)。
クラス/リハーサル会場:
・東京=バレエスタジオHORIUCHI(港区西麻布)
・セントルイス=セントルイス・バレエ
東京スタッフ:
クラス/リハーサルディレクター=林(堀内)かおり
※クラスはゲストティーチャーが担当する場合もございます。
参加費用:
クラス、リハーサル、舞台参加費として、総額11万円(税込/分割可)
※別途、セントルイス往復航空運賃、現地交通費、宿泊費、食費等は、参加者の実費負担になります(概算費用:約40万円)。
特記事項:
・東京公演のみの参加も可能です(但し、プログラム参加費用は変わりません)。
・舞台の出演料はございません。また、チケットノルマはございませんが、チケットの販売にご協力をお願いします。
・現在、バレエ教室やバレエ団のジュニア・カンパニー等に所属している方は、所属元の許諾を得た上でご参加ください。
・プログラム終了後の進路については、アドバイスやサポートをいたします。
本プログラム&東京公演主催:
BALLET FUTURE公演実行委員会(代表:白石人美 / 株式会社オフィス・エイツー代表取締役)
<ZOOM説明会(ご希望者)>
開催日時:2023年10月1日(日)10時から(説明者:堀内元)
対象:参加希望者ご本人(保護者の方とご一緒も可)
※必須ではございません。説明をお聞きになりたい方がご参加ください。
※ZOOM時は画面やお名前を出さなくても結構です。
お申し込み方法:
9月28日(木)までにメールにてお申し込みください。
開催日時までに、ZOOMのリンク先をご返信させていただきます。
・お申し込み先メールアドレス: bf.gen@office-a2.jp
・メールの件名: 「ZOOM説明会参加申し込み」と記入
・メールの本文: 氏名、年齢、メールアドレス、あればご質問事項を記入
<オーディション>
第1次審査:書類審査
第2次審査:クラス審査(審査員:堀内元、林かおりを予定)
※10月19日(木)に東京にて実施予定。クラス審査費3,000円。
詳細は第1次審査通過者にお知らせします。
第3次審査:面接
※クラス審査日にクラス審査通過者に行います。
最終審査結果は後日メールにてお知らせします。
オーディションお申し込み方法:
10月10日(火)までにメールにてお申し込みください。
書類審査結果は10月13日(金)までにメールにてお知らせします。
(電話でのお問い合わせや審査内容に関しては、お答え致しかねますので、ご了承ください)
・お申し込み先メールアドレス: bf.gen@office-a2.jp
・メールの件名: 「オーディション申し込み」と記入
・メールの本文(書式自由): 氏名、年齢、生年月日、身長、所属・師事、バレエ歴、コンクール歴、住所、携帯電話番号、メールアドレスを記入
・メールに添付(写真サイズ不問): バストアップ写真、稽古着(女性はレオタード)による全身(第1ポジション)写真、2枚のカラー写真を添付(いずれも3か月以内に撮影された写真に限ります)
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セントルイス・バレエ / Saint Louis Ballet Company
セントルイス・バレエは、1975年の創設以来、アメリカ中西部に位置するミズーリ州の代表都市セントルイスの劇場を中心に、古典バレエ、ネオ・クラッシク、現代バレエ作品の公演活動を行っています。また、様々な関連活動を通じて、地元のみならず周辺都市とも繋がり、地域住民に芸術への理解を促進する卓越したバレエ組織であり続けています。
ニューヨーク・シティ・バレエのプリンシパルであった堀内元が、2000年にエグゼクティブ兼芸術監督に就任以来、小さなコミュニティ・カンパニーから年に5つのシリーズ公演活動を行うアメリカ国内有数のバレエ・カンパニーへと着実な成長を遂げています。2023年度のアーチスティック部門は、年間完全雇用の契約ダンサー21名、アメリカ全土より公募したプロフェッショナル・トレーニング・プログラムのメンバー18名、そして常任アーティスティック・スタッフ6名から構成されています。年間観客動員数は2万人を超えています。また、付属のセントルイス・バレエ学校の生徒数は400人に上り、地元の子供達のバレエ教育にも力を注いでいます。
セントルイス・バレエ公式ウェブサイト: https://www.stlouisballet.org/
堀内元 / Gen Horiuchi
米国セントルイス・バレエ芸術監督、振付家。父堀内完のもと7歳からバレエを始める。1980年ローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞受賞。スクール・オブ・アメリカン・バレエに留学。82年、巨匠バランシンに認められ、ニューヨーク・シティ・バレエにアジア人初、日本人として今に至るまで唯一の入団者となる。その後アジア人初のプリンシパルに昇格。バランシンの愛弟子として数々のレパートリーを踊る。ミュージカルにも進出し、「ソング&ダンス」ブロードウェイオリジナルキャスト、「キャッツ」では世界3都市に出演した唯一のダンサー。1998年長野オリンピック開会式振付。2000年セントルイス・バレエ芸術監督に就任。自ら舞台に立ちながら演出・振付を手掛ける。米国で芸術監督に就いた日本人は初。ローザンヌ国際バレエコンクールで過去5回審査員を務め、近年は若い世代の育成にも力を注いでいる。15年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
林(堀内)かおり / Kaori Hayashi
堀内完、堀内秀子、岸辺光代に師事。1980年全国舞踊コンクール ジュニア部門 第1位。ユニークバレエシアター公演の他、青山バレエフェスティバル、工藤大弐バレエ公演、佐多達枝バレエ公演、フットライツダンサーズ公演などに多数出演。1991・93・95年には、東京フェスティバルバレエの一員として全米ツアーに参加。1999~2003年Kバレエカンパニー バレエミストレス。2004年高円宮殿下メモリアル公演ローザンヌ・ガラ バレエミストレス。2003年ローラン・プティガラ、2008・10・12・14・16年パリ・オペラ座ダンサーによるエトワール・ガラ、2017年ルグリ・ガラ クラスティーチャー。2015年青山バレエフェスティバルLAST SHOWにて「ライモンダ」バレエミストレス。2013・14・15・16年堀内充バレエコレクション、2015年吉田都×堀内元Ballet for the Futureにて堀内元作品のバレエミストレスを務める。バレエスタジオHORIUCHI代表。
公式サイト: https://www.balletfuture.com
お問い合わせ:BALLET FUTURE 公演実行委員会(株式会社オフィス・エイツー内)
mail: bf.gen@office-a2.jp ☎03(5371)8751
Gen Horiuchi SAINT LOUIS BALLET Professional Training Program in Tokyo 2023-2024