もしかしたら世界初!? “喃語(なんご)”で作曲した「ベビートーベン 喃語協奏曲」が『シナぷしゅ』の新コーナーとして誕生。秋田茉梨絵が作曲、鈴木友唯がアニメーションを制作。

ドローイングアンドマニュアル株式会社のプレスリリース

*新コーナー「ベビートーベン 喃語協奏曲」初回放送会のYouTube動画はこちら(4:30くらいからスタートします。ぜひご覧ください!)

  • 『シナぷしゅ』新コーナー「ベビートーベン 喃語協奏曲」概要

『シナぷしゅ』は、2020年からテレビ東京で放映されている民間放送初の0~2歳児向けの番組です。この『シナぷしゅ』の新コーナーとして「ベビートーベン 喃語協奏曲」が2023年9月25日にリリースされました。喃語(乳児が発する声)を組み合わせてひとつの楽曲にしたのは世界初!? アートディレクターの鈴木友唯によるあたたかみのある手づくりの映像とともに、赤ちゃんと親御さん、みんなで一緒にお楽しみください!

作曲:秋田茉梨絵

うた:シナぷしゅベイビーズ

アニメーション:鈴木友唯・菊地なつき

プロデュース:飯田佳奈子(テレビ東京『シナぷしゅ』統括プロデューサー)

©︎TV TOKYO

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  • 『シナぷしゅ』新コーナー「ベビートーベン 喃語協奏曲」放送概要 

番組名     :『シナぷしゅ』
番組ジャンル  : 0~2歳児向け番組
新コーナー名  :「ベビートーベン 喃語協奏曲」
放映開始日   :2023年9月25日月曜〜
放映時間    :毎週月曜〜金曜 あさ7:30~8:00(テレビ東京系列6局ネット)
公式HP      :https://www.tv-tokyo.co.jp/synapusyu/

  • 新コーナー「ベビートーベン 喃語協奏曲」の誕生について|テレビ東京統括プロデューサー:飯田佳奈子コメント

これまでシナぷしゅではたくさんのジャンルの音楽をつくってきて、なかには幼児や小学生がボーカルをつとめる作品もありましたが、「0歳児が歌ううた」は史上初なんじゃないか!? と思いワクワクしながら企画しました。
レコーディングは、それぞれの自宅で、スマホのボイスメモ機能で。作曲の秋田さんの2人のお子さん、アニメーション制作/映像ディレクションの鈴木さんのお子さん、そして私の娘の喃語が結集してできました。
制作過程もとても「いま」っぽい、そして飾らない日常の赤ちゃんの声でつくれたのがよかったなと思います。
赤ちゃんの声って本当に尊いです。テレビの前の赤ちゃんが、「喃語協奏曲」を聞きながら喃語を発して、その声が折り重なって、それぞれのご家庭でまた新しい「喃語協奏曲」が生まれたらおもしろいなと期待しています。

  • 赤ちゃんたちの自然な歌声をそのままに|作曲:秋田茉梨絵コメント

子どもの成長を写真には残すけれど、声の成長はどうでしょうか? 動画を見返して「なんてかわいい声なの!」と笑顔が自然に溢れてしまうなんてことも、多々あるのではないでしょうか。

2人の娘を育てていく中で、2カ月を過ぎた頃から発する「あー」や「うー」といった喃語に興味がありました。はじめは「声を出して遊んでるのかな?」くらいにしか思っていませんでした。しかし、スマホで録音した長女の声を聞いていたある日、そこにメロディのようなものを感じ、試しにピアノで伴奏をつけてみました。すると歌っているのだと感じられたのです。ためしに友人たちにも子どもの動画を送ってもらって、声を音楽に乗せてみると、言葉がまだわからない赤ちゃんたちも、歌(のようなもの)を楽しんでいるのだという確信を強めました。 

今回は「喃語協奏曲」ということで、ピアノ伴奏に限らずオーケストラに出てくるような楽器も沢山使用しています。赤ちゃんたちの声のピッチを変えたり波形をいじったりなど、音楽都合による編集はおこなっていません。赤ちゃんたちの自然な歌声を感じていただけたらなと思っています。

  • まだ言葉になる前の宝物|映像ディレクション+アニメーション:鈴木友唯コメント

飯田さんから「喃語の歌をつくりたくて……」とご相談をいただいた時、「私もです!」とお答えしました(笑)。というのも私には10カ月の息子がいるのですが、まだ言葉にならないおしゃべりがとってもかわいくて、携帯で録りため、その声で何かつくれたらなぁと思っていたので、お話をいただいた時はすごくビックリして嬉しかったことを覚えています。そして実際に秋田さんから送られてきたデモを聞いた時、尊すぎて涙がでました。こんなにもピュアで一生懸命な歌は今までにあっただろうかと。あまりにも歌が尊すぎて、どうアニメーションで表現しようか、この歌を表現するに値するイラストにしなくては……という葛藤もありました(たくさんアイデアを出しました!)。
まだ言葉になる前の宝物のような言葉たち。そんな瞬間を残せたこと、とても嬉しく思います。この新コーナーを観たみなさんが、今目の前の赤ちゃんをそれぞれの形で更に愛おしく思うきっかけになったら素敵だな、と思っています。

◾️鈴木友唯

アートディレクター / ディレクター / イラストレーター / こども図工教室 YAKKE 主宰

2016 年ドローイングアンドマニュアル参加。TVCM、番組、Web CM、MV などを手がける。主な作品にアリススタイル TVCM、Milton TVCM、「パプリカ」Foorin 楽団 ver. 、おかあさんといっしょ「うちゅうにムチュー」、Eテレ「u&i」、 テレビ東京「シナぷしゅ」、サンボマスター「ヒューマニティ!」MV などがある。 カラフルで手作り感のある世界観を作るのが得意技。自分でイラストを描いたり、セットを作ったりも。
2022年10月に第一子を出産。子育ても仕事も全力で楽しみたい!
「こども図工教室 YAKKE」主宰で日本中さまざまな場所でこども向けワークショップを開催している。
https://www.yuisuzukiworks.org/

  • アニメーション制作のプロセス

本作の誕生に至るまでには、動き、キャラクターのかわいさやフォルムなど、少しずつ変化が生まれていきました。鈴木が得意とする手描きアニメーションの手触り・クラフト感を試行し、ひとつの映像作品へと仕上げていったプロセスからも、あたたかみや心地よさへの創意工夫がうかがえます。

完成までの絵コンテ集

©︎TV TOKYO

色合い、キャラクターのフォルムやデザイン、動きなど、試行を重ねて完成した本作。やわらかくあたたかみのある映像作品となった

  • 『シナぷしゅ』について

赤ちゃんの世界が「ぷしゅっ」と広がり、パパママの肩の力が「ぷしゅ~」と抜ける、そんな番組です。
「赤ちゃんにテレビは見せない方がいい」と思われている傾向がある一方で、スマホでは玉石混交の動画を見せている現状….そこに疑問を持ったテレ東社員が「赤ちゃんにも良質な動画コンテンツを提供したい!」と、(ある意味、”視聴率を無視して”?)立ち上がりました。
子育て奮闘中の社員たちを中心にプロジェクトを始動。制作局だけでなく、ビジネスセクションからも社員がプロデューサーとして参加し、「自分の子どもに見せたい」と思えるコンテンツを開発します。
番組名の由来となっている「シナプス」とは、脳の神経細胞と神経細胞の間にあるつなぎ目のこと。脳の神経細胞は、成長にしたがって「増える」のではなく、シナプスによって「つながる」ことで発達します。適切な刺激でシナプスをどんどん増やし、脳の発達につながる、そして赤ちゃんの世界が「ぷしゅっ」と広がり、パパママの肩の力が「ぷしゅ~」と抜ける、それが『シナぷしゅ』です。

  • ドローイングアンドマニュアル株式会社について

「DRAWING AND MANUAL = 図画工作」を活動の理念としたクリエイティブカンパニーです。 

1997年にグラフィックデザイナーと映像作家が集まって創設され、『モーショングラフィックス展』という展覧会を開催し「動くグラフィックデザイン = Motion Graphics」という新しい概念を世界に先駆けて打ち出しました。創設から25年以上の中で、ブランドのモーションロゴ、ブランドフィルム、アーティストのMVや映像作品、教育番組の映像制作、ローカルプロジェクトなど、さまざま創作へ裾野を広げて活動。年間でつくるクリエイティブの数は365以上。多くの誰かに向けて、と曖昧にせず「たったひとりの心を震わすクリエイティブ」が波及することで社会がより良くなる“Good Vibration”をインナーステートメントとして抱き、これからも人の感性や手仕事に宿る「見るもの、聞くもの、触れるもの、においのするもの」を、つくり伝えることが私たちの仕事です。「希望」と「未来」を図画工作する会社として、未知なる未来へ、社会や暮らしのためのアイデアを生み創意工夫を続けます。

会社名    :ドローイングアンドマニュアル株式会社 (英:DRAWING AND MANUAL)

本社     :東京都世田谷区奥沢8-3-2-B1F(支社:金沢、徳島、北海道白老町)

代表取締役社長:唐津 宏治

代表取締役会長:菱川 勢一

設立     :1997年5月26日

事業概要   :ブランドデザイン・映像制作・TV番組企画制作・広告企画制作・グラフィックデザイン・Web制作・プロモーション企画

HP              :https://drawingandmanual.studio/

本件に関するお問い合わせ
DRAWING AND MANUAL CONTACT
https://drawingandmanual.studio/contact
お仕事のご依頼、メディア取材、記事掲載用の素材ご提供などお受け付けいたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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