株式会社IDA Studioのプレスリリース
2023年9月29日(金)に、本日9月30日(土)より開催の、井田幸昌 展「Panta Rhei|パンタ・レイ − 世界が存在する限り」のプレス内覧会をいたしました。
会場には、画家・現代美術家の井田 幸昌、キュレーターのジェローム・サンスが出席し、本展の魅力を語りました。
Photo by RK / (Instagram @rkrkrk)
本展は、2023年9月30日(土)〜12月3日(日)の期間、京都市京セラ美術館 本館 南回廊2階にて開催いたします。
画家・現代美術家の井田幸昌にとって初となる国内美術館での個展です。
一貫して「一期一会」を自身の創作テーマとし、二度と出会うことのない「今」を表現する井田の、過去最大規模の展覧会となります。
故郷、鳥取県の米子市美術館からはじまり、画家を目指すきっかけを作った京都市京セラ美術館へと巡回。
京都展ではジェローム・サンスをキュレーターに迎え、鳥取展とは構成や内容を一部変えて展示します。
これまでの絵画作品、立体作品、絵日記のように日々を綴った“End of today”シリーズ、家族、友人、著名人をモチーフに描いた“Portrait”シリーズなどの代表作から最新の作品まで、約350点のラインナップで紹介します。
【画家・現代美術家 井田 幸昌コメント】
Photo by RK / (Instagram @rkrkrk)
展覧会を主催いただきました京都新聞、京都市そして、スポンサーの皆様、気にかけていただいた全ての皆様に、心から感謝申し上げます。
京都市京セラ美術館は私が作家に進む決意をくれた場所です。
その後世界を旅し、刹那的な思いを描き続けてきました。
そんな作品たちをみなさまに見ていただける機会を、この場所でいただけた事をとても光栄に思っております。
私にとって原点回帰のような展示となりましたが、ここからがまた始まりです。
これからも更に精進して参ります。
どうぞ皆様引き続きよろしくお願いいたします。
【キュレーター ジェローム・サンスコメント】
Photo by RK / (Instagram @rkrkrk)
井田幸昌氏はとてもユニークな人物です。
伝統やルールを重んじながらも、新しい表現にチャレンジし、前進し続ける作家です。
本展示に出品された多くの作品から、彼のエネルギーを存分に感じていただけるでしょう。
今回、井田の作品を7つの部屋でテーマにわけて展示することを試みました。
展示室一つ一つを独立させているわけではなく、展示室を進む中で全てがリンクしていることを感じられるでしょう。
作品世界に没入し、井田作品をぜひお楽しみください。
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同日、井田幸昌や本展に縁のあるかたをお招きしたオープニングレセプションを開催し、京都市・門川大作市長による乾杯からはじまり、多くの方に本展をご覧いただきました。
Photo by RK / (Instagram @rkrkrk)
■出席者コメント
京都市/門川大作市長
躍動感あふれる作品群は正に圧巻の空間。
様々な出会いを通じて、常に変化を重ねていく井田幸昌様の作品。
本展の御成功と、井田様の今後ますますの御活躍を願っております。
京都市京セラ美術館/青木淳館長
井田さんの作家人生の原点が当美術館での一枚の絵との出会いと伺い、大変うれしく思います。
この展覧会でもたくさんの素敵な出会いが生まれることを楽しみにしています。
美術評論家/南條史生
井田さんの作品は前から興味をもっていました。
今回の展覧会で多数の作品を見せていただき、そこに宿る自由な精神、激しいブラッシュストローク、力強い表現は他の日本人作家にはない特徴だと感じました。
作品として,作家として強烈な存在だと思います。
これからもその画業がますます発展していくことを期待しています。
俳優/城田優
音声ガイドをするにあたり資料はみていましたが、本日は作品をみせていただきとても新鮮に感じました。
自分もモデルをしたことがあるので特にポートレイトの作品はじっくりみせていただきました。
一枚一枚にストーリーがあり入口の作品はすごく良かったです。
そして、入口から最後の晩餐にいたるまでの美しさ。
彫る、描くという作業が色濃く、それは美しく素敵すぎる。
井田さんの30代後半の作品も楽しみにしています。
次にみせてくれる景色が楽しみです。
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井田幸昌 | Yukimasa Ida
Photo by RK / (Instagram @rkrkrk)
[Profile]
1990年、鳥取県生まれ。
井田は、彫刻家である父のアトリエで幼い頃から絵を身近に親しんできました。
「一期一会」をテーマとし、絵画を中心に彫刻や版画など様々な分野で創作活動を展開し、国内を拠点に海外へも活躍の場を広げ、作品は国内外のコレクター、美術館に収蔵されています。
2021年にはDiorとのコラボレーションを発表するなど多角的に活動。
同年、日本の民間人として初めて宇宙に滞在した前澤友作氏によって、作品《End of today – L’Atelier du peintre -(画家のアトリエ)》が国際宇宙ステーション(ISS/アイエスエス)に持ち込まれ、永久収蔵されたことでも注目を集めました。
その芸術文化活動は広く文化の振興に功績があったとして2022年鳥取県文化奨励賞を受賞するなど多方面で躍進を続けています。
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見どころ
ⒸIDA Studio Inc.
見どころ[1] 過去最大規模の作品数
鳥取(米子)展からさらに展示作品数を増やし、約350点を超える作品を一堂に展覧する自身過去最大規模の展覧会は圧巻です。
見どころ[2] 多様な表現
卓越した画力と色彩感覚の絵画群。そして、絵肌を感じさせるブロンズ像や木彫の立体作品。
一貫して「一期一会」というコンセプトを追求し制作を続ける井田の多彩な表現をご堪能ください。
見どころ[3] 展示構成
国際的キュレーター、ジェローム・サンス氏が井田の作品の魅力をさらに引き出します。
作品をテーマやシリーズにわけ、7つの展示室で紹介します。
展覧会タイトルにもつけた、過去から未来への流れとなる井田の「変わり続けるもの」また「変わらないもの」を同時に感じていただけるでしょう。
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開催概要
会 場 :京都市京セラ美術館 本館 南回廊2階(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
会 期 :2023年9月30日(土)〜12月3日(日)
休館日 :月曜日(祝日の場合は開館)
開館時間 :10:00~18:00 ※最終入場は17:30まで
料 金 :一般/当日1,800円(1,600円)
大学・高校生/当日1,500円(1,300円)
中学生以下無料
*すべて税込
*( )内は20人以上の団体割引料金
*11月11日(土)のみ親子連れ(小学生以下の子ども1名につき同伴者1名)は無料
*障害者手帳等ご提示の方は本人及び介護者1名無料(学生証、障害者手帳等確認できるものをご持参ください)
*そのほか企画チケットあり
主 催 :京都新聞、京都市
協 賛 :冨士機材株式会社、株式会社 小学館
特別協力 :Dior
協 力 :読売テレビ、Link Up Inc.、IDA Studio
後 援 :京都府、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京阪ホールディングス株式会社、株式会社エフエム京都
お問合せ :Tel. 075-771-4334(京都市京セラ美術館)
E-mail. info@ida-2023.jp
(井田幸昌 展「Panta Rhei|パンタ・レイ − 世界が存在する限り」運営事務局)