小田急電鉄株式会社のプレスリリース
※ XR は、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といった先端技術の総称
メインビジュアル「ミライPARK@新宿中央公園」
2023年10月6日(金)から11月29日(水)まで、新宿中央公園でARを活用して実施するのが「ミライPARK@新宿中央公園」です。お手持ちのスマートフォンに専用アプリのダウンロード等で手軽にご参加いただけ、お子さまにも楽しんでいただける簡単操作の4コンテンツをご用意しています。公園内はボール遊びをできる場所が制限されていますが、園内どこでも楽しめる「壁当てAR」、宇宙まで行ってしまう凧あげ体験「AR宙凧SOLA-TAKO」など、普段はできないこと・現実ではありえないことを、ARならではのアソビとしてお楽しみいただけます。
2023年10月27日(金)から29日(日)まで、XRをテーマにした当社の常設施設「NEUU」他で、好評をいただき今年で4回目となるXRに特化した国際映画祭「Beyond the Frame Festival 2023」を実施します。XR映画は、専用機材を身に着けた自身のアクションに連動して内容が展開していくなど、まさに自身がストーリーの一部となる没入体験が特徴であり、会場にご用意する専用機材で、どなたにもお楽しみいただけます(一部は、年齢制限あり)。
晩年を過ごしたアトリエを舞台に、世界的な建築家アントニ・ガウディに迫る「GAUDI, The Atelier Of The Divine」や、「千利休の所持した樂長次郎 黒樂茶碗『万代屋黒』をモデルにしたお茶碗型の触覚デバイス」を用いて、VR空間で複数人同時に日本のお茶の世界を体験し、日本伝統の茶道の世界を通して生命と宇宙の繋がりを体験する「SEN」など、VR・AR・MR技術を幅広く取り入れた全25作品を、10月6日(金)11時以降に専用サ
イトから事前予約いただくことで体験いただけます。
また、今回は世界から公募した96作品から、審査員により特に優秀な3作品「Grand Prix」「XR Experience Award」「XR Story Award」を選定します。審査員には韓国・富川国際ファンタスティック映画祭「Beyond Reality」部門のXRキュレーター Jay KIM氏と東京藝術大学副学長(デジタル推進)・同大学院映像研究科教授 岡本美津子氏を招聘し、最終日29日「NEUU」にて結果発表・表彰式を実施、その模様をオンラインで配信します。そのほかトークイベントなども実施し、XR業界の今を感じていただくことができます。
メインビジュアル「Beyond the Frame Festival 2023」
本件の詳細は、下記の通りです。
記
1 ミライPARK@新宿中央公園
(1)実施期間
2023年10月6日(金)~11月29日(水)
(2)実施場所
新宿中央公園(東京都新宿区西新宿2丁目11)
(3)概要
・お手元のスマートフォン1つで、どなたにもご参加いただけます
・期間中、以下4つのコンテンツを自由にお楽しみいただけます
壁当てAR
●壁当てAR
新宿中央公園に壁のオブジェクトを表示してボール遊びができます。壁当てキャッチの面白さに、普段はできないことができるというスパイスが加わったコンテンツです。ブラウザから体験いただけます。
●STREET WRITER
新宿中央公園にARでお絵描きをして、体験者同士でコミュニケーションをとるコンテンツであり、園内を使ってアーティスト気分が味わえます。ブラウザから体験いただけます。
AR宙凧SOLA-TAKO
●AR宙凧SOLA-TAKO
新宿中央公園からARで凧をあげ、最終的には宇宙に飛び出してしまう、ありえないことがリアルに起きてしまうコンテンツです。「STYLY」アプリのダウンロードで体験いただけます。
●AR×アバター×公園で漫画表現に挑戦!
かわいいアバターと一緒に素敵な写真が撮れます。専用アプリのダウンロードで体験いただけます。
(4)参加費
無料(通信料は別途)
(5)ホームページ
(6)その他
・各コンテンツは、「withARハッカソン」と連携し、46名のクリエイターが「AR技術を用いて公園の遊びを拡張する」をテーマに作り上げたものの中から選定しました
・本施策は東京都「西新宿サービス実装・産官学コンソーシアム」におけるプロジェクト活動の一環として実施するものです
・当社は新宿中央公園の指定管理を務める「新宿中央公園パーク アップ共同体」の一員として本施策を実施します
2 XRに特化した国際映画祭「Beyond the Frame Festival 2023」
(1)実施期間
2023年10月27日(金)~29日(日)
(2)実施場所
XR Communication Hub「NEUU」と、同建物6階特設会場
(住所:東京都新宿区西新宿1丁目5-11 新宿三葉ビル)
(3)概要
①映画体験
ヴェネツィア国際映画祭XR部門に4年連続でノミネートされた伊東ケイスケ監督作品「SEN」や、芥川賞作家の小川洋子氏が原作、アカデミー賞ショートアニメーション部門にノミネートされた山村 浩二氏が監督した文芸VR「耳に棲むもの」など全25作品のXR映画 作品をお楽しみいただけます。
<お申し込み>
・事前予約制、10月6日(金)11時受付開始
・公式サイト(http://btffjp.com/)からお申し込みいただけます
<税込料金>
・トライアルチケット 無料(体験時間は作品により異なる)
…3DoFVR映画作品の中からお好きな1作品のみ体験可能
・Aチケット 1,000円/人
…約90分のなかでVR/AR/MRの全24作品から体験可能
・Sチケット 1,500円/人
…約90分のなかでAチケット対象作品に加え、マルチ体験型6DoFVR作品「GAUDI, The Atelier Of The Divine」も体験可能
※トライアルチケットでのご利用の場合、体験作品を指定させていただく場合があります
※上映作品は変更になる場合があります
※一部作品は、13歳以上が対象
②トークイベント
期間中、本映画祭を盛り上げるトークイベントを開催します。いずれも公式サイト(http://btffjp.com/)からの事前予約制であり、無料でご参加いただけます。詳細は公式サイトからご確認いただけます。
●『フランス発・XRコンテンツの最前線とこれから』
日時:10月27日(金) 19:00~20:30
場所:XR Communication Hub「NEUU」、オンライン
概要:デジタルクリエイションとバーチャルワールドの祭典「NewImages Festival」のディレクターMichele Zieglerと、世界最大級のXRコンテンツプロダクションAtlas Vの共同創業者・プロデューサーであるArnaud Colinartをお招きし、XRコンテンツのディストリビューションやアートとしての可能性、アーカイブの意義など、2人の見据えるXR業界の現在地、未来について語っていただきます。
※在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセの助成を頂き実施します
●『XRでつながるアジアの映画祭〜アジアアライアンスが目指す未来』
日時:10月28日(土) 19:00~20:30
場所:XR Communication Hub「NEUU」、オンライン
概要:台湾「高雄国際映画祭」、韓国「富川国際ファンタスティック映画祭」、中国「Sandbox Immersive Festival」そして、日本の「Beyond the Frame Festival」の4映画祭が手を結び、これからさまざまな展開を仕掛けていくキックオフとして、XRに注力するアジアの映画祭関係者が集結します。
③受賞作品発表
『Beyond the Frame Festival 2023クロージングイベント』
日時:10月29日(日) 16:00~17:30
場所:オンライン
概要:本映画祭の締めくくりとして、「Grand Prix」、「XR Story Award」、「XR Experience Award」の3賞を発表します。審査員が、受賞作品の魅力や今年の映画祭のラインナップについて語るとともに、XRの未来、これからの映画祭が目指すべき姿についても考えていきます。公式サイト(http://btffjp.com/)からの事前予約制であり、無料でご参加いただけます。
(4)ホームページ
(5)その他
・「Beyond the Frame Festival」は、日本初のXRに特化した国際映画祭として2020年に㈱CinemaLeapが初開催し、2回目以降は当社が共催しています
・今回は第4回を迎える企画であり、従来のフレームに囚われない大胆かつ新しい挑戦から生み出されたXR作品を体験いただく機会の創出と、XRクリエイターが作品を発表する機会として実施しています
・本映画祭は、デジタル技術を活用することで西新宿エリアの方々の QOL 向上を目指す「西新宿スマートシティ協議会」のプロジェクトとして位置づけられており、東京都が目指す「スマート東京」の実現に資する取り組みです
・主催:㈱CinemaLeap 共催:小田急電鉄㈱
・助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
【芸術文化魅力創出助成】
(参考)NEUUについて
2022年11月1日(火)に、新宿駅西口から徒歩1分程の場所へ、世界最先端のXR技術の体験やこれからのXR技術をリードしていくクリエイターが交流し新たな表現を創作する空間として、日本初のXR 特化型複合施設「NEUU」を開業、延べ5,202名※のお客さまにご来場いただいてまいりました。これからも、XR技術を活用し、移動そのものの楽しみ方や、移動の目的となるリアルの場でしか味わえない価値を高め、新たな体験を生み出していきます。
※2023年8月末現在
NEUU内部の様子(XR作品の体験イメージ)
NEUU内部の様子(ワークスペース)
NEUU内部の様子(ショールーム)
以上