株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ レガシープラスのプレスリリース
Photo/山本 佳代子
これは、彼らがデビューから1994年まで在籍したEPICレーベル創立45周年企画として、9月21日より毎週木曜日に7週連続で歴史に残るライヴ映像を全国上映する『毎木7 ライヴ・フィルム・フェスティヴァル2023』の第三弾で実施されたものだ。既に2017年にパッケージ化されているが、本上映のために映像と音が最新技術で仕上げられ、激情の大スクリーンと日本屈指のサウンドシステムにより最高の臨場感で楽しむべく、観客が場内に続々と詰めかけた。
Photo/山本 佳代子
T・ジョイPRINCE品川(東京都港区)では、特別企画として熱狂的なエレカシファンのウド鈴木が上映前にゲスト登壇。”エヴリバディ!皆さん、ようこそ品川!”の第一声と共に司会進行役の池上尚志とステージに登場。興奮を抑えきれず既にテンション最高の状態だ。持参したデビュー30周年47都道府県ツアーの千葉・山形のTシャツを披露、そこから体全体を使った激アツトークが止まらない。
Photo/山本 佳代子
エレカシの音楽と生き様が元気の源になっていること、奥様と一緒にチケット抽選を頑張っているがなかなか当たらないこと、茨城のライヴを目立たないようにカツラをつけて一列目で観たこと、TV局の楽屋に宮本浩次を訪ね一方的に想いを伝えたこと、などを熱く語る独壇場のステージとなった。
Photo/山本 佳代子
まだまだ話していたい様子のウド鈴木だったが、無情のタイムアップ。記念撮影の後、最後に”エレカシと共に!”の言葉を残してステージを後にした。
Photo/山本 佳代子
そして上映がスタート。とにかく異状な光景だ。剥き出しのままの無機質な舞台。演奏が始まっても客席の照明は灯いたまま。記念すべき初ホールライヴに用意された予期せぬ演出がバンドの闘争心に火をつける。湧き上がる反骨の感情を、時に無理矢理抑え込み、時に思い切り吐き出す宮本浩次。激しく力強い演奏が、とてつもない圧力を纏う。戦い続けたステージは、わずか70分、全14曲で終わったのだが、衝撃と重圧が場内覆うように漂っていた。
なお、この日の詳しいレポートは、『毎木7 ライヴ・フィルム・フェスティヴァル2023』特設ページにて公開中。
https://www.110107.com/maimoku
今回上映されたライヴ・フィルム『エレファントカシマシ~1988/09/10渋谷公会堂~』商品詳細はこちら
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