電通と電通グループ2社がネット上での来店体験・顧客対応支援サービスを開発、提供開始

電通のプレスリリース

電通、電通クリエーティブX、電通ライブがネット上での

来店体験・顧客対応支援サービス

『クイックDXソリューション』を開発、提供開始

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員 五十嵐 博)、株式会社電通クリエーティブX(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員 兼藤 佳行)、株式会社電通ライブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員 孫 生京)は、共同で、店舗やショールームをバーチャルに体験できる3D空間やウェブサイトを制作し、ネット上でも円滑な顧客サービス展開を支援する「クイックDXソリューション」を開発し、提供を開始しました。業種別にフォーマット化することで、企画・プラン正式決定からサイトオープンまで最短約2週間での制作、提供が可能となりました。

 

 対面での接客・商談が中心の業界では、新型コロナウイルス感染拡大をうけ、顧客との接点を減らさずに従来のような接客や体験サービスを早急に整えることが課題の一つになっています。一方で、事業全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)は、業務の棚卸、データ統合、顧客管理システムの導入、顧客体験の設計などコンサルティングから導入完了までに数ヶ月から半年以上かかるものも多くあります。

 

 「クイックDXソリューション」は、デジタルトランスフォーメーションの一部である店舗体験や接客サービスのデジタル化に特化し、顧客との接点がオフライン(対面)であることがビジネスの機会損失になることや短期的な顧客離脱を防ぎます。また、地理的要因や時間的要因で従来獲得できていなかった顧客へのアプローチも可能になることで、一時的な応急処置以上の長期的な顧客拡大にもつなげることを狙います。

 

<クイックDXソリューションのポイント>

・ 過去の映像制作やDX化支援の知見から、導入するサイトとコンテンツを、住宅・不動産業、自動車販売・小売店舗、観光業などの業種別にフォーマット化することで、制作期間を短縮。企画・プラン正式決定からサイトオープンまで最短で約2週間という短期間で対応が可能です。

・ 対面にできるだけ近い体験を提供するため、PCやスマートフォンから手軽に閲覧できる店舗や施設の360度空間を制作(VR対応も可能)。

・ 従業員が施設案内するムービー製作や施設体験中の疑問に答える独自Webチャットツールでの接客も可能。

・ 新規見込み顧客の獲得に向けてのデジタル広告プラン、本格的なデータ統合・顧客管理システムの導入・体験の設計も必要に応じて企画・提案いたします。

 

 なお、企画・デザインについては、電通のクリエーティブチーム、データドリブン・クリエーティブ・センター※が担当。映像制作については電通クリエーティブXの専門チームが、バーチャル体験設計については、電通ライブの専門チームが担当します。

 

 電通グループでは、ビジネス変革のデザインから、基盤となるデータ整備・分析、システム導入・運用、インサイトに基づく顧客体験の設計・実施まで、「人」を基点にしたデュアルファネルでのデジタルトランスフォーメーションを支援、具現化していきます。

 

 

※データドリブン・クリエーティブ・センターとは

2020年2月に電通のクリエーティブ部門に新設された新組織です。データマーケティングに基づき、オンライン・オフラインを統合したシームレスな顧客体験を提供します。

 

以上

 

 

【事業に関する問い合わせ先】

クイックDXソリューション事務局

Email:ddcc@dentsu.co.jp

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