男子バレーボールワールドカップ2023パリオリンピック出場をかけた大一番で視聴者がくぎづけになったシーンは?

REVISIO株式会社のプレスリリース

ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷康士、以下REVISIO)は、10月7日(土)に地上波フジテレビ系列で放送された、FIVBワールドカップバレーボール男子2023「日本×スロベニア」戦について、どのシーンが一番視られていたのか、毎分の注目度データを使って分析致しました。(注目度が高いことは、テレビの前の視聴者がくぎづけになったことを表します)

2008年の北京オリンピック以来、自力でのオリンピック出場果たせていなかった男子バレーボール日本代表。今回のワールドカップで7チーム中2位に入ればオリンピック出場が確定できる状況の中、4勝1敗の暫定3位で迎えた7日の第6戦、世界ランク7位(日本の世界ランクは4位)のスロベニアを相手に3-0で勝てればオリンピック出場が決まる大一番で、見事3-0で勝利しオリンピックへの切符を手に入れました。

「日本×スロベニア戦」で一番視聴者が釘付けだったのは、1セット目23-21の接戦での石川祐希選手のバックアタックとオリンピック出場決定の涙!

●第1位: 最も注目されたシーン 19時51分   石川祐希選手がナイススパイクレシーブからそのままバックアタックを決めるシーン 注目度:74.2%

第1セット22-20でオーバーネットの反則を取られ、会場に嫌なムードが漂っていた中、西田有志選手のバックアタックで23-21とし、再び日本が有利の状態に。その後西田選手のジャンプサーブで相手を崩し、石川選手のナイススパイクレシーブから、そのまま自分でバックアタックを決めマッチポイントとしました。会場のボルテージは最高潮となりました。攻守に渡ってチームを引っ張る石川選手に視聴者が釘付けになっていました。

●第1位:  最も注目されたシーン 20時53分  日本の勝利でオリンピック出場が決定。選手達が涙を流して抱き合うシーン  注目度:74.2%

スロベニアに3-0で勝利し、16年ぶりに自力でのパリオリンピック出場が決定。選手達の涙に視聴者が釘付けになっていました。共に東京オリンピックに出場し、3月に胃がんで亡くなってしまったチームメイトの藤井直伸選手のユニフォームを掲げながら喜ぶ選手に胸が熱くなる視聴者も多かったのではないでしょうか。バレーボールファンにはぐっとくるものがあるシーンでした。

●第3位: 3番目に注目されたシーン 19時33分  高橋藍選手のバックアタック 注目度:73.4%

相手に5連続の得点を許し、1-6でリードされる序盤。石川選手のブロックポイントに続く高橋選手の2連続バックアタックのシーンで視聴者が釘付けになっていました。ファンが多い高橋藍選手、会場を見方につける思い切りの良いプレーで声援はピークに。ここから会場のムードが一気に変わり日本の追い上げがはじまりました。

 

男子バレーボールは2023年6月~7月に開催されたネーションズリーグで銅メダルを獲得し、世界大会では46年ぶりのメダル獲得となりました。キャプテンの石川祐希選手はベストスコアラー賞を獲得するなど、7部門中6部門に日本人選手が選出され、世界中から日本のバレ―ボールに注目が集まっていました。

高橋選手をはじめとして、公式Instagramを活用して大会や練習やプライベートの様子を発信する選手も多く、大会がない期間もファンと繋がり続けることで、ファンの熱量を高めていました。その効果もあり今回のワールドカップのチケットは全試合完売。当日の自由席を求めるために試合時間の10時間以上前から並ぶ人もいたそうです。また、「選手の宿泊先にサインを求めにいかないように」と異例の通達が出るほどの人気ぶりになっています。こういった点からも男子バレーボールの注目の高さを感じます。

【Instagramのフォロワー数】(2023/10/09 13:00時点)

高橋藍 193.7万人(日本人スポーツ選手4位)

西田有志 131.1万人(日本人スポーツ選手13位)

石川祐希 129.9万人(日本人スポーツ選手14位)

参考:https://insta.refetter.com/ranking/?p=1&c=sports

 

バスケットボール男子に続き、パリオリンピック出場を決めたバレーボール男子。全試合を通じて、1点1点喜びを爆発させて会場を盛り上げ、勝つ空気感を作っている選手たちの姿が印象的でした。日本代表の選手のみなさま、おつかれさまでした。改めて、パリオリンピック出場おめでとうございます。

今年はスポーツのワールドカッブが多く賑わいを見せています。REVISIOでは今後も、思わずくぎづけになってしまう番組やコンテンツを分析していきたいと思います。


■分析データの概要

日時:2023年10月7日(土)19時00分~21時04分
放送局:フジテレビ
属性:個人全体
地域:関東地域
調査パネル: 関東2,000世帯
指標:注目度※1、世帯視聴率※REVISIO計測による

※1 注目度とは?

テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。シーンに注目している度合いがわかります

【REVISIO株式会社について】
REVISIO株式会社は、人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、REVISIOが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というREVISIO独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリアの2,000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供しています。

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