リアル×オンライン一体型台湾映像フェス「TAIWAN MOVIE WEEK(台湾映像週間)」が本日10/13(金)よりスタート!

TAICCAのプレスリリース

独立行政法人「台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー 」(以下、TAICCA 読み:タイカ)は、本日10月13日(金)より「TAIWAN MOVIE WEEK(台湾映像週間)」をスタートしました。オープニングイベントとして、15時からの 『赤い糸 輪廻のひみつ(原題:月老)』(2021年)上映回にて、ギデンズ・コー監督が来日し、トークショーを開催しました。ホラーやBLなど、さまざまなジャンルで人気を誇る台湾の映像作品を、日本の皆さんにもっと気軽に触れてもらうべく、本イベントでは台湾の人気映画・ドラマ12作を一挙上映するほか、特設サイトにて、国内の主要な配信サービスで観られる台湾の映像作品、約30作を紹介していきます。リアルとオンラインで同時に台湾エンタメを楽しめる、初の台湾映像フェスです。

●「ギデンズ・コー監督来日トークショー」レポート

「TAIWAN MOVIE WEEK」オープニングイベントとして、本日15時からの『赤い糸 輪廻のひみつ(原題:月老)』(2021年)上映回にて、本作のほか『あの頃、君を追いかけた』(2011年)や『怪怪怪怪物!』(2017年)などで監督を務め、小説家としても活躍するギデンズ・コー監督が来日し、トークショーを開催しました。

 12月から日本での再上映が決定しており、本イベントでの先行上映に注目が集まる本作。ギデンズ・コー監督と上映作品のセレクトを務めた映画パーソナリティの伊藤さとりさんが登壇すると、満席の会場は大きな拍手に包まれました。監督は「みなさんとお会いでき、大変光栄です。ぜひ楽しんでいってほしいです!」とコメントし、伊藤さんは「TAIWAN MOVIE WEEKということで、映画を通して様々な台湾の魅力を観てほしい。」とそれぞれ挨拶しました。

 挨拶もそこそこに、早速『赤い糸 輪廻のひみつ』についてのトークを展開。監督は本作の脚本完成間近で愛犬との別れを経験したそう。本作のエンドロールでは、そんな愛犬について、「もう会えないけど、この作品を通じて愛犬に出会い直したいという思いを込めて制作しました」とここでしか聞けないエピソードを語り、客席は聞き入った様子でした。

 また、日本での台湾映画の人気の高まりについて、監督は「とても喜ばしいです!台湾と日本のクリエイターたちが互いに抱きしめ合ってるような、そんな状況になってきていると思います。」と熱く語りました。さらに監督が影響を受けた日本文化の話題に。大ヒット中の日本少年漫画の主人公が叫ぶ、「大海原で最も自由な人になるんだ!」というシーンが気に入っていて、自分の価値観にも大きく影響を与えていると思うと語った。そして日本の映画監督では、北野武監督の作品が大好きで、自身の映画制作においてもキャラクター作りやストーリー展開に大きく影響を与えていると明かしました。まだまだ聞きたい様子の伊藤さんと会場であったが、惜しくも時間いっぱいとなり、名残惜しくも大盛況の中トークショーは幕を閉じました。

  • 「TAIWAN MOVIE WEEK」上映概要

開催期間 :2023年10月13日(金)〜10月28日(土)

開催場所 :ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場

                (東京都港区台場1-7-1 アクアシティお台場内)

      ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールB

                (埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3)

参加方法 :事前応募制(現在終了)

詳細   :https://moviewalker.jp/news/article/1155949/ 

  • 上映スケジュール

ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場

 10月13日(金)15:35〜『赤い糸 輪廻のひみつ(原題:月老)』(2021年、ギデンズ・コー監督)

         18:20〜『親愛なる君へ』(2020年、チェン・ヨウチェ監督)

 10月14日(土)14:40〜『返校 言葉が消えた日』(2019年、ジョン・スー監督)

         17:00〜『マネーボーイズ』(2021年、シービー・イー監督)

 10月15日(日)14:40〜『哭悲/THE SADNESS』(2021年、ロブ・ジャバズ監督)

         17:00〜『Stay By My Side』(2023年、ウー・カイフェイ監督)

 10月21日(土)14:40〜『正負之間~Plus & Minus 』(2022年、ホアン・イーシュン監督)

         17:00〜『アメリカから来た少女』(2022年、ロアン・フォンイー監督)

 10月22日(日)14:40〜『黒の教育』(2022年、クー・チェンドン監督)

         17:00〜『奇蹟』(2023年、ウー・モンタン監督)

ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールB

 10月28日(土)13:00〜『1秒先の彼女』(2020年、チェン・ユーシュン監督)

          15:30〜『ママボーイ』(2022年、アービン・チェン監督)

『1秒先の彼女』©MandarinVision Co, Ltd『1秒先の彼女』©MandarinVision Co, Ltd

『赤い糸 輪廻のひみつ(原題:月老)』 ©2023 MACHI XCELSIOR STUDIOS ALL RIGHTS RESERVED.『赤い糸 輪廻のひみつ(原題:月老)』 ©2023 MACHI XCELSIOR STUDIOS ALL RIGHTS RESERVED.

『奇蹟』©2023 KISEKI:DEAR TO ME Partners All Rights Reserved.『奇蹟』©2023 KISEKI:DEAR TO ME Partners All Rights Reserved.

『返校 言葉が消えた日』©1 Production Film Co. ALL RIGHTS RESERVED.『返校 言葉が消えた日』©1 Production Film Co. ALL RIGHTS RESERVED.

  • 「TAIWAN MOVIE WEEK」配信サービス作品特設サイト概要

開催期間 :2023年10月13日(金)〜2024年1月上旬(予定)

特設サイト:https://thetv.jp/feature/taicca/

●ギデンズ・コー《プロフィール》

ギデンズ・コー監督ギデンズ・コー監督

1978年台湾・彰化出身。台湾の若者に絶大な人気を誇る作家、脚本家、映画監督。愛犬家としても知られる。1999年からインターネット小説を発表し始め、ジャンルはラブストーリーやファンタジーからホラーに至るまで多岐にわたる。2008年ギデンズ・コーを含む4名の監督によるオムニバス映画「愛到底」の中の短編映画「三聲有幸」(未)で監督デビュー。2011年自伝的小説を自ら改編、監督した長編映画『あの頃、君を追いかけた』が大ヒット。その後、脚本とプロデューサーで「等一個人珈琲」(江金霖監督、14・未)、原作で「樓下的房客」(崔震東監督、16・未)、脚本とプロデューサーで『ハクション!』(柯孟融監督、20)などの映画に参加する。2013年に製作総指揮した保護犬の殺処分を巡るドキュメンタリー映画「十二夜」(YouTube公開中)は異例の大ヒットとなり、台湾ドキュメンタリー映画史上興行2位を記録し、台湾社会に大きな影響を及ぼした。2017年、オリジナル脚本による監督作品『怪怪怪怪物!』を発表。『赤い糸 輪廻のひみつ』は小説を自ら映画化した作品としては2本目、監督作品としては3作目となる。最新作は台湾で2023年夏に公開された「請問、還有哪裡需要加強」。

●「台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(TAICCA)」概要

台湾・文化部(文科省に相当)のもとに2019年に創設された「台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー(Taiwan Creative Content Agency)」(通称TAICCA)は、台湾文化コンテンツの産業化、国際化を促進する独立行政法人です。TAICCAは国際共同制作資金、コンテンツ開発支援投資資金などの産業促進プランを用意しており民間と協業しながら台湾発の文化コンテンツをサポートし、海外発信にも力を入れてきました。ドラマ、映画、音楽、出版、アニメ、ゲーム、コミック、ファッションデザインから文化的テクノロジー応用まで、あらゆる台湾発の文化的コンテンツを支援し、またそのコンテンツの普及と、ビジネスの活性化を目的に活動しています。

▶︎TAICCA公式HP:https://taicca.tw/

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