本日より!マリアーノ・ペンソッティ 『LOS AÑOS(歳月)』京都芸術劇場 春秋座 KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2023 

学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学のプレスリリース

現在、京都各所で開催中のKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2023。アルゼンチンの鬼才、マリアーノ・ペンソッティ演出による舞台作品『LOS AÑOS(歳月)』がいよいよ10月21日(土)・22日(日)に京都芸術劇場 春秋座(京都芸術大学内)にて上演されます。本番を目前に、10月20日(金)に最終リハーサルがおこなわれました。

撮影:中谷利明撮影:中谷利明

撮影:中谷利明撮影:中谷利明

撮影:中谷利明撮影:中谷利明

撮影:中谷利明撮影:中谷利明

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2023

マリアーノ・ペンソッティ / Grupo Marea 『LOS AÑOS(歳月)』

日時:2023年10月21日(土)14:00 開演、10月22日(日)13:00 開演

※開場は開演の30分前
※上演時間 約105分
※言語:スペイン語(日本語・英語字幕あり)

会場:京都芸術劇場 春秋座

両日とも、ポスト・パフォーマンス・トークあり。

10月22日(日)の回は、終演後に学生感想シェアカフェを開催します。
会場:京都芸術劇場 春秋座のロビー
時間:15:30~16:30(1時間程度)

予約はこちら https://sharecafe-1022.peatix.com/view

当日料金(全席指定・税込):一般 5,500円、学生&ユース 3,500円、高校生以下 1,000円

主催:KYOTO EXPERIMENT、京都芸術大学 舞台芸術研究センター
後援:アルゼンチン共和国大使館
特別協力:ゲーテ・インスティトゥート大阪・京都
協力:EU・ジャパンフェスト日本委員会

  • 『LOS AÑOS(歳月)』作品解説

理想と現実、未来と現在は、常に隣り合わせにある

現在とその30年前。2つの時間軸がひとつの舞台の上で映画の画面割りのように現れ、同時に進行していく。一方は2020年。主人公のマヌエルは、貧困地区の少年をとらえたドキュメンタリー映画で脚光を浴び、そのキャリアを飛躍させていく。もう一方は2050年。長く暮らした海外からブエノスアイレスへと戻ってきたマヌエル。そこで、過去にうまくいかなかった人々や場所との関係を再構築しようと試みるのだが……。
本作に描かれるのは、おかしく、そして悲しいひとりのアーティストの人生だ。あるいは、観客席に座る私たちの世界に引き寄せるとしたら、私(たち)が「こうなりたい」と思う自分と、実際に私(たち)がどうなったかの間にある“致命的な違い”を描いたとも言えるだろう。
大掛かりなセットや緻密な会話構成で、演劇の構造を幻想的なフィクションへと昇華するマリアーノ・ペンソッティ。世界30都市以上で公演を行ってきた屈指の劇作家・演出家が、日本で初の劇場公演を行う。その作品世界をじっくりと堪能したい。

  • アーティスト紹介

© Bea Borgers© Bea Borgers

マリアーノ・ペンソッティ Mariano Pensotti
アルゼンチンの作家・演出家。1973年生まれ。ブエノスアイレス、スペイン、イタリアでビジュアルアーツと演劇を学ぶ。2005年に、舞台美術家の Mariana Tirantte、音楽家の Diego Vainer、プロデューサーの Florencia Wasser と共同でカンパニー Grupo Marea を立ち上げた。ペンソッティ自身がテキストを執筆・劇場での上演を想定し、俳優たちとの共同作業をベースにした演劇作品と、公共空間において虚構と現実を明確に対比させることを意図した、サイトスペシフィックに展開するパフォーマンス作品を並行して発表している。ペンソッティは過去12年にわたり劇作家・演出家として15以上のパフォーマンス作品を手がけた。近年の作品に、『Los Años』(ルール、2021)『El Público 』(アテネ、2019)『Diamante』(ウィーン、2019)『Arde brillante en los bosques de la noche』(ベルリン、2017)がある。ペンソッティは世界的に最も名高い演出家の1人であり、世界の30以上の都市で作品を発表している。

2010 年より毎年開催している京都発の国際舞台芸術祭です。 国内外の「EXPERIMENT(エクスペリメント)=実験」的な舞台芸術を創造・発信し、 芸術表現と社会を、新しい形の対話でつなぐことを目指しています。 演劇、ダンス、音楽、美術、デザイン、建築などジャンルを横断した実験的な表現が集まり、 そこから生まれる創造、体験、思考を通じて、舞台芸術の新たな可能性をひらいていきます。

開催期間:2023年9月30日(土)–10月22日(日)
会場:ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO、京都市京セラ美術館 ほか
主催:京都国際舞台芸術祭実行委員会 [京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都芸術大学 舞台芸術研究センター、THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)]

12学科22コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。 芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。

住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116

学科編成:12学科22コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)

在籍者数:3,976名(芸術学部 正科生、2023年5月現在)

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