株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ レガシープラスのプレスリリース
時代を超えた、永遠の音色を奏でる“魂のピアニスト” フジコ・ヘミング。
彼女が初めて⽇本に降り⽴った想い出の地 “港 ヨコハマ” で開催された貴重なライブ映像作品「⾚いカンパネラ〜フジコ・ヘミング スペシャルソロコンサート2023〜」(https://www.110107.com/Fuzjko_Hemming)が10⽉25⽇に発売となる。
「こんなドラマティックなステージに憧れていたの」とフジコ本人が語るように、自身初となる美しい照明と映像演出はファンの間で大きな話題となった。収録曲も『ラ・カンパネラ』、『ノクターン 第2番』、『テンペスト』といった代表曲はもちろん、初公開映像となる『⽉光ソナタ』、『亡き王⼥のためのパヴァーヌ』の2曲を加え全16曲を収録。
鍵盤全体が見渡せる天井からのカメラアングルや踊るように動くフジコの⼿元のクローズアップなど、4Kシネマカメラ17台で捉えた迫力の映像にあの日の感動が蘇る!
アンコールでは、2023年5⽉に『英チャールズ3世 新国王戴冠式』でコンサートマスターをつとめた盟友・ヴァスコ・ヴァッシレフ(バイオリン)がゲスト出演。
また、特典映像にはフジコお気に⼊りの歌声を持つ陣内⼤蔵の『アメイジング・グレイス』やフジコ本⼈による貴重なナレーションCMなども豪華収録。
そして、本日 この作品の告知映像も公開された。(https://youtu.be/cjgvjL_hKHY)
クラシックというジャンルには収まりきらないフジコの情熱と魅⼒! こんな時代だからこそ、フジコの⾳⾊はあなたの⼼を癒やし、そして⽣きることを勇気づけてくれることでしょう。
フジコ・ヘミング
「赤いカンパネラ~フジコ・ヘミング スペシャルソロコンサート2023~」
16:9スコープサイズ(1080) 96KHz/24bit
Blu-ray: MHXC-1 ¥5,000(税込)
『第3回 WOWOWクリエイターアワード優秀賞』受賞作品
映像監督・コンサート演出
:小松莊一良(映画「フジコ・ヘミングの時間」)
ご購入はこちら
<収録曲>
■第一部
エオリアン・ハープ(F.ショパン)
別れの曲(F.ショパン)
黒鍵のエチュード(F.ショパン)
ノクターン 第2番(F.ショパン)
幻想即興曲(F.ショパン)
月光ソナタ(L.v.ベートーヴェン) ※初公開映像
ハンガリアン・ラプソディNo.2(F.リスト)
■第二部
月の光(C.A.ドビュッシー)
亡き王女のためのパヴァーヌ(J.M.ラヴェル) ※初公開映像
テンペスト(L.v.ベートーヴェン)
トロイメライ(R.A.シューマン)
ため息(F.リスト)
ラ・カンパネラ(F.リスト)
<アンコール>
フジコ・ヘミング&ヴァスコ・ヴァッシレフ
マイ・ウェイ 〜フジコに捧ぐ〜
ハンガリー舞曲 第5番(J・ブラームス)
アヴェ・マリア(F・シューベルト)
<特典映像>
アメイジング・グレイス/陣内大蔵(オープニング・セレモニー・アクト)
フジコ本人ナレーション入り テレビ・ラジオCM(2023)
新作映画特報
【2023年1月16日(月) 神奈川県民ホール 大ホールにて収録】
「赤いカンパネラ~フジコ・ヘミング スペシャルソロコンサート2023~」特設サイト
https://www.110107.com/Fuzjko_Hemming
フジコ・ヘミング公式サイト
●フジコ・ヘミング Fuzjko Hemming 本名/ゲオルギー・ヘミング・イングリット・フジコ。年齢非公表。
日本人ピアニストの母・大月投網子とロシア系スウェーデン人画家/建築家のジョスタ・ゲオルギー・ヘミングを両親としてベルリンに生まれる。実弟は俳優の大月ウルフ。
母の手ひとつで東京に育つ。幼少の頃よりピアノを始め、世界的音楽家・レオニード・クロイツァー氏に師事。青山学院、東京藝大を経て、現・日本音楽コンクール、文化放送音楽賞など受賞し、28歳でドイツへ留学。戦時の混乱で無国籍であったため難民ビザでの入国だった。ベルリン芸術大学を優秀な成績で卒業後、ヨーロッパ各国でキャリアを重ねると「ウェスト・サイド物語」で知られる大作曲家レナード・バーンスタインらから高い評価を受け支援されるが、コンサート直前に風邪をこじらせ聴力を失ってしまう。
絶望と貧困の中で治療に専念し、その後はドイツ各地で音楽教師として生計を立てながら演奏活動を続ける。母の死後、38年の欧州生活にピリオドを打ち日本に帰国。貧しい生活ながら再起をかけてコンサートを続ける。
1999年、NHK ETV特集でその存在が紹介されると一晩で大反響となり、60代後半でフジコブームが巻き起こる。いくつになっても自分を信じて努力を続け、諦めることなく夢を追うその姿勢は多くの人を勇気づけた。2年連続「日本ゴールドディスク大賞クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞したCDアルバムは200万枚というクラシック界では異例の大ヒットを記録。その後はパリに居を構え海外公演の足場とし、ヨーロッパ、北米、南米などワールドツアーを続け、世界の著名オーケストラとの共演も数多い。
2018年6月、ワールドツアーや知られざる生活を描いた初の劇場映画『フジコ・ヘミングの時間』が全国公開されると立ち見の続くロングランヒットとなる。第22回上海国際映画祭に招待されるなど海外でも公開が広がった。
またピアニストだけに留まらず、終戦翌年の1946年に描いた絵日記が『フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記』(暮しの手帖社刊)として出版されるなどイラストレーターとしての評価も高い。ファッション、インテリア、ライフスタイルなど、その強烈な個性は多くの人気と支持を集めている。
2021年、コロナ禍で2年の歳月をかけて選曲した渾身の5枚組オールタイムベストアルバム『COLORS』をリリース。2023年10月25日、思い出の地・ヨコハマで開催された一夜限りのスペシャルコンサート映像(「第3回WOWOWクリエイターアワード優秀賞」受賞作品)が、『赤いカンパネラ~フジコ・ヘミング スペシャルソロコンサート2023~』として初公開映像を含めた完全版でBlu-rayリリース。同時にフジコを4年間に及んで密着した新作映画『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』が、2024年秋に新宿ピカデリーほか全国公開決定のニュースが発表された。
メジャーデビューから20数年を過ぎた現在でもその人気がとどまることを知らず、世界中で年間約60本に及ぶコンサートで演奏しその多くはソールドアウトとなっている。
ベジタリアンで敬虔なクリスチャンでもあり、動物保護や被災地、戦争被害地への支援など、チャリティー活動も精力的に行っている。