アマゾンジャパン合同会社のプレスリリース
Amazon Musicは、本日よりイチローが初めて自ら野球人生を語るWondery制作の新ポッドキャスト番組「ICHIRO The 8 Games /イチローがイチローを語る」を配信開始します。本作は、山田孝之をナレーターに迎え、イチローが自身のキャリアにおいて、分岐点やカギとなった8つの試合(The 8 Games)で起きたことを再現しつつ、その時に感じた事やそこから得た事について自ら語ります。本番組は、11月中はAmazon Music独占配信コンテンツとして、12月4日からは、さまざまなポッドキャストサービスにてお楽しみいただけます。
Amazon Musicで聴くにはこちら: https://amzn.to/3tyuFvY
野球と出会った小学生時代。父と共に磨いた独特のスイングの意外なルーツ。鮮烈なプロデビューと「振り子打法」誕生の秘話。周囲の懐疑的な目を覆したメジャーリーグへの挑戦。記録への孤独な戦いと、チーム内での孤立。初めて明かす、当時の苦悩。驚きの電撃移籍の舞台裏と、目の当たりにした常勝集団ヤンキースのプライド。そしてキャリア晩年で迎えたイチローの成熟とは?本番組では、幼少期から引退までの8つのアイコニックな試合を通じて、イチローの野球人生、哲学を余すことなく伝えます。世界最高峰の舞台で自らと向き合い、戦い抜いたイチローが明かす舞台裏や、今だから話せるエピソードの数々、「孤高の天才」と評されるイチローが初めて見せた、人間的な苦悩や弱さ、そしてたどり着いた歓喜の瞬間など、等身大のイチローが語る珠玉の言葉が詰まった、幅広い方々にとって気づきと勇気を与える内容です。
本作の配信開始にあたり、イチローさんは以下のようにコメントしています。
「イチローです。時間が経ったからこそ話せることがある。というのと、あとは、普段、例えばテレビのインタビューとか、雑誌のインタビューとか、たまに機会はありますけど、そこでは表現できないことも、できるかもしれない、という期待もあります。自分なりに言葉を大切にしてきたつもりだし、でも自己発信ツールを持たないので、伝えて行くとか、残しておくとかっていう作業が必要なんですよね。しっかりとこう、自分で整理をした言葉を残しておきたいし、望んでくれる人がいるなら、伝えられたらいいし。そんな思いです。 」
本作のナレーションを担当した山田孝之さんは以下のようにコメントしています。
「イチローさんのドキュメンタリーのナレーションを読ませてもらってとても光栄でした。
そして、いつか直接お会いして、誰も見たことのない『景色』のお話をもっと伺いたいと思いました。」
番組概要
タイトル:ICHIRO The 8 Games(イチロー・ジ・エイトゲームズ)/イチローがイチローを語る
・ エピソード数:全8話
・ 制作:博報堂DYメディアパートナーズ、Wondery
・ 配信スケジュール:Amazon Musicでは、11月6日より全8話を順次配信、その他のポッドキャストサービスでは、12月4日から順次配信。いずれも毎週月曜日に更新。
・ Amazon Music Prime/Amazon Music Unlimitedにおいては、広告無しで全エピソードを配信。Amazon Music Freeにおいては、広告付きで全エピソードを配信。
・ 番組URL:https://amzn.to/3tyuFvY
エピソード紹介
Game 1 野球への情熱と才能の開花〜プロへのこだわり:1973-1991
野球と出会った小学生時代、父のアドバイスでスイングの参考にしたのは、あの女性プロゴルファー。そしてイチローが忘れられない最初の試合・Game1は、小学1年生のとき。年齢を偽り上級生に混じって出場した地域の少年野球大会だった。小学6年生で明確にプロ野球選手を目標に定めたイチロー、自ら厳しい環境を求めて進学した愛工大名電では、「地獄の寮生活」が待っていた。
Game 2 プロ野球選手・イチローの誕生〜ジュニアオールスターでの屈辱:1992-2000
91年、プロデビューしたイチロー、絶好調で迎えたジュニアオールスター。ここで受けた屈辱の知らせ。イチローの忘れられない試合・Game2では悔しさをバネに結果を残した代打の打席に注目する。その後、一軍で待っていたのは恐怖の体験。コーチから突きつけられた「俺の言うこと聞くのか聞かないのか、ここではっきりしろ!」の問いに、イチローの出した答えは?そして運命的な出会いが生んだ「振り子打法」誕生の秘話。
Game 3 日本での閉塞感、そしてメジャーリーグデビューへ :2001-2003
連続首位打者、打点王などプロ野球記録を次々と打ち立て、96年にはオリックスで日本一を成し遂げたイチロー。日本球界を代表する選手に数えられる一方で、イチローは自分自身への違和感と閉塞感を感じ始める。そんな中でイチローに一筋の光となったのは、日米野球だった。楽しげにプレーするメジャーリーガーの姿を目の当たりにし、イチローはメジャーへの挑戦を意識し始める。そして迎えたマリナーズでのMLBデビュー。地元メディアから、細身でパワーのないイチローに懐疑的な眼差しが向けられる中、イチローはセーフコ・フィールドの打席にたつ。イチローの忘れられない試合・Game3。
Game 4 イチロー光と影〜マリナーズの暗黒時代:2005-2009
MLB1年目から活躍し、スター選手の仲間入りを果たしたイチロー。メジャーでもヒットを量産し、安打記録を打ち立てていく。そしてイチローの忘れられない試合・Game4は、258本の年間安打記録を打ち立てたマリナーズでの試合。しかし、それはイチローの暗黒時代の始まりだった。華々しい記録がイチローを苦しめることになっていく。当時チーム成績が低迷していたマリナーズの中で、イチローは一部のチームメイトから「自分の記録しか考えていない」と誤解され、孤立を深めていく。そして想像を絶する仕打ちを受けることに。
Game 5 リーダーとして挑んだWBC、そしてマリナーズを去る決意:2006&2009-2011
2006年、イチローはWBCに日本代表の一員として臨んだ。第一ラウンドで韓国に敗れ、2勝1敗でアメリカに乗り込んだイチローが忘れられない試合・Game5は、WBCアメリカラウンド・アメリカ戦。それまで、結果が出ていなかったイチローは、先頭打者ホームランを記録。チームと自分の停滞を吹き飛ばす景気付けの一発となった。日本代表で、イチローはそれまで見せたことがなかったチームを牽引する熱いリーダーの顔を見せた。なぜ、WBCで選手をまとめる役目を買って出たのか?イチローが考えるリーダー論を語る。そしてシアトルに戻りマリナーズに加わったイチローを思いがけない嬉しい出来事が待っていた。
Game 6 ヤンキース移籍とキャリア後半戦:2012-2014
シアトル・マリナーズで10年続いていた200本安打の記録が途切れ、次第に衰えを指摘されるようになったイチローは、2012年、電撃的にヤンキースへの移籍を発表する。その意外な舞台裏を明かす。イチローの忘れられない試合・Game6は、ヤンキースが地区優勝を決めたレッドソックス戦。イチローはMLBに来て初めてシャンパンファイトを経験する。そこで目にしたのは、常勝集団ヤンキースの選手の誇り高き姿だった。翌年、再びヤンキースと契約したイチローは、好成績を残しながら、次第に出場機会を失っていく。控えでは力を発揮できないことを思い知ったイチローは、次のステップに進む決断をすることになる。
Game 7 「現役」へのチャレンジ:2015-2018
2015年、41歳になったイチローは新たな球団の社長・GMとならんで記者会見に臨んだ。選んだチームはマイアミを本拠地とするマーリンズ。若い選手が主体のフレッシュなチームだった。イチローは、このチームでそれまでに感じたことのない幸せな時間を過ごすことになる。イチローが忘れられない試合・Game7は、メジャー3000本安打を達成した、2016年のロッキーズ戦。3塁ベースに到達したイチローにベンチを飛び出したチームメイトが駆け寄ったシーンが、いまも目に焼き付いているという。40代のイチローは、この若いチームメイトの優しさを通じて、自分が幸せにしてもらったと語る。
Game 8 「引退」と「現在地」:2018−2023
Last Gameの舞台は日本、東京ドーム。2019年3月21日、MLB日本開幕第2戦。イチローはここまで3打数ヒットなし。場内は速報で流れた「イチローが現役を退く」との情報に騒然としていた。迎えた4打席目、セカンドゴロに全力疾走したイチローはギリギリアウト。これが、イチローの野球人生最後の打席になった。ドラマは、試合終了後に起こる。イチローが「全てが報われた瞬間だった」と語る、東京ドームでの奇跡のような一夜を、イチローの目線を通して、語り尽くす。そして、イチローが未来の世代に向けて最後に語るメッセージとは?
プロフィール
番組ホスト
イチロー(鈴木一朗)
(本名:鈴木 一朗〈すずき いちろう〉、1973年10月22日 – )愛知県西春日井郡豊山町出身。愛工大名電高から1991年ドラフト4位でオリックスに入団。登録名を「鈴木一郎」から「イチロー」に変更した94年に当時最多の210安打で首位打者に輝き、以降7年連続首位打者を獲得。95年には打点王、盗塁王も獲得、翌96年にはリーグ制覇、日本一の立役者になり、3年連続でMVPに。2001年にポスティングシステムでMLBシアトル・マリナーズへ移籍。移籍1年目からMLBの新人最多安打記録を更新するなど大活躍し、メジャーリーグでもスター選手となった。MLBでは、MVP、首位打者、盗塁王、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞などを獲得。2004年にはMLBのシーズン最多安打記録を84年ぶりに更新(262安打)し、コミッショナー特別表彰を受けた。12年7月にヤンキース、15年にはマーリンズへ移籍。16年8月には、MLB通算3000本安打を達成した。18年3月に古巣マリナーズに復帰。同年5月に会長付特別補佐に就任。翌19年に日本で開催されたMLB開幕戦に9番ライトで出場、翌2戦目の試合出場後に現役引退を表明した。
ナレーター
山田孝之(やまだ たかゆき)
1983年生まれ。99年に俳優デビュー。
『世界の中心で、愛をさけぶ』『電車男』『闇金ウシジマくん』シリーズ、『勇者ヨシヒコ』シリーズ、『凶悪』『50回目のファーストキス』『ハード・コア』『全裸監督』『ステップ』『はるヲうるひと』など、多くの作品で主演を務める。
また、クリエイターの発掘・育成を目的とする映画プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』のプロデューサーや監督など、活動は多岐にわたる。現在、主演映画「唄う六人の女」が劇場公開中。
Wonderyについて
Amazon Music 傘下のWonderyは、人物描写を重視し、魅力的なストーリーで知られるポッドキャスト制作スタジオ です。米国では「死の医師 (Dr. Death)」、「British Scandal」、「Even the Rich」、「BUSINESS WARS / ビジネスウォーズ」をはじめ、パートナーとのヒット番組「SmartLess」「My Favorite Murder」「Morbid」「How I Built This」を配信しています。Podtracが発表した「2022年の新番組トップ25」のうち、「Twin Flames」、「Fed Up」、「Will be Wild」を含む8番組をWonderyが手がけ、また米国のAppleのポッドキャストランキングで「Scamfluencers」、「Twin Flames」を含む50以上の番組が1位を獲得しています。さらにPeacockの「死の医師 (Dr. Death)」や「Joe vs Carole」、Apple TV+の「The Shrink Next Door」や「WeCrashed」など、Wonderyが制作した多くのポッドキャスト番組が脚本として採用され米国のTVやストリーミングで放送・配信されています。
Wondery は、没入感溢れるサウンドと、感情に訴えるストーリーで評論家の称賛を浴びると同時に、商業的成功を収めています。
Amazon Music について
Amazon Music は、音楽、ポッドキャスト、カルチャーを通じてファン、アーティスト、クリエイターをつなぐ、没入型オーディオエンターテインメントサービスです。Amazon Musicは、キュレーションされ、パーソナライズされたプレイリストや、アーティストのライブ配信、Amazon独占配信のポッドキャストなど、ファンが愛するものをより身近に感じられるようなコンテンツが満載です。プライム会員は、1億曲以上の楽曲のシャッフル再生ほか、自由に曲を選んで再生できる厳選プレイリストや人気のポッドキャストをお楽しみいただけます。Amazon Music Unlimitedに会員登録すると、1億曲以上をHDで、さらにUltra HDと空間オーディオもご利用いただけます。Amazon Musicは、無料でダウンロードできるAmazon Musicアプリ、もしくは、Alexa搭載デバイスなど対応するデバイスをご用意いただければ、どなたでもお楽しみいただけます。詳しくは、www.amazonmusic.com をご覧ください。