REVISIO株式会社のプレスリリース
■「RE.Search」開発の背景と目的
テレビCMに関わる仕事をしている方なら、誰もが一度は「このCMが良い」という感覚は、皆に共通するものなのか?という疑問をもったことがあるのではないでしょうか? その曖昧だが、重要なクリエイティブの価値を定量データで補強して、クリエイターの皆さんがより一層いいものを作り出せる世界にしたい。その想いから「RE.Search」は誕生しました。
「RE.Search」は、自然視聴環境下におけるCM*の毎秒単位の視線の流入・離脱データに1ツールでいつでも簡単にアクセスし、分析できるツールです。
CMに対する好き/嫌いのような極端な反応はSNSで検索できるかもしれません。しかし、その他大多数の生活者の無意識状態における反応を知ることは困難です。REVISIOはここに着目し、テレビ前における自然環境下での無意識状態の行動データを8年間蓄積してきました。
RE.Searchでは5万件以上のCMデータに自由にアクセスでき、生活者の反応を研究することができます。
REVISIOの既存のBIツールである「Telescope」*は広告主のテレビCMの出稿効率を改善することを目的にご提供していますが、「RE.Search」は広告会社、制作会社、放送局などのテレビ業界で従事する皆様の日々のCMデータ検索業務を楽にし、CMの企画・制作におけるアイディアを定量データで支えることを目的にしているツールです。
CM* 関東エリアで2020年10月以降放送開始したCM、関西エリアで2021年10月以降放送開始したCM
「Telescope」* 自社競合のテレビCMの効果計測・検証、改善をこれ一つで実現するWebツール
https://revisio.co.jp/service/telescope
■「RE.Search」の特徴
●CM名や企業名がわからなくても見たいCMデータにたどり着ける
ゴルファーが出てたCM / ダンスシーンがあったCM / タレントの◯◯さんが出ていたCMなど、企業名やブランド名がわからなくても検索可能です。
●どのシーンでどの属性に見られていたのかが分析できる
どの音で視線が向けられたのか、どのシーンで離脱が起きたのかを、CM動画を再生しながら、分析することができます。属性別の傾向の違いを分析することも可能です。
※CM画像はサンプルです
●日別出稿量や、どの放送局のどの枠で放送があったのかも同時に把握できる
いつCMが放送されていたのか、番組提供枠なのかスポットCMなのか、どの放送局のどの時間帯に出稿が多かったのかなどの放送情報を可視化し、CM動画と放送枠をシームレスに分析可能です。
サービス開発にあたって、皆様からのご意見、ご要望を頂戴できれば幸いです。
今後もREVISIOが提供するサービスの発展にご期待ください。
■参考資料
CM分析事例
【くぎづけCM】株式会社アサヒ緑健 「緑効青汁『スーパーな100の理由~その15・口にするものだからこそ』」篇
https://revisio.co.jp/blog/cmpickup/OZQYBfwJ
【ニュースアプリ編】 CMクリエイティブ CスコアランキングTOP5を発表
https://revisio.co.jp/blog/bfQWFalo
CM認知とアテンションの関係についての分析結果を発表
https://revisio.co.jp/blog/QfgQo5tT
【REVISIO株式会社について】
REVISIO株式会社は2022/10/1より、TVISION INSIGHTS株式会社から社名を変更いたしました。
人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、REVISIOが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というREVISIO独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリアの2,000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供しています。