ホクレン農業協同組合連合会のプレスリリース
ロボット×テレコム・アニメーションフィルム制作。
感動必至のヒューマンドラマ“つくる人を幸せに、食べる人を笑顔に”
本動画では、一人の若いホクレン職員が、担当農家やその地域の人々と関わり、失敗しながらも助け合い成長していく姿を描きます。主人公である、ホクレン職員・保田樹の声優は、NHK連続テレビ小説『なつぞら』をはじめ、ドラマや映画で活躍中の俳優・板橋駿谷さんが務めます。素朴で穏やかな人柄でありながら、内に強い意志を秘めた青年の人柄が伝わる演技が見所です。
また、主題歌は槇原敬之さんの『You are so beautiful』を起用。心にしみわたるやさしい歌声とメロディーが、北海道という大地を舞台にしたヒューマンドラマの世界観を演出します。
さらに、本動画の公開を記念して板橋駿谷さんの特別インタビューも公開いたします。声優初挑戦となる今回の撮影で苦労したことや、自身の下積み時代の思いやそれを乗り越えた知られざるエピソードは感動的な内容となっています。
<オリジナルアニメーション『from North Field _episode1』本編 YouTube URL>
https://youtu.be/Oym16q_wzxE
<オリジナルアニメーション『from North Field _episode1』予告編 YouTube URL>
https://youtu.be/446yM4M4uvY
■オリジナルアニメーション『from North Field _episode1』について
本動画のテーマは“つくる人を幸せに、食べる人を笑顔に”です。このテーマは、ホクレンが100周年を機に設定したコーポレートメッセージでもあります。農業を営む人たちのものづくりに込める想いを受け止め、そこから産まれるものたちをもっと輝ける場所へ届けていくことで、つくる人を幸せにする。同時に、豊かな自然の恵み、愛情の詰まった北の大地で産まれたものたちに、つくった人々の想いを紡ぎ、食べる人の食卓や暮らしをもっと豊かにしていく。そんなホクレンの想いをより多くの方に知っていただくために、今回の動画が誕生しました。
今回のストーリーは、“つくる人を幸せに”の部分である、生産者とホクレンの関わりにフォーカスをあてた内容となっています。
<オリジナルアニメーション『from North Field _episode1』本編 YouTube URL>
https://youtu.be/Oym16q_wzxE
【概要・キャプチャ】
舞台は、オホーツク海に臨む町、北海道・網走市。主人公・保田樹(やすだいつき)は、札幌で生まれ育ち、幼い頃から両親の家庭菜園を手伝ってきました。東京の大学の農学部を卒業後、北海道に戻りホクレンに就職した樹は、網走に赴任してきます。
そこで、樹は、てん菜を生産する斎藤岳志(さいとうたけし)・斎藤里子(さいとうさとこ)夫妻と出会います。てん菜という初めて扱う農作物の畑作に戸惑い失敗しながらも、斎藤夫婦の畑作にかける思いやその愛を知り、沢山のことを学び、夫妻の力になれるよう一生懸命に取り組む樹。そんな姿を見て、強面で口数の少ない岳志も、樹に対して息子のように愛情を感じるようになります。
ある日、てん菜農家にとって天敵である雪が降った時に、樹がとった行動とは?夫婦は、樹の行動力と思いやりに感動するのでした。
数日後の樹の誕生日、里子はケーキを作り、樹を家に呼び出します。夫婦に自分の誕生日を伝えた覚えがなかった樹は驚きますが、その裏には、ちょっとした樹の発言から誕生日を覚えていた岳志の働きがあったのでした。
【『from North Field _episode1』概要】
タイトル :『from North Field _episode1』
公式サイト :https://www.from-north-field.jp
監督 :堀川優子 (『ルパン三世PART5』アニメーションプロデューサーなど)
制作 :ロボット (https://www.robot.co.jp/)
テレコム・アニメーションフィルム(https://www.telecom-anime.com/)
企画・脚本:田中淳一(http://pops-inc.jp)
キャラクター原案:結城信輝
主題歌:『You are so beautiful』 作詞・作曲・歌:槇原敬之
公開日:2019年12月19日(木)
キャスト :保田樹 役:板橋駿谷/ 斎藤岳志 役:浦山迅/ 斎藤里子 役:堀越真己
■登場キャラクターについて
保田樹(やすだいつき)・・・27歳男
札幌で生まれ育ち、東京の大学の農学部に進学。
卒業を機に北海道に戻りホクレンに就職。
小さい頃、両親が週末にやっていたレンタル農園での家庭菜園の作業から農作物に興味を持ち将来は農作物に関わる仕事に就きたいと考えるようになる。
幼い頃からレンタル農園でいろんな世代の人たちと接してきたからか人懐っこい性格で物怖じせずに誰にでも話しかける。時に人に寄っていき過ぎて相手から煙たがられることもあるが素朴で真っ直ぐで、基本的には可愛がられる性格。
斎藤岳志(さいとうたけし)・・・58歳男
北海道網走市生まれ、網走市育ち。先先代の祖父が始めた畑作を引き継いだ3代目。
じゃがいも、小麦、てん菜というこの地域の主要畑作物を生産。北海道の中でも農業を営むには厳しい環境であるこの地域を農地として開拓し発展させてきた祖父、父親の想いを継いでいくことが自分の勤めであり、それが喜びだと感じ、この土地を守っていくことに誇りを持っている。
一見すると強面で口数が少なく素直に相手に感謝や愛情表現を出すことが苦手だが実は情に厚い。一人娘は大学進学で網走を離れている。
斎藤里子(さいとうさとこ)・・・58歳女
網走市生まれ、網走市育ちで自身も農家の娘。
岳志とは幼なじみでお互い初恋同士でそのまま結婚した。
地区内の女性部のまとめ役を自ら買って出るような社交的で世話好きな性格でみんなに慕われている。気難しそうに見える岳志の一番の理解者であり一緒に農作業ができることが何より嬉しい。一人娘が出ていったこともあり、若い人を見ると世話を焼き過ぎることも。
岳志と同じく、オホーツク海を望むこの土地が大好き。
シロ
斎藤家の犬、北海道犬の血を引く雑種。かなりの老犬。
■板橋駿谷さん 特別インタビュー
動画の公開を記念して、今回主人公の声優を務めた板橋駿谷さんに、今回の動画での声優初挑戦の感想や苦労した点、また自身の下積み時代に人に支えられた経験など知られざる感動エピソードなどを語っていただきました。
<インタビュー動画 YouTube URL>https://youtu.be/Hls8qUmnbEY
【インタビュー詳細】
―今回の企画の話をもらった時の、率直な感想を教えてください。
初めて自分が「これが将来の夢だ」と思えたのって、小学4年生の時に「声優になりたい」と思ったのが最初の夢だったんですよね。先生に音読を褒められて、「これってなんか仕事になるのあるの?」って先生に聞いたら「声優っていうお仕事があるんだよ」と言われて。それが初めての夢で、10歳の時だったので、25年の月日を経て夢が一つ叶ったということで(笑)。本当にありがたい話でした。
―声優初挑戦となりましたが、難しかった点や工夫した点はありましたか?
すごい難しかったですね、やっぱり。俺が主人公じゃないというか、絵が主体で動いていくものじゃないですか。だから、絵に合わせてどういう風に声を出していくか。もちろんキャラクターや設定について考えるのはいつも通りやったんですけど、どういうふうに絵に合わせていくかっていうのは一番苦労したところでしたね。
―脚本について、また、主人公:樹のキャラクターについてどう思われましたか?
共感するところが多かったんですよね。俺のじいちゃん、ばあちゃんも農業やりながら実家の家業をやったりとかもしていた人だったので、農作業をやるっていうのは結構小さい頃から俺も関わったりはしていたんですよね。自然と共存しながらも対決していかなきゃいけないというか、それに対して岳志さんはすごく理解されている方。「これがあることはしょうがない、でもここまで一生懸命育てたものに対して、生き物なので、それは最後までできる限り全うしたいんだ」というあのセリフとかその状況、状態っていうのものは、何においてもあると思うんですけど、それを農家さん一人一人がたぶん一個一個の作物に対して持っている思いなんだろうなと思うと、自分も“そこをお手伝いしている若者”という設定として、盛り上げていけるようなものを表現として盛り込めるようにできるといいなと。樹君はすごく実直で爽やかな青年だなと思ったので「ああいい子だなあ、こういう子が育つ環境がずっとあれ!」と思いましたね(笑)。
―周囲の人々との結びつきを感じた経験や支えられた経験などはありますか?
今年はやっぱり、世の中に少しでも名前が出るようになって、俺のことを知ってもらえる人が多くなったので。振り返ってみて、本当にいろんな人に支えられて、その人たちがいなかったら、たぶん今の俺っていないんだなってすごく改めて思ったんですけど。24歳くらいの時に、本当にお金がなくてなんにも。引っ越さなきゃいけなかったんですけど、舞台もやってたので。でもやんないことには俺の名前は知られないし、でも引っ越しもしなきゃいけない、お金もない。舞台やったところで、今度は、別にそこで何も評価も得ていないし、何にも打ち出せていないっていう、自分の不甲斐なさに物凄く打ちのめされた時があって。本当に「これじゃあもうダメかもなあと」思っている時に、高校のすごい仲良い同級生から「今鰻食ってるから来いよ」って電話があって、断ったんですけど、「いいから来い、出てこい」って無理やり誘われて。鰻食わせてもらって、すごい勇気もらったんですよね。「駿谷頑張れよ!」みたいに言われたときに、そいつも美容師ですごい頑張っていたので、「ああ俺も頑張んなきゃな」と改めて思って。あの鰻食ってなかったら、結構あっさりあの時にいろんなことやめていたかもしれないですよね。だから、本当にいろんなタイミングでいろんな人に支えられてきたなっていうのは改めて思いましたね。食べ物大事ですね、元気になりましたもん!
―最後に、今回のアニメーションをご覧の皆さんに一言お願いします。
ホクレン創立100周年を機に掲げたコーポレートメッセージ「つくる人を幸せに、食べる人を笑顔に」をテーマに、北海道を舞台とした、アニメーション作品です。日本を代表するアニメーションスタジオが描く、北の大地の四季折々の美しい農風景と、そこで織りなされる農業に携わる人々の物語を、ぜひご覧ください!
■プロフィール情報
【主題歌】
「You are so beautiful」
<槇原敬之(まきはらのりゆき)>
シンガーソングライター
誕生日:1969年5月18日
出身地:大阪府高槻市
1990年10月デビュー。1991年「どんなときも。」で自身初となるミリオンセラーを達成。
その後も「もう恋なんてしない」や「SPY」、「Hungry Spider」などヒットを連発。
また平成を代表するヒット曲となった「世界に一つだけの花」(SMAP)をはじめ、他のアーティストやミュージカルへの楽曲提供やCM・テレビ番組への書き下ろしも多数。自身での作詞、作曲に加え、アレンジもこなす。
2019年10月にはデビュー30年目を迎え、その周年となる2020年春には提供曲セルフカバーアルバムのリリース、夏にオールタイムベストアルバムのリリース、秋からは30周年を記念した全国ツアーも予定している。
【出演】
<板橋駿谷(いたばししゅんや)>
1984年7月1日生まれ
福島県出身
劇団「ロロ」所属し、映画・テレビ・舞台・CMと幅広い分野で活躍。
第26回読売演劇大賞スタッフ賞を舞台「オイディプスREXXX」作詞・ラップ指導で受賞。
連続テレビ小説「なつぞら」では、ヒロイン・なつの高校の先輩・門倉努を熱演。“番長”の愛称で人気を博す。
2020年1月に放送がスタートする、ドラマ「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」(ドラマ10・NHK総合)、「課長バカ一代」(BS12トゥエルビ)にレギュラー出演が決定している。
【制作】
<ロボット>
1986年にTV-CMとグラフィックデザインの制作プロダクションとしてスタート。広告からエンタテインメントへとフィールドを広げ、劇場映画、アニメーション、デジタルコンテンツ、キャラクター開発なども手掛けている。2016年、空間移動型VRシステムの開発を行うべく(株)ABALに資本参加すると共に、VR事業にも参入。また、グループ会社IMAGICAと8Kコンテンツ制作に着手するなど、映像エンタテインメントのアドバンス領域にも取り組んでいる。主な作品に、映画『踊る大捜査線』、映画『海猿』、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』、映画『STAND BY ME ドラえもん』などがある。
<テレコム・アニメーションフィルム>
海外に通用するアニメーターを養成する目的で1975年に東京ムービー(現・トムス・エンタテインメント)の子会社として創設。
スタジオジブリに移籍する前に宮崎駿や高畑勲が在籍していたアニメーション会社であり、1979年には宮崎駿監督の作品『ルパン三世 カリオストロの城』、『名探偵ホームズ』、高畑勲監督作品『じゃりン子チエ』などの代表作を残す。2012年に現体制となり、映画『LUPIN THE IIIRD』シリーズ、2015年には30年ぶりとなる『ルパン三世』のTVシリーズを制作。その他にも最近では『orange』、『チェインクロニクル~ヘクセイタスの閃~』、『つくもがみ貸します』などの制作も請け負っている。
【監督】
<堀川優子(ほりかわゆうこ)>
2008年3月P.Aワークスに入社。制作進行・3D制作を経て、2013年テレコム・アニメーションフィルム入社。
小池健監督作品『LUPIN THE IIIRD次元大介の墓標』『LUPIN THE IIIRD血煙の石川五エ門』では制作担当、『ルパン三世PART4』では設定制作及びエンディング演出を担当し、『ルパン三世PART5』ではアニメーションプロデューサーを務めた。2018年12月に同社を退職後は、フリーランスの演出家として活動している。
本作品が初監督であり、育ったテレコムで手腕を期待されている。
【キャラクター原案】
<結城信輝(ゆうきのぶてる)>
1962年12月24日、東京都高円寺生まれ。
アニメーター、キャラクターデザイナー、イラストレーター、漫画家。
アートランドを始めとしてDAST、サンライズ、マッドハウス、サテライト、ジーベック、テレコムなどを中心にアニメーター・キャラクターデザイナーとして活動。その傍らスクウェア等でゲーム関係のイラストなども多く手がけ、同時に角川書店刊ドラゴンマガジンにて自作の漫画を連載。
代表作には、TVアニメ『天空のエスカフローネ』、『ヒートガイj』、『パラダイスキス』、『地球へ..』、『坂道のアポロン』、『orange』、OVA『ロードス島戦記』、『銃夢』、映画『ファイブスター物語』、『X』、『CLOVER』、『エスカフローネ』、ゲーム『聖剣伝説3』、『クロノクロス』、『ドラゴンフォース2』、『カイザーナックル』、『ソラトロボ』漫画作品『ヴェルバーサーガ』等々。最新作は『宇宙戦艦ヤマト2199~2202』。
【企画・脚本】
<田中淳一(たなかじゅんいち)>
POPSクリエイティブディレクター、コピー&シナリオライター。東北芸術工科大学客員教授。
大手広告代理店にてほぼ全業種の企業ブランディング、商品広告を担当した後、Creativity for Local, Social, Globalを掲げPOPS設立。30都道府県以上で自治体やローカル企業などのブランディングなどを手がける。ACC、消費者のためになった広告コンクール、Short Short Film Festival & Asia観光映像大賞、 SPIKES ASIA、NY festival、トロント国際映画祭公式上映など国内外の広告賞を50以上受賞。多くの国際、国内広告祭での審査員も務める。
■新聞広告の掲出について
12月20日(金)に、日本農業新聞(道内版)にて、新聞広告を掲出いたします。北海道の雄大な畑の景色と、ホクレン オリジナルアニメーション『from North Field _episode1』の主要人物・岳志の代表的なセリフと共に、ホクレンのメッセージが込められた美しいビジュアルが印象的な広告となっております。是非お手に取ってご覧ください。
■掲載日:2019年12月20日(金)掲載予定
■掲載紙:日本農業新聞(道内版)
■ホクレンについて
つくる人を幸せに 食べる人を笑顔に
ホクレンは、北海道内のJAが出資し、JAの経済事業を担うことを目的として設立された組織です。
ホクレンの役割の根幹は、生産者の営農活動を支える「生産者支援」です。
生産現場に不可欠な資材やエネルギーの供給、技術面・情報面でのバックアップなど、
農畜産物を安定的に生産するためのサポートを行っています。
もう1つの役割が消費者への食の安定供給です。
全国の消費地・消費者に安全・安心な北海道産農畜産物の供給を行います。
また、北海道ブランドの構築やPR活動など、新しい需要を開拓する活動も展開しています。
生産現場を支え、実りを確実に消費地に届けることは、ホクレンの果たすべき責務であり、存在意義でもあります。
公式サイトURL:https://www.hokuren.or.jp/