木村祐一、北野武監督最新作『首』の撮影を振り返る。寺でのロケが大変だった理由とは!?

株式会社文化放送のプレスリリース

文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』11月22日(水)放送レポート

左から)大竹まこと、木村祐一

木村祐一「『首』の宣伝です! 明日から公開でして、僕と大竹さん(今作で共演)は後半まで絡み合うような、ね。僕がまあ、けっこう出シロあるんですけど」

大竹まこと「キム兄は出ずっぱりだもん。俺はもう、何やっているかわからないような……(笑)」

木村「僕は5月のクランクインの前、冬ぐらいから殺陣の稽古とかをして。宮本武蔵の剣を教えてもらいました。練習を何回もやって。稽古場で殺陣やって、アクションチームも来て……」

大竹「そうなの!?」

木村「刀の抜き方なんかも全部教えてもらって。二家本さんという有名な殺陣の方に。けっこう刀ばっかり(の稽古)だったんですけど、現場で一度も使ったことない(笑)。弓矢の名手だったんですよ」

水谷加奈「そう。今、どこで刀を……? と思って」

木村「一応やっておいて、よかったなって。それをやってゴールデンウィーク明けからクランクインして、オールスタッフ集まってKADOKAWAのお偉いさんも来て、セットもバーンと組んであって。初日一発目のワンシーン目のワンカット目が寺島進さんのセリフなんですよ。『よーい、スタート!』……『なんだっけ?』って。何してましたんや(笑)。とにかく緊張していたんですね」

大竹「あの人、武さんの映画の常連じゃん」

木村「緊張しいなんですよ。バラエティでも割と飲んでいきたいタイプなんで。実際に飲んでいるかはわかりませんけど。割と汗をかいて、いつも扇子を持っている」

大竹「へえ~!」

木村「そこから始まって9月まで(撮影)やっていましたね。2週に1回ですけど。1週空いた週は武さんがいろいろテレビをやって、ない週に、それはもう山形、岩手、栃木、京都……もうメチャメチャ、ロケ行きましたね。お寺を借りるんです。お堂みたいなところに美術を足すんですけど、けっこう山の上にあるんですよ。家康役の小林薫さん、千利休役の岸部一徳さんとかが『また明日もここか……』と言いながら下山する」

大竹「3日か4日、寺を借りて撮りきるんだけど、俺たちは毎日、山の上に登るわけ」

木村「監督は割と山の中腹までクルマで行くんですけどね(笑)。(僕らは)重装備ですから……。刀とか重いものは上でやってくれますけど。大竹さん、ヅラありました? 僕はなかったです」

大竹「ヅラあったよ! でも俺、鎧とか兜は着けないから」

木村「梅雨も夏も通りましたからね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ!」は午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、放送から1週間後まで聴取できます。

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