ハイ祭~子どもの居場所フェス~実行委員会のプレスリリース
沖縄のポップスグループ「HY」との歌詞作り・レコーディングを経て生まれたオリジナルソング「LOVE」の生演奏、日本を代表する映画監督の大森立嗣氏脚本、平一紘氏撮影の映画「こどもの国」の上映の他、【ステージでのMC、モデルとしてのパフォーマンスも沖縄の子ども達が務めます。
約9カ月かけてプロフェッショナルと一緒に作り上げた作品を、子ども達が一緒にステージで披露する集大成のイベントです。このイベントの開催資金を募るクラウドファンディングです。
【イベント概要】
タイトル ハイ祭〜子どもの居場所フェス〜powered by NPO エンカレッジ
日時 2023年12月24日(日) 11:00~19:00
場所 ミュージックタウン音市場
〒904-0031 沖縄県沖縄市上地1丁目1−1 3階
参加者 HYと沖縄の子ども達40人(小学生~高校生 募集済)
主催 ハイ祭~子どもの居場所フェス~実行委員会
クラウドファンディング概要
開催日時 11月8日(水)~(実施中)
https://for-good.net/project/1000352
目標支援金額 150万円
リターン(一例)
チケット(1名分+沖縄の子供2名招待券)…15,000円
「ハイ祭」本番~バックヤードツアー+Tシャツ~…15,000円
「ハイ祭」本番~スタッフ参加:カメラ~…80,000円
【沖縄ソング「LOVE」】
・HYと沖縄の子供たちが共同制作した楽曲
・レコーディングに子ども達が参加
・イベントのフィナーレで映画のエンドロールとして生演奏
HY
沖縄を代表するポップスグループ。2003年リリースしたアルバム「Street Story」がミリオンセラーに。「AM11:00」「366日」など多数のヒット曲を生み出し、日本のトップグループとして人気を集めています。主催イベント「SKYFes」では、子どもたちとドキュメント動画を作る等、独自の成功体験を創出しています。
【沖縄映画「こどもの国」】
・沖縄の子ども達が出演する、約20分のショートムービー
・大森監督が子ども達にワークショップを実施し、脚本を作成。平一紘監督が撮影編集。
・沖縄の過去と現代、未来が入り混じった、子どものファンタジー映画
大森立嗣 監督
日本を代表する映画監督。2021年「MOTHER マザー」(長澤まさみ 主演)で日本映画大賞を受賞。
平一紘 監督
沖縄市在住の監督。近年は1970年代の米軍基地とコザの物語を、ロックを通して描いた「ミラクルシティコザ」(桐谷健太 主演)が話題に。
沖縄の子ども達を取り巻く背景
沖縄県の子どもの相対的貧困率は29.9%。実に3人に1人が「貧困」とされ、母子世帯出現率は全国一位という深刻な状況です。(平成30年沖縄県一人親世帯等実施調査より)
大人たちの貧困により多くの子どもたちが迷っている沖縄。こうした環境は大きな格差を生み、子どもたちの自己肯定感を低くしてしまっています。さらにこうした苦しみは世代を超えて受け継がれ、「負の連鎖」が続いてしまう悪循環に陥っています。
イベントの目的と目指す姿
沖縄の子供たちにエンターテイメントを通して“ワクワクドキドキ”の成功体験を作り出して自己肯定感を上げ、「頑張ること」「夢を持つこと」の大切さを知る子供たちを増やします。
イベントを重ねることで「自分が大好き、沖縄が大好き」な子供たちが街じゅうにあふれ出し、それがやがて「負の連鎖」を「正の連鎖」に変える力となり豊かな沖縄の未来に繋げることを目指します。
子供たちが持つ「ちょっとやってみたい」「なんか面白そう」をという好奇心に、各方面のプロフェッショナルが寄り添い、想いを実現させます。
子供たちの思い描く「夢」を実現させるワクワクドキドキのストーリーが「もっとやりたい」「もっと喜んでもらいたい」「もっとかっこよく」「もっとかわいく」というより上を目指す感情を生み出し、自己肯定感を引き上げる機会をつくります。成功体験を得た子供たちがさらに周りに影響を与え、「頑張ること」「夢を持つこと」を知る子どもたちを増やします。
“ハイ祭~子どもの居場所フェス~”の活動
2023年は、沖縄ソング作り、ショートムービー作り、フェス作りなど、様々なワークショップを1年かけて実施します。参加する子ども達80人のワクワクドキドキの感情を形にし作り上げた作品は、12月開催のフェスで、約1,100人の友達や家族、お客さんの前で披露します。思いっきりパフォーマンスしてたくさんの笑顔を生み出した子供たちの毎日は、きっと“ワクワクドキドキ”に染まることでしょう。
この企画には、さまざまな理由で学校に行けない子ども達も参加します。数回のワークショップに参加した上で、小発表会、大発表会と、段階的にパフォーマンスする場を作ることで、少しずつ成功体験を得られるよう工夫しています。子供たちが「次もやってみたい」「もっと上手くやりたい」「一緒にワクワクドキドキしたみんなとまた逢いたい」と感じ、ほんのちょっとだけでも見る景色が昨日とは違う世界になり、前を向くことができる後押しになればと考えています。