株式会社Nagisa、ファンクラブプラットフォーム「FAM」で総額4億円のシリーズAラウンドの資金調達を実施

株式会社Nagisaのプレスリリース

 株式会社Nagisa (本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 横山佳幸、以下「Nagisa」)は、W fund、mint、マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社(HIRAC FUND2号投資事業有限責任組合)を引受先とするシリーズAラウンドの第三者割当増資を実施したことをお知らせします。

■資金調達の概要

 Nagisaは「構想はいつも、実現を待っている」をミッションに、タレント、クリエイターとファンをつなぐオールインワンファンクラブプラットフォーム「FAM」を提供しております。誰でも簡単にノーコードでファンクラブを作成することができ、動画配信、ライブ配信、ブログ等のファンクラブ運営に必要な機能が無料でご利用いただけます。

 当社は創業時よりスマートフォンアプリの開発を手掛け、マンガ事業をはじめとした様々なカテゴリーで累計4,000万DLを獲得し、2020年にM&Aを実施。その後、新規事業として立ち上げた「FAM」が多くのタレント、クリエイターにご利用いただき、さらなる事業拡大のための柔軟な意思決定、滑らかな資金調達等を目的として、2023年1月にマネジメント・バイアウト(MBO)を実施致しました。MBO実施後、今回が初の資金調達となります。

 今回の第三者割当増資で調達した資金により、「FAM」について、マルチな才能を持ったタレント、アーティスト、俳優、アイドルに加え、個として活躍するYouTuber、インフルエンサー等が利用する日本最大級のファンクラブプラットフォームを目指し、プロダクト開発、人材採用及び経営基盤の強化を図ります。

■資金調達の背景と目的

 タレントが活躍する主戦場だったテレビ、雑誌、ラジオといったマスメディアに加えて、YouTube、Instagram、TikTokをはじめとした様々なSNSの登場がタレントとファンとの距離を縮め、両者のつながりに大きな変化が生まれてきました。また、タレントとファンの繋がりだけではなく、ファン同士が特定の事象への愛着を表明することを通じて、新たな結びつき、交流、コミュニケーションが生まれております。そして、アイドルファンの中で長らく愛用されてきた、「推し活」が拡大してきました※1。コロナ禍において自己投資や自身の趣味に望むような消費が行えなかったことで、ステイホーム下でも場所にとらわれないコンテンツの消費のあり方が、人々に新たな楽しみを与えるエンターテイメントとしてこれまで以上に大衆化し、「1億総推し社会」の時代が到来しております。この流れは、単なる趣味を超え、日常のルーティーンのように私たちの日常に深く根ざした文化現象として非常に注目が集まっています。

 このような背景から、タレントとファンをつなぐコミュニケーションツール、マネタイズツールの需要が拡大している中で、当社が文化現象となった「推し活」を、そしてクリエイターエコノミー※2と呼ばれる経済圏の拡大をさらに推し進める担い手となり、日本だけにとどまらず、世界でも賞賛される日本のエンターテイメント産業の発展に寄与していきたいと考えております。そして、タレント、クリエイターがさらに活躍の機会を広げ、想い描いている夢や目標の実現に近づけるよう、「FAM」をよりタレント、クリエイターファーストなサービスに進化させるためのプロダクト開発及び人員拡充を目指し、この度シリーズAラウンドで資金調達を実施しました。

※1 消費者庁|【特集】変わる若者の消費と持続可能な社会に向けた取組~18歳から大人の新しい時代へ~

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/white_paper/2022/white_paper_132.html

※2三菱UFJリサーチ&コンサルティング|国内クリエイターエコノミーに関する調査結果

https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2022/11/cr_221017-02_01.pdf

■「FAM」の導入実績について

サービスリリース当初より俳優、タレント、クリエイターの方に「FAM」を導入いただいております。150サイト以上に導入されており、実績一覧についてはホームページをご確認ください。

 

HP:https://nagisa-inc.jp/business/works

 

開設に関するお問い合わせはこちらから

URL:https://thefam.jp/inquiry

■投資家コメント

W fund

代表パートナー 東 明宏氏

人々がより豊かに生きていくことに貪欲になっていく時代に、ファンビジネスはより一層の成長が見込まれるマーケットだと考えています。 一方で、ファンビジネス自体は進化が遅れており、業界が動いているこのタイミングで、Nagisaが持ち前の企画、開発力を武器に 業界の台風の目になってくれることを期待しています。 MBOを経て、起業家横山さんおよびNagisaチームの進化もとても楽しみで、まだまだポジションも空いています。 Nagisaチーム参画に興味を持ってくださる方はぜひご連絡ください。

 

W fund

シニアインベストメントマネージャー 佐藤 直紀 氏

累計4,000万アプリDLの実績を持つ横山さん率いるNagisa社へご出資させて頂きました。 昨年「FAM」をリリース以降、ファンやクリエイターの皆様のニーズを的確に汲み取り素晴らしいユーザー体験を提供することで力強くトラクションを伸ばされています。 今後、大きなポテンシャルを持つファンビジネスの市場でNagisa社がファンとクリエイターのより豊かな繋がりを生み出していくことを楽しみにしています。

 

mint

General Partner 木暮 圭佑 氏

「自分の推しのアイドルが使っているサービスへの投資」 toCキャピタリストとしてこれほどアガる瞬間はありません。 僕が推しに感じた幸福を、より多くの人達にも感じてもらいたい。 横山さん率いるNagisaであればそれが可能なんじゃないか。 そう思って今回、出資をさせていただきました。 投資後も着実に成長されていますが、さらなる成長と大きな成功を期待しております。

 

マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社(HIRAC FUND 2号投資事業有限責任組合)

代表パートナー 古橋 智史 氏

横山さんは前身のNagisa社の時からの友人で、共にスタートアップを駆け回ってきた仲として今回のラウンドで応援させて頂けることを大変うれしく思います。 現在のNagisa社は、クリエイターエコノミーの更なる発展に資する事業に挑戦しています。また、2022年7月の「FAM(ファム)」のリリース以降、1年ほどで積み上げた実績に、横山さんとチームの皆さんの突破力を強く感じています。今後の更なる事業成長を非常に楽しみにしております。

 

ディレクター 甚野 広行 氏

ファンビジネスは今後も大きく飛躍するポテンシャルがあると考えております。Nagisa社の提供するサービスにより、ユーザーの皆さんのより良い「推し活ライフ」が実現する世界観の構築を全力で応援する所存です。将来的にはNagisa社がエンターテイメント領域において、更なるビジネス展開を行うことを期待しています。

■    Nagisaの会社概要

  会社名 : 株式会社Nagisa (英文名:Nagisa,Inc.)

  代表者 : 代表取締役社長  横山 佳幸(よこやま よしゆき)

  所在地 : 東京都渋谷区渋谷3丁目9-10 KDC渋谷ビル8F

  設立  : 2010年5月17日

  資本金 : 3億160円(資本準備金を含む)

  URL      : https://nagisa-inc.jp

【商標名称等に関する表示】  

*Nagisa及び「Nagisa」ロゴは株式会社Nagisaの商標または登録商標です。

*記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。

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