ドイツ発のジャジーヒップホップデュオFerge X Fisherman(ファージ X フィッシャーマン)日本人トランペッターの黒田卓也をフィーチャーしたニューシングル「Adults」をリリース

Orchard Enterprises NY, Incのプレスリリース

同時にニューアルバム『Good Mother』の3月リリースを公表

ドイツ発のヒップホップデュオ、Ferge X Fisherman(ファージXフィッシャーマン)が3月リリース予定のニューアルバム『Good Mother』から先行シングル「Adults」を発表した。同トラックにはニューヨーク在住の日本人ジャズトランペッター、黒田卓也がゲストで参加。前作『Duality』に引き続き再共演を果たしている。

黒田卓也は、以下のようにコメント。

「2度目となるコラボレーションのオファーをいただいて、とても嬉しかったです。めちゃめちゃクールなトラックだったので、気合が入りました。みんなに聴いて欲しいです」

人生のさまざまなステージに向き合い、受け入れることをテーマにしたニューシングル「Adults」。Fritz Fisherman(フリッツ・フィッシャーマン)の内省的なラップと、ロンドンを拠点とするR&BシンガーのJerome Thomas(ジェローム・トーマス)によるソウルフルな歌声、そしてニューヨークを拠点とする黒田卓也による独創的なトランペット演奏が見事に融合。躍動感溢れるトラックに仕上がっている。

 Ferge X Fishermanは、これまでに3枚のアルバムを発表。ジャズを導入したレイドバックしたヒップホップサウンドが好評を博してきた。3月にリリースされるニューアルバム『Good Mother』には、ゴスペル合唱団、クラシック弦楽隊、ローズピアノのソウルフルな和音、ワウワウのギターペダルなどが用いられ、アルバム全体には70年代映画のサウンドトラックのようなムードが漂っている。彼らをネクストレベルへと押し上げるであろうこのアルバムには、前作に続いて参加の黒田卓也のほか、Mick Jenkins(ミック・ジェンキンス)、Jerome Thomas(ジェローム・トーマス)、Ceeopatra(シーオパトラ)らをフィーチャー。人格形成の段階や、過去の決断に対する評価、性的不安、経済面や感情面の懸念、更には年齢とともに増す普遍的な恐怖の認識といった、成長過程に纏わる混乱を探求。多元的な青春アルバムとなっている。

ラッパーのFritz FishermanとDJ/プロデューサーのFergeの2人は、地元ニュルンベルクで出会った10代の頃からのスケボー仲間。2人が創造する音楽ケミストリーは、瞬く間に拡大。実力派4人組ジャズバンドNujakasha(ヌジャカシャ)へと広がった。バンドは彼らのライブとスタジオセッションに不可欠な存在となっている。彼らとバンドのパートナーシップは、既に『Gone Fishing』(2018)、『Blinded By The Neon』(2020)、『Duality』(2022)などのアルバムでも展開されており、前作『Duality』にはNoah Slee (ノア・スリー)、Black Milk(ブラック・ミルク)、黒田卓也、Hunter Rose(ハンター・ローズ)もゲスト参加。3月にリリースされるニューアルバム『Good Mother』からは、ニューシングル「Adults」のほか、11月にはシングル「Lice Up」がリリースされ、アルバムへの期待を募らせている。

Ferge X Fisherman (ファージXフィッシャーマン)プロフィール

                                                         Photo by Steffen Metzger

ヒップホップデュオFerge X Fishermanの楽曲は型にはまらず、彼らの音楽の核となるジャズから多大な影響を受けている。彼らのさりげなく、だが微妙で複雑なアプローチは、このジャンルのもつ開放感を常に楽曲から感じさせてくれる。全てのサウンド要素が、あるべき場所に正確に配置。突然降り注ぐピアノの旋律、瞬時にハーモニーを変える巧みなコードチェンジ、ミリ秒遅れて叩かれるスネアドラム。紛れもなくFerge X Fishermanらしいレイドバックしたムードの誕生だ。ここでの小さなディテールが、良い作品をいっそう素晴らしい作品へと変身させる。

更にFritz Fishermanが、ジャズ奏者がソロを取るかのようなラップを披露。彼の英語に対するフレッシュなアプローチと内省的な歌詞(そして少しスモーキーで、少し鼻にかかった声)が、バンドのリリック面の核を成している。プロジェクトは、彼とプロデューサーのFergeとが10代の頃に、ドイツのニュルンベルクでスケートボード仲間として出会ってスタート。2人のケミストリーはすぐさま拡大し、高度なスキルをもつ4人組ジャズバンドNujakasha(ヌジャカシャ)と濃密なコラボレーションを展開することに。バンドはFerge X Fishermanのスタジオとライブ活動における欠かせぬ存在となっている。

この友人の輪は、次第に彼ら自身によるレコードレーベルの設立へと発展。6人のミュージシャンは、ビデオやグッズ制作など、ほぼすべてを自分たちの手で手掛けている。こうしたチームスピリットは、Ferge X Fishermanの音楽からも明白だ。古いレコードのブチブチした心地よいノイズのサンプルが、歯切れの良いドラムと、滑らからなエレピの和音、大胆なベースラインと調和。その結果、さまざまなことを詰め込みつつ、スルッと飲み込めるトラックを誕生させる。ずっと聴いていたいタイプの音楽だ。

リリース情報

Ferge X Fisherman(ファージXフィッシャーマン)

ニュー・シングル「ADULTS」配信中

配信リンク:https://orcd.co/fxfadults

For more on Ferge X Fisherman:

Website: https://www.fergexfisherman.com/

YouTube: https://www.youtube.com/@fergexfisherman

Instagram: https://www.instagram.com/fergexfisherman

Facebook: https://www.facebook.com/FergeFisherman/

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The Orchard Japanは、音楽配信とアーティスト&レーベルサービスにおけるテクノロジーを駆使したディストリビューター。

ニューヨークに本社を置き、世界45以上の市場でアーティストがグローバルに活躍し、最大限のパワーを発揮するための多角的サポートをしている。

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