サントリー食品インターナショナル株式会社のプレスリリース
「地球との会話」篇(60秒)より
「雲との会話」篇(30秒)より
サントリー食品インターナショナル(株)は、芦田愛菜さんを起用した「サントリー天然水」の新TV-CM、「地球との会話」篇(30秒・60秒)、「雲との会話」篇(30秒)を、12月12日(火)から全国でオンエアします。
ナチュラルミネラルウォーター「サントリー天然水」は、昨年年間販売数量が1億ケースを突破※1し、今年も引き続き、多くのお客様からご好評いただいています。今回、サントリーグループが行なっている自然からいただく以上におかえしする「ウォーター・ポジティブ※2」活動や、その活動に込めた思い、背景をお伝えすることで、未来の水をいま、森から育むことの大切さを感じていただくために、芦田愛菜さんを起用した新TV-CM、「地球との会話」篇(30秒・60秒)、「雲との会話」篇(30秒)を放映します。
※1 バックインボックスを除く、280ml~2Lペットボトル入りのナチュラルミネラルウォーター「サントリー天然水」の販売実績
※2 サントリーグループでは、取水量以上の水を水系に育むことを「ウォーター・ポジティブ」と考えています。
■新TV-CMについて
新CMの舞台は、芦田さん演じる主人公が自由に読書したり音楽を聴いたり、なんと自然と会話までできたりする秘密基地。この不思議な空間での“地球”や“雲”との会話を通じて、水の惑星とも言われる地球だけれど、実際にすぐ使える水※3は驚くほど少ないことや、いま手にしている「サントリー天然水」は、森に降った雨や雪がおよそ20年かけて育まれた、かけがえのない天然水であることを初めて知った芦田さん。驚きの事実を目の当たりにしたことから、さっそく山へ向かい、大自然を前に「未来の水をいま、森からつくる。」と宣言するストーリーです。このCMを通じて、限られた資源である水を、大自然からいただくだけでなく、おかえししていく「ウォーター・ポジティブ」の取り組みの大切さを、より多くの方々に感じていただければと考えています。
※3 出典:「平成22年版 図で見る環境・循環型社会・生物多様性白書」(環境省)(https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/zu/h22/html/hj10010401.html )
「すぐ使える水」とは、すぐにも利用可能な川の水や地下水などのこと。地球上にあるすべての水のたった0.01~0.02%。(サントリー 水大事典 https://www.suntory.co.jp/eco/teigen/jiten/science/03/ )
■新TV-CMストーリー
「地球との会話」篇(60秒)
芦田さんが人と自然が出会える秘密基地で本を読みながらくつろいでいると、ラジカセから“地球”の話す声が聞こえてきます。「水の惑星 地球って言うけど、すぐに飲める水がどれくらいあるか知ってる?」という質問に、「考えたことなかった」と答える芦田さん。すると、“地球”が彼女の目の前で「地球の水を集めるとこれくらい」「すぐ使える水はこれくらい」と示してみせます。想像していたよりずっと小さいサイズ感に、芦田さんは「少なっ!」とびっくり。「だから、使うだけじゃダメなんだ」と教えられ、「じゃあ、私たちからも大自然におかえししないとね」と答えを見つけます。
ラジカセを手に「ヤッホー」と叫びながら大自然の中を気持ちよさそうに駆け上がって行き、「サントリー天然水」を飲む芦田さんの姿に、「未来の水をいま、森からつくる。ウォーター・ポジティブな天然水!」のナレーションが聞こえます。最後は目の前に広がる雄大な大自然に向かって高らかにピースサインをする芦田さんです。
「雲との会話」篇(30秒)
芦田さんが秘密基地で「サントリー天然水」を飲んでいると、ラジカセから“雲”が話しかけてきます。「その天然水って、どうやってできたか知ってた?」という質問に、「いや、考えたことなかった」と答える芦田さん。「やっぱり…」と言いながら“雲”は彼女の目の前で「山に降った雨や雪を、森が20年かけて天然水にしてくれたんだよ」と、その様子を実際に示してみせます。「おぉ!自然のおかげじゃん!」と興味津々の芦田さん。「それそれ!」と答えた“雲”に、「じゃあ、私たちからも大自然におかえししないとね」と呼びかけます。
ラジカセを手に「ヤッホー」と叫びながら大自然の中を気持ちよさそうに駆け上がって行き、「サントリー天然水」を飲む芦田さんの姿に、「未来の水をいま、森からつくる。ウォーター・ポジティブな天然水!」のナレーションが聞こえます。最後は目の前に広がる雄大な大自然に向かって高らかにピースサインをする芦田さんです。
■撮影エピソード
◇11年前に演出を受けた監督と驚きの再会!
現場入りして、監督に「初めまして。宜しくお願いします」と挨拶した芦田さん。すると、監督から突然「実は初めてじゃないんですよ(笑)」とサプライズ発言が飛び出しました。実は11年前、とあるCM撮影で芦田さんとご一緒したことがあるとのこと。その事実を聞いて驚きの表情を浮かべたものの、当時の思い出話に花を咲かせる中で、やや緊張の面持ちだった芦田さんから柔らかい笑みがこぼれ、周囲に和やかな空気が広がりました。今回のCMでは、次世代を代表する20代の若者役を演じた芦田さん。眼鏡をかけていたり、椅子に座ってあぐらをかいたりなど、いつもの雰囲気と少し違った佇まいも周囲の注目を集めていました。
◇“地球”や“雲”と自然体で言葉を交わす絶妙の演技
「ずん」の飯尾和樹さんが声を演じる“地球”との掛け合いのシーンでは、監督から芦田さんに「水が少ししかないと分かった時の驚きを、ジョーク気味に『少なっ!』みたいな感じでお願いします」というオーダーが入りました。一方、“雲”の声は室井滋さんが担当。天然水がつくられる過程を知らない芦田さんに、優しくツッコミを入れる役どころです。ここでは監督から芦田さんに「『あっ、そういえば自分が持っているの、天然水だった…いま気づいた』という感じで」との指示があり、いずれもファーストテイクから完璧に演じていた芦田さん。監督のイメージに合わせて的確に演じ分ける、絶妙のお芝居を披露していました。
◇ほんの一瞬のチャンスを捉えた奇跡のワンカット
雄大な山脈に向かって、芦田さんが右手で高らかにピースサインをするカットは、日の出とともに撮影が行われました。ロケ地は当初、霧に覆われ、雨も降るとの予報ながら、日の出から1時間ほど経つと、ほんの一瞬だけ雲が晴れて、その間から山脈が見える絶好のチャンスが到来。いつ始まっても対応できるよう、寒空の下でスタンバイしていた制作チームのおかげで、何とか一度だけ撮影することができました。その後、再び天候が良くなるタイミングを狙って、しばらく待機したものの、結局チャンスは訪れることなく、その一回が奇跡のワンカットとなりました。
◇急斜面をものともせず山道を軽快に駆け上がる芦田さん
芦田さんが「ヤッホー!」を叫びながら急角度の山を駆け上がるシーンは、手持ちカメラでライブ感を活かしつつ、美しい大自然を楽しんでいる姿を狙いました。山の斜面といっても、草がたくさん生えた道なき道を踏みしめながら走るので、傍目からはかなり大変そうに見えましたが、芦田さんは毎回、山だと感じさせないぐらいのスピード感で軽やかに疾走。強い風が吹くとても寒い中でしたが、立て続けに5テイクほど撮影したため、終盤は芦田さんから「ちょっと暑いかも(笑)」との言葉が飛び出すほどの熱演となりました。日が落ちるギリギリまで粘った山の撮影はハードな環境が続きましたが、最後の最後まで楽しそうに演じていた芦田さん。すべての撮影が終わると、スタッフの皆さんから自然と拍手が沸き起こりました。
■新TV-CM概要
タイトル:「地球との会話」篇(30秒・60秒)、「雲との会話」篇(30秒)
出演:芦田愛菜
声の出演:飯尾和樹(ずん)(地球)/室井滋(雲)
放映開始日:2023年12月12日(火)
放映先:全国
CM本編URL:
サントリー天然水『地球との会話』篇 60秒 芦田愛菜 サントリー CM
https://www.youtube.com/watch?v=IIsoVzqWDaM
サントリー天然水『地球との会話』篇 30秒 芦田愛菜 サントリー CM
https://www.youtube.com/watch?v=ydD6Yv3flZU
サントリー天然水『雲との会話』篇 30秒 芦田愛菜 サントリー CM
https://www.youtube.com/watch?v=577LiImMhms
【ご参考】
サントリーグループの「ウォーター・ポジティブ」への取り組みについて
サントリーグループは、自然と水の恵みに生かされる企業として、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす」をわたしたちの目的に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。当グループのものづくりに欠かせない水を守るため、2003年に開始した水源涵養活動「サントリー 天然水の森」は、全国15都府県22ヵ所、約12,000haまで拡大し、国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水を涵養しています。こうした取水量以上の水を水系に育む活動を当グループでは「ウォーター・ポジティブ」と捉えていますが、このような考え方は、水不足などの世界的な水資源問題の解決策の一つとして、世界各国さまざまな企業から注目を集めています。
サントリーグループはこれまで行ってきた水源涵養活動「サントリー 天然水の森」を、今後も一層深化させ、生物多様性の再生、持続可能な社会の実現に向けたサステナビリティ経営を推進していきたいと考えています。
▼「Water Positive!」特設サイト
https://www.suntory.co.jp/water/tennensui/waterpositive/
▼サントリーグループのサステナビリティ
https://www.suntory.co.jp/company/csr/
▼「サントリー 天然水の森」
https://www.suntory.co.jp/eco/forest/
■カットデータ(1)「地球との会話」篇(60秒)
■カットデータ(2)「雲との会話」篇(30秒)
■芦田愛菜さんインタビュー
――CM撮影の感想をお聞かせください。
大自然が広がっていて、清々しい空気を体に取り込んで、気持ちのいい撮影ができたと思います。雪山とか、ラベルに描かれているそのままの風景が広がっていて、とても素敵な場所だったので、何度も深呼吸してしまいました(笑)。こうした大自然が長い年月をかけて、水を育んでくれていることを知って、自然との共生はとても大事なことだなと感じましたし、セリフにもあった、大自然からいただくだけでなく、おかえしをしていかなければいけないということがすごく響いて、自然への感謝の気持ちをもっと持たなくてはいけないなと思いました。
――今回のCMは「未来に向けて今できること」というメッセージを伝える内容でしたが、ご自身の生活において「未来に向けて、やろう、やってみたい」と思っていることは?
姿勢が美しい方に憧れていて、今年は20歳になる年なので、私も姿勢が美しい人になれるよう、今もストレッチをしています。それを継続して怠らずにやっていきたいと思います。
――取水量以上の水を水系に育む「ウォーター・ポジティブ」の取り組みにちなんで、今年一年を振り返って、最もポジティブだったと感じることを「◯◯ポジティブ」という形でお聞かせください。
「読書ポジティブ」ですね。元々読書は好きですが、最近は本を読む時間をまとめて取るのがなかなか難しいなと感じているので、たとえば朝活というか、15分だけ早く起きて、興味がある絵画とか美術の本を読んで、少しでも知識を広げていけたらいいなと思います。
――CMの中で地球や雲と対話するシーンがありましたが、モノや普段話せない人など、対話してみたいと思う存在は?
うちの猫と話してみたいですね。顔や仕草を見ていると、これは好きなのかな、嫌いなのかなとか、なんとなくわかるのですが、「何をしている時が一番楽しいの?」とか、「どんなことをしてほしいの?」とか、聞いてみたいことがたくさんあります。あと、最近寒くなってきたので、もふもふの温かいベッドみたいなものを買ってあげたんですけど、それが気に入っているかどうかも聞いてみたいですね。
――今回のCMを特にどんな方に見ていただきたいですか?
もちろん皆さんに見ていただきたいのですが、特に私と同世代の方に見ていただきたいなと思います。地球は水の惑星と言われていて、日本は美味しいお水に恵まれているので、それが当たり前だと感じてしまいがちですが、実は限りのある資源です。降った雨や雪が飲めるお水になるまでに、約20年かかるということを知って、それだけ長い時間がかかるからこそ、50年、100年先の未来も美味しい天然水であり続けるために、今を生きる私たちが意識を変えていかないと、美味しいお水を繋いでいけないなと思いました。なので、CMをご覧になった私と同世代の方たちに、ハッとした気づきを感じていただけたらとても嬉しいです。
■飯尾和樹さん、室井滋さんインタビュー
――今回のCMの企画・メッセージについて、どのように感じましたか?
〈飯尾さん〉「ウォーター・ポジティブ」というメッセージを聞いて、あらためて水は大事だなと。雨が降り山にしみわたり、きれいな緑をとおってろ過されて、我々の体内に入る美味しい水になるんだってことを再認識できました。飲料メーカーであるサントリーさんが森を育む活動をしていることは、本当に感謝だなと思うし、自分、株とかの投資はしないんですけど、もし投資するならサントリーさんに!と思いました。どんなに環境のいい、空気のいい場所で雨水をためたってすぐには飲めないじゃないですか。やっぱり緑があって自然があって、いい土があっての水。今飲んでいる水が20年前に降った、自分が34歳の時の雨なんだと思うとジーンとくるし、浪漫がありますね。
〈室井さん〉サントリー天然水のボトルにも「ウォーター・ポジティブ」って書いてあるんですね。暑いから冷まさなきゃいけないとか、物を使いすぎているから減らさなきゃいけないとか、捨てるものが多すぎてどうしようとか、どうしても減らすこと、みんなで断捨離をすることが地球にやさしいって思ってしまいますけど、「ウォーター・ポジティブ」のように自分たちの手で新しく守っていく、増やしていくっていう姿勢はすごく大切だと思います。みんなの飲む水が20年かけて森が作ってくれているものであるということがメッセ―ジとして伝わると、気持ちを長く持って、一つずつ積み重ねていかなければいけないというふうに感じてもらえるのではと。守るためにもっともっと手をかけて、大事に育んでいこうという考え方は素晴らしいですよね。
――収録を終えての感想とCMをご覧になる方へのメッセージをお願いいたします。
〈飯尾さん〉(地球役は)今までいただいた役で一番でっかい役でした。本当にありがとうございます。このCMをとおして、自然の大切さがあらためて伝わればと。やっぱり緑がないとだめだし、緑が豊富ということはいい土がある。そこに雨水が時間をかけて染み渡って、湧き出て水になる。僕自身、すごく学びになりました。お米を作るのも、炊くのにも水が必要ですし、パンが好きな人であれば、小麦を作るのにも水がないとだめ。アフリカとか乾燥しているところにロケに行くと、本当にぐいぐい飲める水は大事だなと感じます。No green, no water, no life.ですね。
〈室井さん〉雲役の台本を最初にいただいた時、性別なんだろう?いくつくらいなのかな?とか、雲って、わいたらすぐ消えちゃうから儚いのかな?とかいろんなことを思ったんですけど、でも芦田愛菜ちゃんに諭しているし、わかってもらおうとしているから、そういう感じかと。水ってすごく大切なので、こういうCMにナレーションで参加させていただいて、すごく嬉しかったです。今年は「地球沸騰化」とも言われて、これから水は大丈夫なのかなという話題を耳にする機会も増えて、気になっている人も多いんじゃないかなと。私たちが天然水を手に取り恩恵をもらうまでに、森が20年をかけているということを、このCMを見て「そうなんだ!」と知る人も多いと思います。このCMを見かけたら、水のことについてぜひ考えてもらいたいし、私たちもこれからどんどん考えていかなければならないと思う。今回のCMがそのきっかけになったらすごくうれしいなと思います。
以上