京都源流の講談の名跡・玉田玉秀斎(四代目)が京都を舞台に読む「京都がたり」シリーズ
西日本旅客鉄道株式会社のプレスリリース
京都を拠点に神道講釈で全国行脚した神職・玉田永教の流れを組む名跡、玉田玉秀斎が京都の土地・人物・事件などをテーマに読む『京都がたり』。三代目没後100年となる2020年、京都劇場プロデュースで「よみがえる京都講談」として本シリーズを立ち上げました。
講談は張り扇で尺台を叩きながらリズムをつけ、歴史上の人物や事件などを流れるように臨場感たっぷりに語る伝統話芸です。
『京都がたり』はこの土地に残る様々な出来事を取り上げ、物語を創作して次世代に残すための新作講談を実演するプロジェクトとして行ってきました。
第12回を迎える今回は、平安の京を生きた世界最古のベストセラー作家、紫式部を取り上げます。「源氏物語」の作者として誰もが知る人物ですが、その知名度とは裏腹に、本人についての記録はほとんど残っていません。そんな彼女の京都での物語を、玉田玉秀斎がまるで『見てきたように』語ります。
【公演概要】
■タイトル:玉田玉秀斎の「京都がたり」第12回講談『紫式部の見た京都』
■開催日時:2024年3月3日 (日) 12:30開場/13:00開演(上演時間:約90分)
■出 演:玉田玉秀斎
■会 場:京都劇場
■料 金:前売 2,500円・当日 3,000円 (自由席・税込) ※未就学児入場不可
■チケットお取扱い:
【インターネット】京都劇場オンラインチケット https://www.kyoto-gekijo.com
【電話予約】京都劇場 TEL 075-341-2360(平日10:00~18:00)
※電話予約の場合は、郵便振替でご入金いただき、チケットを郵送にてお送りいたします。
そのためチケット代のほか振込手数料と郵送代(370円)が別途必要です。
■主催お問合せ:京都劇場 TEL 075-341-2360
■発売日:2023年12月9日(土)10:00~
【出演者プロフィール】
講談師/玉田玉秀斎(たまだ ぎょくしゅうさい)
幕末の京都で活躍した神道講釈師・玉田永教の流れをくむ玉田家の四代目。
高校時代、ロータリー交換留学生としてスウェーデンに1年間留学。そこで逆に日本に興味を持ち、帰国後、司法浪人時代に四代目・旭堂南陵に偶然出会い、「講談師も弁護士も最後に“し”がついているから一緒や」という言葉で入門。講談の多言語化に取り組み、ブラジルでのポルトガル講談、ラスベガスでの英語講談など海外公演も。さらにジャズやアコーディオンなどとの音楽コラボ講談、ググる講談(即興講談)、地域の歴史に根差した町(地域)おこし講談、ホームレス経験者への取材をもとにしたビッグイシュー講談など、新作も多数創作。FM大阪『天才的なバカになれ!』毎週日曜日放送中。
2022年4月より三重大学大学院・人文社会科学研究科修士課程にて忍者の研究開始。