「ONIversal city project」福知山から駆けつけた酒呑童子くんや鬼愛あふれる登壇者にタジタジ!
京都府福知山市のプレスリリース
発表会では、”鬼のまち”福知山の所以やこれまでの歩みについて福知山市長などがプレゼン。第2部では全国の鬼を代表して福知山市の公式キャラクターである赤鬼の酒吞童子から「意見書」が提出されました。「①豆をあまり強く投げないでほしい。あわよくば一度食べてみたい②令和の時代らしい新しい節分文化を広めたい」という要望を叶えるため、福知山市が“豆を投げずに、分け合う”新しい節分文化を提言しました。そしてこの文化を全国に広めるべく、まちぐるみで開発した「鬼とヒトが仲良くなれる豆クッキー『おにさんこちら』」を発表。特別ゲストとして、福知山市出身で福知山ドッコイセ大使でもある千原ジュニアさんも登壇し、史上初の「鬼が豆を食べる瞬間」を見届けました。
さらに会場にはこの歴史的瞬間の取材に鬼界から駆けつけた青鬼も登場。終始静かに発表会の様子を見守っていた青鬼でしたが、まさに酒吞童子が豆を食べる瞬間が近づくと、あまり集中せず直立不動で様子のおかしい青鬼…。なんと、中から千原ジュニアさんの“おに”いさんである、千原せいじさんがサプライズ登場しました。千原せいじさんの着ぐるみ姿に苦笑する千原ジュニアさんでしたが、最後にはみんな仲良く豆を使用した新商品『おにさんこちら』を実食。その美味しさをレコメンドするとともに、兄弟水入らずで幼少期を振り返りながら、地元である福知山市の魅力を語りました。
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鬼伝説の舞台 大江山から酒吞童子くんも駆けつけ、鬼のまち福知山をアピール!
福知山市長 大橋一夫、市職員とともに市の公式キャラクターでもある赤鬼の酒吞童子くんが登壇。まず市長から、福知山市が鬼のまちといわれる所以や、今までの鬼文化の発信の取り組みについて説明しました。さらに市職員から、本年度約半年間に渡り地域住民や鬼に詳しい人々と一緒に実施してきた「ONIversal city project」について、プレゼンテーションを行いました。鬼を代表して本プロジェクトに参加する酒吞童子くんも誇らしげにうなずきます。
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ジュニアさんも思わずツッコむ!鬼のまち福知山市の“鬼愛”あふれるちょっとおかしな発表会がスタート
第2部では、本プロジェクトの注目企画である、市を挙げて開発に挑んだ新商品の発表会が行われました。ゲストとして福知山市出身の千原ジュニアさんが登壇。まず視界に入った「取材会の場で真剣な面持ちで鬼の角を付けた福知山市の人々」というちょっとシュールな光景に思わずジュニアさんも「皆さんつけられた感ありますねえ(笑)」とツッコミ。「遠くからよく東京までいらっしゃいましたね!」と笑顔で地元・福知山の皆さんを労いました。さらには鬼界を代表して青鬼が取材に駆けつけその様子を見守るという、まさに鬼とヒトが共存したオニバーサルな取材会がスタートします。
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全国の鬼を代表して伝えたい!鬼の気持ちをしたためた意見書にジュニアさんも感嘆。
まずは本商品の開発に至った背景として、鬼を代表して酒吞童子くんから意見書が提出され、日本の鬼の交流博物館館長が代読。そこには従来の一般的な節分では着目されてこなかった「豆を投げられる鬼側の気持ち」が込められていました。「豆をあまり強く投げないでほしい。あわよくば一度食べてみたい」「令和の時代らしい鬼とヒトが仲良くできる新しい節分文化を広めたい」などの意見が、オニバーサルな福知山市で過ごす酒吞童子くんならではの鬼とヒトの両者の想いを汲み取った立場でつづられています。どうしたら福知山市だけでなく全国で鬼とヒトが仲良くなれるのか、ジュニアさんも一緒に考えます。
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史上初、鬼が豆を食べる瞬間!そこで一緒に見守るはずの青鬼が直立不動?!中からまさかのせいじさんが登場!!
真摯な酒吞童子くんからの意見書を受け、鬼のまち福知山市ならではの「豆を投げずに、分け合う」新しい節分文化を全国に向けて提言するとともに、鬼とヒトが仲良くなれるオリジナルクッキー『おにさんこちら』を発表。「オニバーサルな社会を広めたい」という思いに共感する商品開発・製造・販売担当の就労継続支援施設 大江作業所の田丸さんと新井さんから、開発フローや背景、新商品のこだわりをプレゼンします。酒吞童子くんと全国の鬼たちのために市内外の多くの人が関わった約半年間に渡る一大プロジェクトの全貌を知り、ジュニアさんも「お菓子をゼロから作るなんて大変ですよねえ!すごいですね!」と驚いてコメント。
そしていよいよ、史上初、鬼が豆を食べる瞬間が訪れます。取材に駆け付けていた青鬼も壇上にあがり、その様子を間近で見守ります。酒吞童子くんが豆を食べようとすると、その瞬間を見守らず何やらボーっと集中していない青鬼。なんとも異様な空気にジュニアさんも苦笑いしていると…なんと青鬼のなかからジュニアさんの“おに”いさんであるせいじさんがやや照れくさそうにサプライズ登場!せいじさんの着ぐるみ姿を見てジュニアさんも「なんやほわっとでてきたなあ(笑)」とコメント。最後には千原兄弟揃って酒吞童子くんが豆を食べる一世一代の歴史的瞬間を見守るとともに、二人も『おにさんこちら』を実食します。「すごい豆ですね!しっかり豆の味がする、おいしいなあ!」と開発チームのこだわりを感じてコメント。せいじさんは「“おに”しい!!」と鬼になりきってお茶目にコメントされました。
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兄弟水入らずの地元トーク!幼少期を振り返りながら千原家の節分エピソードや地元福知山市の魅力を語る!
青鬼の正体がせいじさんと明かされたところで、ジュニアさんも長時間着ぐるみに入っていたせいじさんをいたわりながら、兄弟水入らずの地元トークセッションを行い、幼少期を振り返りながら様々な兄弟エピソードを語りました。千原家の節分は豆を歳の数だけ食べたり、恵方巻を食べたりと、関西らしい節分を楽しまれていたそうです。また、幼少期は「由良川」など自然豊かな地元で一緒に遊んでいたそうで、「すぐ取っ組み合いになって、せいじに脱臼させられたりしたなあ、なつかしいなあ」と笑いながら語っていました。
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鬼とヒトが仲良くなれる豆クッキー 『おにさんこちら』 商品概要
“鬼のまち”福知山市は、多くの地域で恐れられる存在である“鬼”を親しむ、少し変わった独自のカルチャーを広めるべく、地元や鬼にまつわる13団体・個人が集まり「鬼とヒトが仲良くなれる豆のお菓子」開発プロジェクトに取り組みました。約半年間に渡る開発期間を経て、この度「投げずに、分け合おう。」をコンセプトとした新商品『おにさんこちら』が完成しました。
【商品名】
「鬼とヒトが仲良くなれる豆クッキー『おにさんこちら』」 4種詰合せ、16個入り/750円(税込)
鬼もヒトも青春を思い出す甘酸っぱいカシス味 / 鬼の子どももヒトの子どももみんな大好きカカオ味
鬼もヒトもウルウルキラキラ爽やか~になるレモン味 / 鬼と一緒に団らん煎茶味
企画会議「ONIversal summit」での話し合いの内容を受け、クラッシュしたロースト大豆を練り込み、見た目はコロンと丸い一口サイズでさくっほろっとした豆クッキーを開発しました。4種類のカラフルな味付けで、鬼もヒトも一緒に宝石を選ぶかのように見た目も楽しめるクッキーです。
「鬼のまち」だからこそ作ることができた、鬼もヒトも大好きなお菓子です。
■購入方法
〇大江作業所 公式オンラインサイト(BASE内)
URL:https://ooeshop.thebase.in/
〇セレクトショップ 鬼の巣<ONI-NORTH>
住所:京都府福知山市大江町三河68
〇福知山鉄道館フクレル ミュージアムショップ
住所:京都府福知山市字岡ノ32-20(フクレル館内)
〇大江駅売店 ※2024年2月1日(木)夕方頃から販売開始予定
住所:京都府福知山市大江町河守398
■「鬼とヒトが仲良くなれる豆のお菓子」開発プロジェクトページ
https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/promotion/oni-mame.html
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鬼のまち福知山市オリジナル絵本『節分で追い出された鬼はどこへ行く?』 概要
福知山市になじみ深い「鬼」について市内外の子どもたちにも親しんでもらうべく、「ONIversal city project」にて約半年をかけて制作したオリジナル絵本『節分で追い出された鬼はどこへ行く?』が完成しました。本作は“妖怪博士ちゃん”としてテレビ番組などにも出演し妖怪探究家として活躍するほか、これまで7冊もの妖怪本を執筆する中学3年生の関本創(せきもと あらた)さんがプロジェクトコンセプトに共感し、描き下ろしました。さらに、このストーリーを全国のより多くの方に楽しんでいただけるよう、市公式YouTubeにて読み聞かせ動画も公開しています。
■絵本概要
タイトル:節分で追い出された鬼はどこへ行く?
文・絵:関本 創(株式会社想いを創る)
監修:世界鬼学会 会長 八木 透(佛教大学 歴史学部 教授)
発行:京都府福知山市
仕様:B5判/24P
展開:[絵本]2024年2月初旬~ 福知山市立図書館・市内小学校で貸出、順次全国の図書館に寄贈
[パネル展]2024年1月30日(火)~2月18日(日) 福知山市立図書館中央館ティーンズコーナー■読み聞かせ動画概要
福知山市公式YouTubeに公開中の読み聞かせ動画では、舞台役者の宇都恵利花さんが声を吹き込みました。ナレーションはもちろん、無邪気な子鬼から爽やかな青鬼、大江山に集う様々な鬼たちを見事に演じ分けています。宇都さんのナレーションとともに、物語の世界観を一層楽しめる動画です。
福知山市公式YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=fvMhuiWqLOM
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ONIversal city projectとは
京都府福知山市は、最強の鬼・酒吞童子など3つの鬼伝説を有する「鬼の聖地」大江山、成田亨さん制作の鬼モニュメント、世界一巨大な鬼瓦がある日本の鬼の交流博物館、また市のイメージキャラクター「酒吞童子」など、まさに鬼づくしのまちです。そのため、多くの地域で恐れられる“鬼”を親しむ、少し変わった文化が根付いています。その文化にひっかけ、「節分で追い出される鬼たちよ、集まれ!」をコンセプトに、2月2日を「鬼鬼の日」として発信しています。
本年度、“鬼”を親しむ文化がある福知山市では、「鬼もヒトもみんなでワクワク楽しみながら、福知山市を盛り上げていこう!」という想いを込めて、Universal(ユニバーサル すべての人の)を語源にする“ONIversal”(オニバーサル)という造語を作り、「ONIversal city project」を始動させました。鬼とヒトが共生できる“ONIversalデザイン”なまちを目指し、福知山市民や鬼に詳しい人々と共に様々なコンテンツを発信しています。
HP:https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/promotion/oniversalcity.html