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株式会社日経CNBCのプレスリリース
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「新NISA、使ってますか?」
あなたは、2024年から大幅に拡充された新NISA(少額投資非課税制度)を、もう使っていますか?
また、その理由をお書きください。「はい」と答えた方は新NISAの使い方をお答えください。
アンケートは”新NISA、使ってますか?”という質問に対し、「はい」「いいえ」「分からない」の3つの選択肢から選んでもらう形で実施しました。その結果、「はい(=使っている)」と答えた投資家が72.8%を占めました。「配当も永久に非課税、使わない道理がない」「新NISAは銘柄選定のやり直しが出来るから使い勝手が良い」など、旧NISAと比べた非課税制度の拡充や使い勝手の良さを評価する声が多く聞かれました。一方、「いいえ(=使っていない)」との回答は26.6%。株価が「全体的に高値圏のため様子見」などと、制度を利用したくても利用できずにいる投資家もいるようです。
2月22日(木)に放送した「昼エクスプレス」では、日経CNBCの直居敦と岡村友哉が調査結果やその背景について語りました。
〈日経CNBC 解説委員長 直居敦〉
新NISAは株高のひとつの背景だと思うが、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を同時に使えるようになったのは大きな変化だ。みなさん、2つの枠を工夫して使っていて、流石だなと感じた。
〈日経CNBC キャスター 岡村友哉〉
新NISAを使い、株や投資信託の価格に関係なく、「買う」と決めているおカネが市場に入ってきているように思う。株価形成の上でもポジティブな変化だ。
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アンケートで寄せられたコメントの一部をご紹介します。
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<はい(新NISAを使っている)>を選択された方のコメントと【新NISAの使い方】
・配当も永久に非課税、使わない道理がない。 それなのに投資に躊躇っている人の理由がわかりません。【使い方】株はバイアンドホールドなので、成長投資枠で高配当株の配当再投資に使用しています。(よしえどん)
・以前はつみたてと個別株の二択でしたが、今年からは併用が出来るため魅力が増しました。枠一杯活用し恩恵を得たいので、どちらの枠も活用しています。【使い方】つみたて投資枠では、先進国と新興国の投信を1つずつ毎日積立てています。リスクヘッジのつもりです。成長投資枠では、急落した高配当銘柄1つと、期待のグロース銘柄2つを選んでいます。枠の制限が有るため、銘柄選びも投資タイミングも慎重になりました。ちなみに妻はゼロ金利解除と円高恩恵銘柄を3つ選んでいます。(ドンネル)
・結局、1月に買えば1年分の配当が得なので、もう全部使った。成長枠と積立枠の両方で360万円全部つかえば、5年で1800万円の生涯枠に達する。 早く到達した方が、無税の恩典を享受できる期間が増えるわけだから、やっぱり早く使いたい。【使い方】つみたて投資枠はS&P500を買うのを大半、日経高配当を少しで年間120万になるペースで設定。成長枠の大半は、12月29日に住友商事、SBI、ソフトバンク、日本郵政、大和証券を買って使用した。残りの枠でS&P500のETFを買った。これらの銘柄の配当が一生涯無税というのは夢みたいだと思う。(きょうのゆか)
・従前のNISAは、例えば株式に投資した場合、銘柄選定を間違った時にやり直しがきかない。新NISAは銘柄選定のやり直しが出来るから使い勝手が良いと思う。【使い方】日本たばこ産業を昨年末の配当落ちに、300株購入。 夢を買うため、ispaceを1000株購入。すでに20万円余り利が乗っている。日本たばこは長期保有のつもりです。投資信託は一切やらないと決めています。(ロッキー)
・旧NISAで購入していた個別株の非課税期間終了に伴う配当額減少を防ぐため。あなた方が指す個人投資家とは別物の超長期個人投資家ですので。【使い方】信託報酬をびた一文払いたくないので成長投資枠で個別株のみ。(スタンダード市長)
・長期的視野で保有したい銘柄が見つかったため。【使い方】長期的視野と思いつつ、騰がるとちょっとずつ利益確定してしまいがち。 NISAならば、非課税枠消失がもったいないので放置できるから。長期投資銘柄枠として利用。(くまぞう)
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<いいえ(新NISAを使っていない)>を選択された方のコメント
・新ニーサ使いたいのですが、年初からの暴騰でまだ買えてません。押し目ほしいです(>_<)(ニーサユーツー)
・特定口座(証券、外貨建ての債券やMMFなど)と損益通算できない上、繰越控除もできないため、含み損が出ると塩漬けになりそうだから。 現在全体的に高値圏のため、なんらかの原因で株価が暴落するまで様子見しています。 (アルファが大事)
・株の投資をしていますが、年金生活ですので余分な資金はありません。現在の株式を売却して買えれば良いのですがかなりの税金がかかります。また、バブルやリーマンショックを知るものとしては損益通算ができないNISAにはふみきれません。(マキシン)
・個別株中心の投資スタイル。投資ルールとして、一定の利益率になると利確を決めており、多くの利益は得られないが、配当も含めそこそこの収益で良しとしているため。 また、高齢なので長期保有はなじまない。(サスケ)
・NISAが始まった時に、積み立てでNISAを始めてみたが一年ほどやめてしまった。自分にはなんとなく合わない投資方法であった。(半歩先読みたい情報収集家)
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調査対象 :日経CNBC視聴者
有効回答数:169件(20代~70代の現役の投資家)
調査期間 :2024年2月1日~2024年2月5日
調査主体 :株式会社 日経CNBC
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