紫式部プロジェクト推進協議会のプレスリリース
しきぶきぶんミュージアムは、越前市の情報発信、文化振興などに取り組む官民組織「紫式部プロジェクト推進協議会」(会長:越前市長)が、武生中央公園・屋内催事場に、2024年2月23日から12月30日まで開設します。大河ドラマ館のほか、越前の文化や歴史を紹介する「越前歴史展示」、お土産やグッズを購入できる「お土産処 光る越前SHOP」もあります。福井県内に大河ドラマ館ができたのは初めてです。
オープン前の2月22日には、越前市を訪れた吉高さんと岸谷さんが大河ドラマ館を見学されました。
「光る君へ」の世界を満喫
大河ドラマ館は、ドラマをより深く楽しんでいただくための展示を多彩に展開しています。
衣装は、紫式部を演じる主演の吉高由里子さんと、式部の父・藤原為時役の岸谷五朗さんが撮影で着用した平安衣装が登場。ドラマの代筆仕事のシーンで使われた恋文の木簡など小道具も展示しています。出演者の等身大パネルや、為時の居室を再現したコーナーなど、記念撮影ができるフォトスポットも用意しています。
「4Kシアター」では、この「大河ドラマ館」でしか見られない動画を披露しています。吉高さんや岸谷さん、脚本を手がけた大石静さんのインタビューを交えながら、ドラマのストーリーを深掘りし、式部の気持ちの変化や為時との関係性に迫る興味深い内容となっています。式部が暮らした越前国府の所在地を探るための発掘調査が進む本興寺や、和歌に詠んだ日野山など、越前市内に点在する式部ゆかりの地を紹介するVTRも上映します。このほか、出演者の直筆サインやメッセージ動画もご覧いただけます。
幻想空間で式部の思考を体感
「越前歴史展示」は、鏡と映像を用いて式部の心と頭の中を疑似体験し、無限の創造力を体感できる幻想的なインスタレーション(空間展示)となっています。
無数の帯状の越前和紙が垂らされた洞窟状のゾーンを抜けると、小部屋「想創庵」に入ります。中は全面鏡張りで、源氏物語や式部の和歌から抽出した単語の造形がつるされています。空間内のモニターには、それらの単語からAIで生成された映像が流れ、式部が越前の自然や風土から受けた創作のインスピレーションを体感できます。
言葉が無数に浮かぶような演出の空間で映像が流れ、リアルとバーチャル、過去と現在を行き来するような感覚で、式部の思考に思いをはせてもらう仕掛けとなっています。
「光る君へ」、式部グッズがずらり
「お土産処 光る越前SHOP」は、ドラマ公式グッズのほか、越前和紙の雑貨や福井土産の定番・羽二重餅、越前そば、水ようかん、地酒など、約450アイテムが並んでいます。紫式部のキャラクターをあしらったパッケージデザインのものも多数ご用意しています。
【光る君へ 越前 大河ドラマ館 概要】
開催期間 2024年2月23日(金・祝)~12月30日(月)
開催時間 9:00~17:00(最終入場16:30)
休館日 無休
住 所 福井県越前市高瀬二丁目27-7-1 武生中央公園屋内催事場「しきぶきぶんミュージアム」内
主 催 紫式部プロジェクト推進協議会
詳細は、紫式部プロジェクト推進協議会ホームページ内の「しきぶきぶんミュージアム」サイトで公開しています。
越前市や紫式部関連の情報は下記サイトに掲載しております。
紫式部プロジェクト推進協議会ホームページ(https://www.city.echizen.lg.jp/murasakishikibu/)
紫式部ゆかりの地、宇治市・越前市・大津市の観光ポータルサイト(https://murasakishikibu-kanko.jp/)