YOASOBImonogatary.comでおこなわれた「文藝×monogatary.comコラボ賞」大賞作品をこの秋楽曲化!リクルートのCM曲として起用が決定!

Orchard Enterprises NY, Incのプレスリリース

“小説を音楽にするユニット”YOASOBI。2019年11月に公開したデビュー曲「夜に駆ける」は、公開直後から瞬く間に注目を集め、国内の各種配信チャートでも1位を席巻、複数カ国のバイラルチャートにもランクインし、2020年の年間Billboard JAPAN総合ソング・チャートとストリーミング・ソング・チャートでは1位を獲得。現在ストリーミング累計再生回数は史上初となる10億回を突破。第71回、第72回と二年連続でNHK紅白歌合戦にも出場している。2022年2月より、島本理生・辻村深月・宮部みゆき・森絵都という4人の直木賞作家とのコラボプロジェクト『はじめての』を始動。原作小説4作が収録された書籍と、「ミスター」「好きだ」「海のまにまに」「セブンティーン」の4曲、またそれらをまとめた『はじめての – EP』をリリースし、原作小説から広がる世界、楽曲の幅広さを見せつけた。

そんなYOASOBIの生まれ故郷でもある小説投稿サイト「monogatary.com」で昨年実施されたコンテスト「文藝×monogatary.comコラボ賞」の結果が本日発表され、有手窓 著「白山通り炎上の件」が大賞に輝いた。そしてこの小説を原作に、YOASOBIが新曲を制作することが決定。芥川賞作家の金原ひとみ氏が審査員長を務めたこのコンテストは、河出書房新社発行の文芸誌「文藝」と、monogatary.comの共催という形で新設された新人賞。約2ヶ月で879本という多数の応募作の中から、生きづらさを抱える主人公が、ふとしたきっかけから想像もしない裏社会の抗争に巻き込まれるという、スピード感とユーモアたっぷりの本作品が大賞に選ばれた。金原氏は本作品へ「おかしなことと真っ向から戦うと損をする、現代的四面楚歌地獄から、クライムアクション的世界へと様変わりするトンデモ展開。 現代の生きづらさ、くだらなさ、息苦しさを笑い飛ばすかの如く、アクロバティックな俯瞰視点で描かれた物語に、救いと希望を感じた。」と選評を寄せている。monogatary.com上で誰でも無料で読めるので、どんな曲に仕上がるか想像しながらぜひ読んでみてほしい。なおこの「白山通り炎上の件」と同コンテストのその他受賞作をまとめた単行本が、2024年10月に河出書房新社より刊行されることも決定。こちらもぜひお楽しみに。

 

さらにその楽曲が株式会社リクルートとのタイアップソングになることも決定。「まだ、ここにない、出会い。」をパーパスとするリクルートが、「文藝×monogatary.comコラボ賞」のテーマ「邂逅」に共鳴したことをきっかけに実現したこのコラボでは、コンテスト受賞作品を掲載した「メモリアルフリーマガジン」の配布(24年夏予定)ほかさまざまな企画が予定されている。YOASOBIからのコメントやプロジェクトのティザー映像が見られるWebサイトもオープンしたので、併せてチェックしよう。

 

【コンテスト・作品情報】

monogatary.com 「モノコン2023」内「文藝×monogatary.comコラボ賞」

https://monocon2023.com/#bungei

 

大賞受賞作(YOASOBIによる楽曲化決定)

「白山通り炎上の件」有手窓 ※投稿時の「あむだ前歯」より改名

https://monogatary.com/story/454872

 

【選評】

・選考委員長 金原ひとみ氏(作家)

おかしなことと真っ向から戦うと損をする、現代的四面楚歌地獄から、クライムアクション的世界へと様変わりするトンデモ展開。 現代の生きづらさ、くだらなさ、息苦しさを笑い飛ばすかの如く、アクロバティックな俯瞰視点で描かれた物語に、救いと希望を感じた。

 

・選考委員 坂上陽子(「文藝」編集長)

まずはタイトルで惹かれ、読み始めてさらにのめりこみ、次々物語が展開するスピード感、随所にきらめく茶目っ気たっぷりのウィット、それでいて作者の「これを書かねばならぬ」切実さを強く感じ、読み終わったあと興奮の渦に巻き込まれました。今回の選考を通して、いわゆる「文芸誌」も小説のいちジャンルにしか過ぎず、いま文学と小説の幅がかつてなく大きく広がっていることをビビッドに体感できて楽しかったです。もう有手さんの次の作品が楽しみでなりません!

 

・選考委員 屋代陽平(「monogatary.com」プロデューサー)

「ライブのような小説に出会いたい」という願いを込めて創設したこの賞。大賞作品は、日々の延長線上にある思いがけない出会いや、そこに踏み込んで体験できる非日常が、日常をキラリと輝かせてくれるということを教えてくれます。それはまさにライブで得られる栄養そのもの。この小説がさまざまな形で鳴り響く未来が楽しみです。

 

【タイアップ情報】

株式会社リクルート「まだ、ここにない、出会い。ここにない、音楽。」特設サイト

https://www.recruit.co.jp/madakoko_music/

  

◆アーティスト情報◆

★YOASOBI

Official Site:https://www.yoasobi-music.jp/

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