被災地の放送局としての取り組み
株式会社宮城テレビ放送のプレスリリース
東日本大震災の被災地の放送局である株式会社宮城テレビ放送(ミヤギテレビ、仙台市宮城野区 日本テレビ系)では、毎年3月11日前後に震災からの復興と次の災害への備えをテーマにした番組を制作しています。2022年からは報道特別番組と、夕方の情報番組「OH!バンデス」の2番組の生放送とYouTube配信を実施しており、震災から13年になる今年も生放送とYouTubeライブ配信を行い、全国に発信します。
■ミヤギテレビ報道特別番組「つなぐ ~東日本大震災13年~」
《放送時間》 2024年3月11日(月)午前10時25分~11時25分
《放 送》 ミヤギテレビ(地上波放送・宮城ローカル放送)、日テレNEWS24(CS)
《配 信》 ミヤテレ NEWS NNN(YouTube)
https://www.youtube.com/channel/UCp0vHbq1su20AqZoND_LH_Q
【放送内容】
東日本大震災から13年。震災の教訓は能登半島地震に生かされたのか? ミヤギテレビのニュースキャスターの現地取材から探ります。また能登半島へ支援に入った医師を取材。医師が感じたことや現状から、避難所や仮設暮らしを余儀なくされるなか、助かった命を守るために私たちができることは何か考え伝えます。
一方、東日本大震災の被災地である石巻市に当時の記憶を語り始めた若い女性がいます。なぜ今、語り始めたのか?
宮城県で最も被害の大きかった石巻市から生中継でお伝えします。
■OH!バンデス 震災から13年
《放送時間》 2024年3月11日(月)午後3時48分~5時53分
《放 送》 ミヤギテレビ(地上波放送・宮城ローカル放送)
《配 信》 ミヤテレ「OH!バンデス」 ch【公式】(YouTube)
https://www.youtube.com/channel/UCqKXCf7E_szhkkhNFAut-EQ
【番組概要・放送内容】
宮城県内で毎週月~金曜の夕方に放送している「OH!バンデス」は1995年4月に放送開始し、2024年4月に30年目を迎える長寿番組です。東日本大震災直後は報道特別番組の編成に伴い番組を休止しましたが、発災から11日後の3月22日から番組を再開。ライフライン情報や生活のお役立ち情報、宮城県民の声などを届けました。
日本列島は海側と陸側プレートの相互作用により地殻変動がとても活発。ひとたび地殻変動が起これば、地震となり場合によっては大津波を引き起こします。これとは別に、直下型地震(阪神、熊本、能登半島など)のリスクも全国各地に存在します。そんな日本で暮らす私たちは過去の災害やその時の経験を後世へと伝え続ける使命があります。
「OH!バンデス」は能登半島で子どもたちの給食支援を行う宮城のボランティアを取材。東日本大震災から13年経っても見えてくる新たな課題などを探ります。3月11日の放送・配信を通して次の大災害に備える”未来の私たち”へメッセージを送りたいと考えます。
以 上