3/22(金)公開ナショナル・シアター・ライブ『ディア・イングランド』第二弾 推薦コメントが到着しました!

演劇、サッカーに造詣の深い方々から、NTLive『ディア・イングランド』の本編についてコメントをいただきました。TOHOシネマズ 日本橋ほかで3/22(金)から公開です。お楽しみに!

カルチャヴィル合同会社のプレスリリース

『ディア・イングランド』は先日ノミネーションが発表された2024年ローレンス・オリヴィエ賞で見事9部門にノミネートされました。そんな旬な英国演劇を、日本の映画館でご覧いただける貴重な機会となります。3/22(金)の本公開に先駆け、3/20(水・祝)にはTOHOシネマズ 日本橋にてトークイベント付き先行上映を実施します。ゲストトーカーにフリーアナウンサーの倉敷保雄さんをお招きし、映像字幕翻訳者の柏木しょうこさんがMCでお話を伺います。先行上映の座席販売は、3/15(金)24時〜(3/16(土)0時〜)からTOHOシネマズ日本橋のHPにて販売開始です。

NTLive 『ディア・イングランド』 ©️Marc BrennerNTLive 『ディア・イングランド』 ©️Marc Brenner

到着したばかりのコメントは以下になります。

 

私がブラインドサッカー日本代表に携わっていたとき、一番していたことが監督との会話でした。代表はチームと違い、個々の成長を線で見届けるには過ごす期間が短すぎます。その中でチームをチームとして躍動させるためには、監督の一言一句、思考行動がすごく重要なのです。日本だとどうしても”メンタル=弱いときに話を聞いておわり”といったイメージが強いように感じます。しかし、それはただのカウンセリングです。スポーツメンタルって本当はこういうもので、計り知れないパワーと可能性を秘めているんだと言うことがこの作品を通して伝われば幸いです!

     (木村好珠/精神科医 スポーツメンタルアドバイザー)

 

 

 なぜイングランド代表はかくもPK戦に弱いのか。1990年W杯の準決勝でポール・ガスコインが見せた涙に感動して以来、自分はイングランドを応援しつつ、ずっと不思議に思ってきた。『ディア・イングランド』はこの疑問へのドラマティックな解答だ。あと、劇中のハリー・ケインの格好悪い主将ぶりが最高に格好いい。エリック・ダイアーの歯に衣着せぬ物言いも格好いい。もちろん、デレ・アリもキーラン・トリッピアも格好いい(スパーズ・ファンの贔屓目です)。

     (谷岡健彦/東京工業大学教員)

 

 

サッカーというスポーツは勝敗を競う。90 分間でどちらのチームが多く点を取ったか。見ている人はその勝負に歓喜する。一方で演劇に勝敗はない。観客に感動を与えることが重要である。

『ディア・イングランド』はサッカーというスポーツでは得られない感動を間違いなく私たちに与えてくれる作品である。それはピッチ(試合)の上では見ることのないドラマがここにはあるからだ。勝つことでしか評価されない、報われない厳しいプレッシャーの中で戦う姿を通して我々は一つの感動(カタルシス)を感じる。

     (演劇研究家 Koki)

 【トークイベント付き先行上映 概要】

日程)3/20(水・祝)

場所)TOHOシネマズ 日本橋

時間)※時間は若干前後する可能性がございますので、最終的な確定時間は予約前に劇場HPにてご確認ください。

<トークイベント付き上映1回目(予定)>

11:55 1回目本編上映開始(本編3時間4分)

15:00 上映終了後、1回目トークショー開始

15:30 1回目トークショー終了

 

<トークイベント付き上映2回目(予定)>

16:00 2回目トークショー開始

16:30 2回目トークショー終了後、本編上映開始

19:35 上映終了

 

チケット)TOHOシネマズ 日本橋の劇場HPにて、上映日2日前(3/18(月)0時〜)から販売開始

 

登壇者プロフィール)

倉敷保雄さん

フリーアナウンサー。ラジオ福島時代は主に音楽番組を制作、文化放送記者時代は国会、警視庁、裁判所などで取材。93年からはフリーアナとしてスカパー!、JSPORTS、DAZN、SPOTVNOW、U-NEXTなどで国内外でのフットボールライブの実況者として活動中。著作は小説『星降る島のフットボーラー』(双葉社)エッセイ『ことの次第』(ソル・メディア)など。

 

柏木しょうこさん(MC)

映像・英米文学翻訳家。演劇界から映像翻訳家へ。主な翻訳作品にドラマ「ブレイキング・バッド」(字幕)、映画「マクベス」、映画「ライトハウス」(吹き替え)など。今回の「ディア・イングランド」をはじめ、NTLive作品の字幕や書籍の翻訳も手掛ける。

 

 

【2024年ローレンス・オリヴィエ賞ノミネート】

作品賞/主演男優賞(ジョセフ・ファインズ)/助演男優賞(ウィル・クローズ)

助演女優賞(ジーナ・マッキー)/演出賞(ルパート・グールド)

振付賞(エレン・ケイン&ハンネス・ランゴルフ)

装置デザイン賞(エス・デヴリン)同じく装置デザイン賞(映像デザインに対して:アッシュ・J・ウッドワード)

照明デザイン賞(ジョン・クラーク)/音響デザイン賞(ダン・バルフォア、トム・ギボンズ)

 

 

【イギリス業界誌のレビュー】

★★★★★ ゴールに刺さる傑作(The I News)

★★★★★ 美しいプレーの中の美しいゲーム(What’s On Stage)

★★★★★ とてつもない!ジョセフ・ファインズがガレス・サウスゲート役で魅了!(Telegraph)

★★★★ おおらかで、技術的に眩いばかりのサッカーの祭典(Time Out)

★★★★ これぞ勝者(Financial Times)

★★★★ スポーツと芸術の見事な融合(Evening Standard)

★★★★ ピッチ・パーフェクト(Times)

 

【作品情報】

原題:DEAR ENGLAND

上映時間: 184分(休憩1回込み)

作:ジェームズ・グレアム

演出:ルパート・グールド

主演:ジョセフ・ファインズ

ストーリー:

世界にサッカーを広めたイングランドは、その後、手痛い敗戦パターンを繰り返している。なぜイングランド代表は自分たちの試合で勝てないのか?

世界最低のペナルティ記録を持つガレス・サウスゲートは、チームと国を約束の地に戻すためには、心を開き、長年の痛手を直視する必要があることを知っていたーー。

ナショナル・シアターでの舞台をライブ撮影。

ルパート・グールド(『ジュディ 虹の彼方に』)が演出を手がけた話題作。

 

【公開劇場】

3/22 (金)

TOHOシネマズ 日本橋

シネ・リーブル池袋

TOHOシネマズ ららぽーと横浜

TOHOシネマズ 赤池

大阪ステーションシティシネマ

​中洲大洋映画劇場

 

その他

シネ・リーブル神戸 4/12(金)〜公開

​アップリンク京都 4/5(金)〜公開

札幌シネマフロンティア 日程未定

 

【ナショナル・シアター・ライブとは】

 ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)は、英国で上演された話題の舞台を世界の映画館で気軽にご覧いただく上映イベントです。NTLiveによる最先端でこだわりの撮影技術は、上演時のパフォーマンスを舞台上で巻き起こる役者同士の空気感と鮮度はそのままに、臨場感あふれる映像でスクリーンへお届けします。感情の揺らぎをとらえるクローズアップから、趣向を凝らした美術セットを隈なく楽しめる舞台のワイドショットまで、NTLiveなら映画館のお客様の誰もが現地の劇場のベストシートでご鑑賞いただく観劇体験が可能です。

日本公式HP  http://www.ntlive.jp

配給会社 カルチャヴィル合同会社

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。