<豪華ラインナップ続々登場>イープラス、チケット制の動画ストリーミング・サービス「Streaming+」をグランドオープン

イープラスのプレスリリース

 チケット販売、ライブ・エンタテインメント事業を営む株式会社イープラス(本社:東京都渋谷区|代表取締役社長:倉見尚也、以下「当社」)は、チケット制の動画ストリーミング・サービス「Streaming+」(ストリーミングプラス:以下「当サービス」)を6月よりグランドオープンしました。

主なラインアップ(あいうえお順)

主なラインアップ(あいうえお順)主なラインアップ(あいうえお順)

主なラインアップ(あいうえお順)主なラインアップ(あいうえお順)

※取扱公演一覧 https://eplus.jp/sf/streamingplus

全国のライブハウスに展開
 全国ライブハウス一覧 https://corp.eplus.jp/corp/pdf/p_release/SLiveHouse.pdf

主なラインアップ(ライブハウス)主なラインアップ(ライブハウス)

※含む検討中

【背景と現状】
 新型コロナウイルス感染防止のための非常事態宣言が解除された後も、興行の中止や延期が依然として相次いでいます。そのような状況下、主催者、アーティスト、クリエイターの方々は、無観客や入場者数の制限といった条件下で、動画ストリーミング・サービスによる興行開催を検討されています。
動画ストリーミング・サービスは、ライブ・エンタテインメントを新たに楽しむ方法として、現在大きな注目を集めています。

 当社では先月、5月1日に「Streaming+」のサービス概要を発表しました。約1ヶ月間で1,000件近いお問合せをいただき、スタートの2ヶ月(6月、7月)で既に約200件の配信が決定してい ます。「イープラス」のサービス開始20周年を迎える矢先に、前述の通り相次ぐ中止や延期によるチケット払戻し対応に追われ、暗雲低迷していました。今回「Streaming+」に大きな反響をいただいたことで、エンタテインメント業界の活気を取り戻すため、現在は全社一丸となって多くの従業員が日夜、Streaming+のサービス改善、課題報告、情報共有や事業推進に精力的に取り組んでいます。

 動画ストリーミング・サービスは、コロナ後の暫定的な取り組みではなく、ライブ・エンタテインメントの新しい楽しみ方、新しい表現方法、そして主催者、アーティスト、クリエイターの方々にとって新しい収益源になると考えて、さらなるサービス進化をはかっていきます。

【ストリーミング環境の現状と課題】
 当社は、ストリーミング・サービスに関して新参者ですが、数多くのお問合せをいただく中でその現状を知ることができました。

 一つ目はストリーミング・サービスの命綱とも言える、配信環境(インターネット回線、機材、運用方法)について、ほとんど整備されていないことです。数万人規模のライブを運営するプロフェッショナルの方々でも、収録はできるが配信は実現方法がわからない、機材が手に入らないということでした。二つ目は、お客様は動画に代金を払ってくださるのか?ということです。

 これらの課題に対応するため、当社は主催者やアーティストの方々が有料配信を実施するにあたって、万全の準備を行なっています。具体的には、当社メディア「SPICE」やライブレストラン「eplus LIVINGROOM CAFE&DINING」で、従来から当社開催のライブや番組の配信を行っていたチームを中心に、主催者やアーティストの方々と1時間程度の「オンライン配信テスト」を実施しています。配信の基準に満たない場合、回線、配信条件、機材、オペレーションに関するアドバイスをさせていただき、再テストを経て本番配信の実施を行います。
 あわせて、チケット価格や販売方法についてもサポートし、配信者の皆様とアイディアを出しながら、視聴者の皆様にご安心してご利用できる環境と楽しんでいただける内容作りに務めています。

 数多くのストリーミング・サービスが瞬く間に誕生し、当サービスよりも優れた機能を持つ事業者様もある中で、「Streaming+」が評価いただいているポイントは、ご自身で配信される方々向けのサポートや、ご要望に応じて信頼のおける配信事業者様のご紹介、そして何よりもイープラスで培った多くの方々にご視聴いただくためのプロモーション、チケット販売ノウハウが決め手となってご利用いただくケースが増えています。
 現在は、サポート強化と新配信プラットフォーム(AWS Elemental Media Live)への移行準備を実施するため、新たにお問い合わせいただく配信イベントについては7月以降の実施でお願いをさせていただいております。

1.多彩なジャンルのライブ配信
[音楽]

 ACIDMAN 、[Alexandros]、スキマスイッチ、SCANDAL、FLOWER FLOWER、Little Glee Monsterなど、日本の音楽シーンを代表するアーティストから泉谷しげる、根本要、杉山清貴、KAN、馬場俊英と音楽を知り尽くしたレジェンド達など、さらに演歌界からは演歌界の貴公子こと山内惠介。渋谷のライブハウスVUENOSの25年の歴史に幕を閉じた#thanks_VUENOS、Blue Note Tokyoの配信ライブシリーズ。
 また、日本全国のライブハウス各所から配信を行なっていきます。

[クラシック]
 日本フィルハーモニー交響楽団 、 国際的に活躍する奇跡のピアニスト 辻井伸行が6月毎週日曜日に開催する「オンライン・サロンコンサート」、クラシック界に新風を巻き起こし続けるピアニスト 反田恭平のプロデュース企画「Hand in hand」第2弾は「反田恭平×務川慧悟 2台ピアノの世界」、新時代のホープ サクソフォン奏者 上野耕平の配信小屋シリーズ、YouTubeを含め 今最も話題のピアニスト角野隼斗×亀井聖矢の2台ピアノコンサート、「Japan Arts Live Streaming+」シリーズでは森麻季(ソプラノ)& 鈴木優人(ピアノ)など。

[演劇]
 本多劇場の再開にあたって無観客生配信『DISTANCE』。出演は、井上小百合・入江雅人・伊礼彼方・柄本時生・小沢道成・片桐仁・小林顕作・近藤芳正・清水宏・鈴村健一・永島敬三の11名が1週間に渡って配信。

[歌舞伎]
 第一回は松本幸四郎と尾上松也、第二回は尾上松也、中村七之助、小栗旬、第三回は松本幸四郎、 市川猿之助が出演する人気トークイベント歌舞伎夜話特別編「歌舞伎家話(かぶきやわ)」。

[落語]
 柳家三三が「月例 三三独演」を配信。

2.有料の視聴チケット制と視聴端末の制限
 従来の動画配信サービスとは一線を画して、視聴チケット1枚で同時視聴できる端末数の制限を行い、より実際の興行に近い形を実現しました。
 チケット販売で培ったチケッティング機能やイープラスが運営するエンタメ特化型情報メディア、SPICE(スパイス)を通じ、エンタメ感度の高い多くのお客様へ情報発信することで、たくさんのお客様が有料視聴をご利用いただいています。

3.グッズ販売
 当社が運営するオフィシャル・グッズ販売サイト「e+ SHOP」にご委託いただいたグッズを視聴ページで紹介することで、さらなる収益機会もご提供します。

4.今後のサービス予定
[1]独自配信サービス開始(7月より順次)
 動画配信の基盤をより強固にするために、Amazon Web Service, Inc.の協力のもと「AWS Elemental MediaLive」をベースとしたサービスを開始し、視聴環境や性能の向上を実現させ、以下の機能を順次追加する予定です。
 ・海外向けチケット販売
 ・ティッピング(投げ銭など)
 ・自宅、スタジオ、他会場など多拠点を結ぶマルチ・ロケーション・ライブ・ストリーミング
 ・スマートフォンや無線機能付きビデオカメラを使った簡易配信アプリの提供
 ・ライブ・コマース(視聴画面からグッズ購入)

[2]ハウス・ストリーミング(年内)
 全国各地のライブハウス、イベント会場に常時配信可能な配信アプリケーションを提供し、会場スタッフ、乗り込みスタッフが身軽に、かつ定常的にライブ・ストリーミングできる環境を提供します。

5.条件とプラン
[1]販売手数料とキャンペーン延長について
 チケット販売に関わる決済、販売システム、当社プロモーション、配信に関わるサーバー、システム運用、インタラクティブ配信の著作権使用料、等のコストを含めて、視聴チケット売上の8%〜15%(購入者システム利用料の取得有無により異なります)となります。
 初期利用いただく皆様への感謝とサポートを目的に一律3.9%(購入者システム利用料なし)キャンペーンを7月31日までの配信分まで延長いたします。

[2]配信プラン
(1)セルフ(ご自身でお持ちの配信設備より配信)
 ベーシックプラン。当社より配信用のRTMPとStream Keyを提供いたします。

(2)トータル・サポート (渋谷eplus LIVINGROOM CAFE&DININGのご利用)
 当社が運営する「eplus LIVINGROOM CAFE&DINING」をご利用いただき、会場から配信環境までトータル・パッケージプラン。

(3)その他
 配信機材、カメラマン、スウィッチャー、ディレクター、配信管理担当のご紹介を行います。

※(2)と(3)はチケットの販売手数料とは別に費用が発生いたします。

【背景と当社が貢献できること】
 ライブ・エンタテインメント業界では、興行の多くがその日限り、動員数に売上を依存するため、思うよりも収益率が低いという本質的な課題があります。その中で、今般の興行中止、延期、入場人数の制限等により先行きの見通しが立たない厳しい状態が続いています。これまでと同じように興行が正常化した際には、チケット+グッズ収入に加えて、ストリーミング、オンラインコマース(グッズ、ティッピング等)など売上源の多元化を行い、興行の収益率を高めることができます。
 イープラスは、この「Streaming+」を加え、通常のチケット販売、グッズ販売、1300万人を超えるイープラス会員のエンタメ嗜好データベース、ITソリューションを最大限に活用して、この業界で共に発展を目指すアーティスト、スタッフの皆様に貢献したいと考えています。そして、何よりファンの皆様にワクワクしていただけるようなサービスをこれからも提供してまいります。

【お問い合わせ先】
「Streaming+」に関して
 サービスサイト:https://eplus.jp/streamingplus-serviceguide
 ユーザーガイド:https://eplus.jp/streamingplus-userguide
 配信希望・お問い合わせ: https://forms.gle/ajM6gzLdjxXBJXKb6 

グッズ販売に関して
 サービスサイト: https://shop.eplus.jp/
 お問い合わせ先: md@eplus.co.jp
 グッズ販売手数料:15%(7月30日までに販売された商品は50%免除で7.5%のキャンペーン実施中)
 ※商品スペック一覧のフォーマットはお申込み時にお渡しいたします。
 ※お申込数が多い場合は、販売開始までお時間がかかる可能性もございます。

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