ハイパーポップ/エモ・サウンドで人気のrouri404が新EP『crows』を6月21日にリリースすることを発表

同時にニュー・シングル「skin」を公開

Orchard Enterprises NY, Incのプレスリリース

日本では、国内外問わず若いオーディエンスの心を捉えている新世代オルタナバンドCVLTEの最新アルバム『DIGITAL PARANOIA 2052』にも参加。

Photo by Pilot Lee

米フロリダ州オーランド出身のブレイクアウト・シンガーソングライター兼プロデューサー、rouri404（ローリ・フォー・オー・フォー）が、このたび新作EP『crows』のリリースを発表。最新EPは、6月21日(金)にRed Bull Recordsからリリース予定。

またこの発表と同時に、先行シングルとなる新曲「skin」も公開、オルタナティヴ/エモ・サウンドでrouri404のバックグラウンドを象徴する作品となっている。既にリリースされた先行シングル「shotgun carousel」の強烈さに続いて、アコースティック・ギターリフと鋭い歌詞によって駆動される生々しいサウンドを披露。また、彼の形成期の特徴であったハイパー・ポップ・スタイルは、バウンシーでグリッチのあるシンセサイザーに表現されている。

rouri404 「skin (Visualizer)」

rouri404はこう語る。「『skin』では、人生で人を失うという感情や思考に触れたかったんだ。自分のコントロールできない状況でのことだね。単純なことだけど、俺は、物事を受け入れ、それでも人生を乗り越えていく方法を見つけること、つまり、常に戦うのではなく、一歩引いて波に乗る美しさがあると思うんだ。」

SoundCloudから登場して以来、rouri404は自身のサウンドを絶えず進化させ、アーティストとしての拡張を重ねてきた。彼はさまざまなジャンルやサイバー・カルチャーから要素を取り入れており、自分は一つのスタイルに縛られていないことを証明している。最近では、TikTokでエモ・カバーのシリーズを始め、The Story So Farの「Clairvoyant」などのポップ・パンクのクラシックに独自のアレンジを加えて発表。最新作品は自己省察をアートに変える力を示しており、「spit」と「numb」などのトラックは彼の無限のプロダクションに光を当てた仕上がりとなっている。

rouri404 「spit (Lyric Video)」

アートとインターネットは社会最後の真の均衡者であり、不利な立場にある人々や持たざる者が偽名やアバターを使って、自分の状況を乗り越えて自分になる場所となっている。実際、彼の人生の大半を過ごしてきたオーランド出身のジョセフ（ジョーイ）・キャッシュは、伝統的な構造が彼を失望させたときに、LogicやSoundCloudのグリッドや波形の中に居場所を見い出した。16歳で高校を中退、薬物や自己疑問に苦しんだ将来は曇りがちだった。しかし、2021年初頭に、ジョーイは自己超越に半ばではなく全力で向かう必要があることに気づいたのだ。

ハイパーポップ・アーティストとしての初期の姿を超えて、rouri404という名前を受け入れ、ついに自分らしさを獲得。2022年の衝撃的な『GORE』EPに続き、さらにギター主導のロックやエモに傾倒。現在の作品は、彼が作詞家、アレンジャー、そしてエグゼクティブプロデューサーとしての才能が開花したショーケースとなっている。

rouri404 – shotgun carousel (Official Music Video)

明瞭で簡潔であり、オンライン空間でアートを作る際に生じる二元性にインスパイアされているrouri404 – 無限の自己表現の能力と無限の自己創造の能力をどのように調和させるのか？多作なBonesや完璧主義者のDaft Punkのようなアーティストを自身の守護天使と見なしており、「完璧なビジュアルや完璧な美学で神秘的になることと、できるだけ早くできるだけ多くのことを出したいという二面性の間で苦しんでいる。」と言う。しかし、rouri404のスキルと地位が高まるにつれて、創造的なプロセスは観客への救いの手を持つ迷子の魂としての彼の起源に忠実であり続けるようになった。自分と同じような人々を代表し、誤解された10代、行き詰まった仕事、一時期のすべてが使い捨てのように感じられる中で、何か永続的なものを求める音楽愛好家であることを表現しているのだ。

リリース情報

rouri404（ローリ・フォー・オー・フォー）

・ニュー・シングル「skin」配信中

レーベル：Red Bull Records

配信リンク：https://rouri404.ffm.to/skin