株式会社小学館のプレスリリース
コロナ禍の影響で公演が全て中止という状況下、再び舞台に立つ日に向け、ダンサー達はトレーニングを欠かさず続けています。今回、東京バレエ団の皆さんに練習風景をリモート撮影していただき、特別なPVを制作。ジョージ朝倉が描くバレエ漫画『ダンス・ダンス・ダンスール』とのコラボ動画として公開いたしました。
★コラボ動画はこちらから
https://youtu.be/_1BNE-RM_Ek
■東京バレエ団 コメント
東京バレエ団は、コロナ禍により予定されていた公演の延期、中止に加え、ダンサーたちは約1ヶ月半の間、満足に稽古をすることもできませんでした。同様に苦しい想いをされている舞台関係者の方々、芸術に触れる機会が断たれ、心の癒しを求めている大勢の方がいらっしゃいます。この期間、舞台芸術に関わる私達は、映像配信やSNSを通じてお客様や世間との関わりをかろうじて保ってきました。
今回は、東京バレエ団、附属の東京バレエ学校が作品のモデルにもなった「ダンス・ダンス・ダンスール」とのコラボレーションに15名の若手ダンサーたちが出演させていただきました。バレエという終わりのない芸術に挑戦する主人公たちと同様、この状況の中でも希望をもって未来に進んでいくダンサーたちの映像が、何かを皆さまの心にお贈りすることができますようにと願っております。
■生方隆之介(PV出演ダンサー代表) コメント
この自粛期間、僕たちダンサーはいつ稽古が再開しても良いように、自宅でできる筋力トレーニングやストレッチなど、自分ができる精一杯のことをして身体を維持してきました。
ずっと家の中にいると、塞ぎ込んだ気持ちになりがちです。ただ、これだけ長期間の休みをとれるというのはこれまでにないことだったので、僕は自分を見つめ直す時間にあてていました。自宅でトレーニングをする以外は敢えてバレエから離れ、これまで読めなかった本を読んでみたり、これまでの自分を振り返りつつ、未来の“自分像”を改めて考えることができたのは、とても貴重な経験になったと思っています。
■東京バレエ団
1964年創立。国内公演をはじめ、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、ボリショイ劇場などでの海外公演も多く実施。
『ダンス・ダンス・ダンスール』
ジョージ朝倉
第1~17集 発売中
(最新第17集 2020年6月11日発売)
定価:(各)本体552~591円+税
小学館
あらすじ:
幼い頃バレエに魅了されるも、”男らしく”生きるためにその道を諦めた村尾潤平のもとに、転校生の美少女・五代都が現れる。この日をきっかけに、潤平は”すべてを犠牲にしたものだけが立つことを許される”バレエの世界に飛び込み、プロバレエダンサーを目指し始める。
★『ダンス・ダンス・ダンスール』公式サイト
https://bigcomicbros.net/work/6209/
■ジョージ朝倉
1995年「パンキー・ケーキ・ジャンキー」にてデビュー。代表作に、映像化もされた『恋文日和』『ピースオブケイク』『溺れるナイフ』。2015年から「週刊ビッグコミックスピリッツ」でバレエ漫画『ダンス・ダンス・ダンスール』を連載中。