ぴあ株式会社(代表取締役社長 矢内 廣)が運営するエンタメ情報メディア「ぴあ」(アプリ&WEB)にて、「月イチ!“ぴあテン”ランキング」が発表されました。
ぴあ株式会社のプレスリリース
「月イチ!“ぴあテン”ランキング」は、エンタメの出会いと発見を提供する「ぴあ」(アプリ&WEB)が贈る企画。評論家、ライター、編集者など映画のプロの投票により、月ごとに特に期待している作品を選ぶ「これからみたい」映画ベストテンを決めるランキングです。
5月公開作品から選ぶ「これからみたい」映画ベストテンは、『関心領域』になりました。
2024年5月公開の「これからみたい」映画ベストテン
1位『関心領域』5月24日(金) 公開 57pt
2位『マッドマックス:フュリオサ』5月31日(金) 公開 35pt
3位『無名』5月3日(金) 公開 20pt
4位『猿の惑星/キングダム』5月10日(金) 公開 14pt
5位『ミッシング』5月17日(金) 公開 12pt
6位『碁盤斬り』5月17日(金) 公開 10pt
6位『ゲバルトの杜ー彼は早稲田で死んだ』5月25日(土) 公開 10pt
8位『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』5月10日(金) 公開 8pt
8位『バティモン5 望まれざる者』5月24日(金) 公開 8pt
10位『ボブ・マーリー:ONE LOVE』5月17日(金) 公開 7pt
10位『Ryuichi Sakamoto | Opus』5月10日(金) 公開 7pt
10位『ありふれた教室』5月17日(金) 公開 7pt
10位『恋するプリテンダー』5月10日(金) 公開 7pt
【ランキング投票方法】
「ぴあ」(アプリ&WEB)の“水先案内人”(=レビュアー)合計26名に2024年5月公開の「みたい」映画の中からそれぞれがベスト3までを挙げていただき、1位:5点、2位:3点、3位:2点のポイントを付けたうえで集計したもの。対象は2024年5月1日~5月31日に日本で劇場公開される作品で、映画祭や特集上映での公開作、配信のみの作品、ブルーレイ・DVDのみでの発売作品は含みません。
5月は、アウシュビッツ強制収容所の隣に暮らす家族を通して“無関心という恐怖”を描いた『関心領域』が57pt獲得で見事1位に。
先の第96回アカデミー賞では作品賞、監督賞など5部門にノミネートされ、そのうち国際長編映画賞と音響賞の2冠を達成しただけあって選者たちの注目度も非常に高く、26人中16人がベスト3内に投票。「アカデミー賞授賞式を見ていて、一気に関心が高まった」(立川直樹)、「『ナチス映画論』を出版した者としては駆けつけるのみ」(夏目深雪)といった声が寄せられました。
続く2位に入ったのは、前作『マッドマックス 怒りのデスロード』から実に9年ぶりにスクリーンに帰ってくる『マッドマックス:フュリオサ』。前作ではシャーリーズ・セロンが演じていた女戦士フュリオサ、その若き日をアニャ・テイラー=ジョイが演じます。監督は、御年79歳となるジョージ・ミラーが引き続き務めます。「これが年間ベスト級の見応えになっているか否かで、今年全体の映画満足度をも左右するだろう、重要な作品だ」(春日太一)というコメントが出るなど、7人の選者が1位に投票しました。
3位には、1940年代の上海を舞台に、名もなきスパイたちによる手段を選ばない戦いを描いたノワール作品『無名』がランクインしました。「久々にトニー・レオンを堪能したい」(夏目深雪)、「トニー・レオンとワン・イーボーの美しいアクションが早く観たい!」(細谷美香)など、主演俳優陣が期待を集めています。
5月はそのほか、石原さとみの出産後復帰作『ミッシング』、古典落語『柳田格之進』を草彅剛主演で実写映画化した『碁盤斬り』などがランクインしました。
※選者26人の投票作品とコメントは「ぴあ」(アプリ&WEB)に掲載中。
【投票者一覧】(50音順)
相田冬二(Bleu et Rose/映画批評家)
池上彰(ジャーナリスト)
イソガイマサト(フリーライター)
伊藤さとり(映画パーソナリティ)
植草信和(フリー編集者/元キネマ旬報編集長)
恩田泰子(映画記者/讀賣新聞)
笠井信輔(フリーアナウンサー)
春日太一(映画史/時代劇研究家)
坂口英明(ぴあ編集者)
佐々木俊尚(フリージャーナリスト/作家)
相馬学(フリーライター)
高崎俊夫(フリー編集者/映画評論家)
高松啓二(イラストレーター)
立川直樹(プロデューサー/ディレクター)
中川右介(作家/編集者)
中谷祐介(ぴあ編集者)
夏目深雪(著述/編集業)
平辻哲也(映画ジャーナリスト)
細谷美香(映画ライター)
堀晃和(ライター/元産経新聞/編集者)
真魚八重子(映画評論家)
水上賢治(映画ライター)
村山匡一郎(映画評論家)
よしひろまさみち(映画ライター)
渡辺祥子(映画評論家)
渡辺麻紀(映画ライター)
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◆ 情報誌「ぴあ」について
代表取締役社長である⽮内廣が、中央大学在学中の1972年7月に、テレビの報道局でアルバイトをしていた仲間とともに映画・演劇・コンサートなどのエンタテインメント情報を網羅した月刊情報誌「ぴあ」を創刊しました。“文化・街歩きの道しるべ”として、当時の若者たちから絶大なる支持を集めました。(2011年7月21日発売・第1,341号を最後に休刊)
・最盛期発行部数:約100万部
・月刊~隔週刊~週間
・⾸都圏/関西版/中部版 ・最終号:通巻1,341号
・表紙イラスト作家及川正通氏 ※ 同一雑誌表紙描き手としてギネス記録
◆ “ぴあ”の名前の由来
「ぴあ」の創刊当時(1972年)は、情報誌という言葉すらなかった時代。「既存の言葉に雑のイメージを縛られたくない」と、あえて意味のない言葉を雑誌名にしました。将来的にくの方々に受け入れられる雑誌になったときに初めて、読者の方に具体的な意味やイメージ持ってほしいという思いから名付けたものです。
◆ ぴあ株式会社について
情報誌「ぴあ」創刊から2年後の1974年に、ぴあ株式会社を設立。現在のぴあグループは、音楽・スポーツ・演劇・映画・各種イベントなどの興行を常時約2万件登録し、年間約7千万枚のチケットを販売、1700万人を超える会員組織と約3万8千ヶ所の販売ネットワークを持つ日本最大手のチケットエージェントです。加えて、コンサートやイベント等の主催・運営をはじめ、ホール・劇場、興行主催者、スポーツ団体などへのチケット販売ソリューションの提供、レジャー・エンタテインメント領域における出版物の刊行やWebメディアの制作、ホールの開設や運営など、エンタテインメント分野におけるさまざまな事業を幅広く展開しています(プライム市場/証券コード4337)。