ニューヨーク市観光会議局の公式サイト内にできた新コンテンツ「NYC on a Budget」で、無料または低価格で楽しめるアトラクションやイベント、アクティビティなどを紹介
ニューヨーク市観光会議局のプレスリリース
ニューヨーク市における5つの行政区の公式ツーリズム・マーケティング機関であるニューヨーク市観光会議局(正式英語名称: New York City Tourism + Conventions)より、この夏、ニューヨーク市を訪れる観光客が無料&低価格で楽しめるアクティビティをご紹介します。同局は公式サイト(nyctourism.com) に新しいコンテンツサイト「NYC on a Budget」を開設。四季折々のニューヨークを存分に楽しめるイベントや野外アクティビティをはじめ、格安グルメや無料&割引価格で楽しめるイベントチケット入手のヒントなど、総合的に紹介しています。
<アート&カルチャー&エンターテインメント>
この夏は、屋外の暑さから逃れ、ぜひニューヨーク市の美術館に足を運び、世界一流のアート作品を鑑賞しましょう。常時無料の美術館から特定の曜日のみ無料となる美術館・文化施設の紹介は、NYC TourismのFree NYC Museumsガイドをぜひチェックしてみてください。
ニューヨークの夏シーズンは屋外ライブも風物詩です。Summer Stageでは、マンハッタンを象徴するセントラル・パークをはじめ、各行政区の公園にて、無料またはチケット制の音楽ライブを開催します。
リンカーン・センターで開催されるSummer for the Cityでは、キッズ向けのミュージカル・ストーリータイムや映画上映、スタンド・アップ・コメディ、ワークショップ、パフォーマンスなど、200以上の様々なイベントが企画・開催されます。
マディソン・スクエア・パークでは、今年迎える開園20周年記念の一環として、4人のアーティストによるパブリック・アート作品を無料で公開します。また、ニューメキシコ出身アーティスト、ローズ・B・シンプソンによる夏の特別展『Seed』は9月22日まで開催されています。
Paramount+ Movie Nights in Brooklynは、夏の期間にブルックリンの様々な場所で無料の映画鑑賞ができるイベントです。場所はウィリアムズバーグのMcCarren Park(マッカレンパーク)、Prospect Park’s Long Meadow(プロスペクトパーク ロングメドウ)、コニー・アイランド・ビーチ、Fort Greene Park(フォートグリーン・パーク)で毎週開催。オンラインで参加登録をすると座席指定ができ、無料のポップコーンを食べながら映画をお楽しみいただけます。
<毎年恒例のイベント&祝賀祭>
1865年6月19日、米国で最後のアフリカ系奴隷が解放されたことを記念して、ニューヨーク市では6月の1か月間、Juneteenthを通して記念イベントを開催します。今年の6月17日にハーレムで開催される屋外イベント「Schomburg Center Literary Festival(ションバーグ・センター文学フェスティバル)」をはじめ、無料イベントや関連書籍・資料の閲覧ができます。詳細はJuneteenth at NYPLをご覧ください。
近代におけるLGBTQ+権利運動発祥の地であるニューヨーク市のシンボルイベント、New York City Pride(ニューヨーク・プライド)が今年も開催されます。6月30日の世界最大級のプライド・パレード「ニューヨーク・プライド・マーチ」をはじめ、5つの行政区全域でさまざまなプライド・イベントが開催されます。また、6月28日にオープンするStonewall National Monument Visitor Center(ストーンウォール国立記念碑ビジター・センター)も要チェックです。
独立記念日(7月4日)といえば米国各地で打ち上げられる花火大会が象徴的ですが、ニューヨーク市でも恒例のメイシーズ主催による花火「Macy’s Fourth of July Fireworks」が公式ビューポイントであるハドソン川上空で打ち上げられます。またコニーアイランドでは、日本でも有名なホットドック早食い大会「Nathan’s Famous Hot Dog Eating Contest」をはじめ、ボードウォークやアミューズメントなど、楽しいイベントを開催します。
この夏、Harlem Week(ハーレム・ウィーク)は50周年を迎えます。今年は8月7日から18日まで開催予定です。期間中はライブ音楽やパフォーマンス、ダイニングなどで、この地域の豊かな伝統を祝います。
<スポーツ&アウトドア アクティビティ>
クリケット・ファンは必見!今週からクリケット世界大会「ICC Men’s T20 World Cup」が開催されますが、期間中はロウアー・マンハッタンのNorth Oculus Plaza(ノース・オキュラス・プラザ)で大スクリーンによるライブ・ビューイングを開催します。大会は全10日間、注目の試合は6月8日のオーストラリア対イングランド、6月9日のインド対パキスタン、6月29日の決勝戦です。
サッカー・ファンは必見!この夏開催のCONMEBOL Copa AméricaとUEFA EUROのトーナメントでは、世界屈指のサッカー代表チームが競い合います。試合会場で観戦できなくても、ニューヨーク市内のあちこちで大スクリーンによるライブ・ビューイングを実施します。また、市内のFootball Factory at LegendsやSoccer Republic at Bar 43といった人気スポーツバーで、仲間と観戦に盛り上がるのも良しです。
Open Streetsでは、歩行者とサイクリストが、より多くの公共空間を楽しめるように、5つの行政区内の130以上のエリアでカーフリー(車両通行止め)を実施します。今年のSummer Streetsの詳細については、近日中に発表予定です。
セルフガイドのウォーキング・ツアーと「スカベンジャー・ハント*」ゲームを1つのモバイルアプリにまとめたPlaceChaseでニューヨーク市を探検しましょう。その他にもnyctourism.comのウォーキング・ツアー情報ページでは、様々なウォーキング・ツアーを紹介しています。
*与えられた時間内に、項目にあるアイテムを買わずに集めてくるゲーム
<ダイニング&ショッピング>
毎年夏に開催する、人気ダイニング・イベント「NYCレストラン・ウィーク」は、今年は7月22日から8月18日まで開催予定です。参加レストランは7月6日に公開予定です。
Grand Bazaar(グランド・バザール)はマンハッタンのアッパー・ウエスト・サイドで毎週開催されるショップ・マーケットで、地元の独立系アーティストやクラフト職人、ビンテージ&アンティーク・ディーラーなどが出店します。また、この夏の特別イベントとして、6月30日にはPride(プライド)をテーマにしたサマーブランチ&ショップ、7月14日にはNYCサマーヴィンテージ・バザールも開催予定です。
ブルックリンのサンセット・パーク地区にあるIndustry City(インダストリー・シティ)には、レストランやビール醸造所、蒸留所、日本食フードホールなどが集まり、夏の間はツアーや特別イベントが開催されます。
昨年(2023年)は、約5,060万人の国内旅行者と約1,160万人の海外旅行者含む、延べ6,220万人がニューヨーク市を訪れました。そして今年(2024年)の来訪者数は、コロナ禍前の2019年に記録した最高来訪者数の97%に匹敵する約6,480万人にまで回復する見込みです。ニューヨーク市の見どころはnyctourism.comをご覧ください。
ニューヨーク市観光会議局(New York City Tourism + Conventions)
ニューヨーク市の5つの行政区(マンハッタン、ブルックリン、ブロンクス、クイーンズ、スタテンアイランド)全域の観光推進および経済発展、そしてイメージ向上を目的とした、ニューヨーク市の公式ツーリズム・マーケティング機関です。ニューヨーク市に関する情報は公式HP nyctourism.comをご覧ください。