【イベントレポート】学生たちから毎回大好評の演奏学科 客員教授DJ KOO先生による特別講義を実施

今回は「What is DJ!? DJを知ると広がる可能性”past and future”」の演題でDJを伝授!

大阪芸術大学のプレスリリース

大阪芸術大学(学校法人 塚本学院/所在地:大阪府南河内郡/学長:塚本 邦彦)演奏学科の客員教授である、日本のDJカルチャー&ダンスミュージック界を牽引する第一人者のDJ KOO先生による特別講義が6月20日(木)に行われました。

2021年4月に本学の客員教授に就任してから6回目となる本講義は、DJ KOO先生が学生たちの大きな拍手で迎えられ、贅沢なDJタイムからスタートしました。DJ KOO先生は「一方的に教えるのではなく、先生と学生の関係で互いに刺激し合いながら、根底に意識と志をもち、大きく育んでほしい。その成長をサポートすることこそ最大の務め。」という考えを大切にし、実演を交えながら講義をされています。

今回は「What is DJ!? DJを知ると広がる可能性”past and future”」という演題で、DJカルチャーの成り立ちや歴史からDJ KOO先生自身のDJとしての考え方まで、普段は聞けない様々なお話をしていただきました。講義の中では学生がDJを体験するコーナーも設けられ、学生ひとりひとりに熱くご指導いただきました。初めてCDJを触る1年生や普段からDJをやっている4年生など、受講学生の前でDJ体験をするという緊張状況の中、楽しませたいという思いが伝わるDJを披露し、講義会場全体を盛り上げてくれました。

DJ KOO先生は最後に学生たちに向けて「僕らが音楽を始めたときは、ダンスミュージックやソウルミュージックは海外のもの、という当たり前があったけど、今では日本の40年前のシティポップが海外の大きなDJイベントでも当たり前になってきています。日本に生まれて日本のカルチャーに触れられていることを誇りに思います。DJを始めて今年で45年になりますが、なんで45年もやってこられたのかと思うと、ただ好きだからじゃなく、オーディエンスの人々とのつながりができているから続けられているんだと思います。DJはオーディエンスがあってこそ成り立つもの。安らぎを求めたい、つらい状況だけどハッピーになりたい、そんな気持ちを持つ人たちに音楽といっしょに楽しい空気を作りたい、これを大切にDJをやっています。学生の皆にも人とのつながりを大切に、自分らしく楽しく発信をしていってほしいなと思います。」と語りました。

大阪芸術大学では音楽やデザイン、演奏など各分野の第一線で活躍されている先生から学べる環境を提供することで、学生たちの新しい可能性をこれからも広げていきます。

■授業の様子

■DJ KOO先生インタビュー

Q1:今日の講義はいかがでしたか?

A1:3年目の講義なんですが、今回ははじめて受講される方も多かったですね。それでもすごい盛り上がりで、良い雰囲気で最高でした!大阪芸術大学の学生の皆さんは、自分が楽しんで、その楽しさを沢山の人に伝えるという気持ちを強く持っているので、その気持ちを講義でさらに刺激できればと思って毎回取り組んでいるので、今回もとても良かったです。

Q2:後期の授業はどのようなことを講義される予定ですか?

A2:前期はDJの起源をお話したので、後期はさらに進化していくDJカルチャーとして、ハウスやエレクトロ、ポップなどをお話して、実際に音楽を聞いていただこうと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。

Q3:学生にメッセージをお願いします。

A3:一歩を踏み出して!クリエイティブを思いっきり、失敗を恐れずに放ってください!

■DJ KOO先生 プロフィール

DJとして、昭和・平成・令和と時代を跨ぎ、全ての世代へ“心躍る瞬間”を発信し続ける日本屈指の爆上げ番長!トータルCDセールスが2200万枚を超え、今なお多くの人に愛されているTRFのDJ、リーダー。日本の文化である“お祭り”“盆踊り”とのコラボレーションはエンターテイメント型ジャパンカルチャーの発信として、国内外において精力的に活動を行っており、DJ活動は来年45周年を迎える。2021年には大阪芸術大学客員教授、2022年には日本盆踊り協会の特別芸術顧問に就任するなど、多方面で活躍中。2023年2月25日でTRFデビュー30周年を迎え、2024年2月18日には日本武道館で30周年を締めくくるライブを成功させた。

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