関西での開催は16年ぶり
高槻市のプレスリリース
今回の公演は、市域東部の淀川河川敷に広がる「鵜殿のヨシ原」で育つヨシが、大形で太く弾力性があって雅楽で主旋律を奏でる管楽器・篳篥(ひちりき)の蘆舌(ろぜつ・吹口部分)に最適であるとされ、宮内庁に長年納められていた縁から実現しました。
雅楽のスタンダードな公演では、唐楽の器楽合奏「管絃」と「舞楽」という2つの雅楽のジャンルで構成され、舞楽は左方・右方1演目ずつ、というのが一般的ですが、今回の公演では漢詩を雅楽器の伴奏で歌う声楽「朗詠」というジャンルが加わり、さらに右方の舞楽は「還城楽」「仁和楽」の2演目を披露。左方 「賀殿」は平舞と言われるゆったりした舞、右方「還城楽」は走舞と言われる躍動感ある舞となり、雅楽のジャンル、演目数ともに多く、多彩なプログラムです。
また、舞楽「賀殿」は、その名称から新築祝いに演奏されることが多く、オープンしたばかりの同劇場にふさわしい演目となります。三曲もの舞楽を含め、種々の雅楽ジャンルの楽曲が披露され、多彩な「宮中の雅」を楽しむことができます。宮中伝統文化に触れることができるこの公演をぜひ逃さずご覧ください。
なお、当日は、公演に先立ち、雅楽協会による子どもを対象とした雅楽ワークショップや、元宮内庁楽部首席楽長の豊英秋さんによるプレ講座も開催されます。
【公演開催概要】
公演名:宮中の雅~宮内庁式部職楽部「雅楽」特別公演
主催:高槻市
共催:公益財団法人高槻市文化スポーツ振興事業団
協力:宮内庁式部職楽部、一般社団法人雅楽協会
企画及び制作:一般社団法人雅楽協会
出演:宮内庁式部職楽部
演目:第1部 管絃 壱越調音取 春鶯囀入破 朗詠 一声 酒清司
第2部 舞楽 左方 賀殿 右方 還城楽 仁和楽
日時:9月28日(土曜日)15時開演、17時終演予定
場所:高槻城公園芸術文化劇場 南館 トリシマホール (高槻市野見町6-8)
定員:1505人(全席指定席)
入場料:SS席10000円、S席8000円、A席6000円、B席4000円、C席3000円
チケット販売:7月3日(水曜日)からカンフェティ、高槻城公園芸術文化劇場で、8月1日(木曜日)からチケットぴあで販売
【高槻市で育った葦(ヨシ)で吹こう!雅楽ワークショップ】
内容:楽器体験、ミニ鑑賞、お話など(監修:佐藤浩司)
日時:9月28日(土曜日)10時から11時まで
場所:高槻城公園芸術文化劇場 南館 中スタジオ2 (高槻市野見町6-8)
定員:20人
対象:小学5年生から高校生まで
料金:500円
申込み:7月3日(水曜日)から一般社団法人雅楽協会ホームページで申込
【「宮中の雅」公演プレ講座】
内容:元宮内庁楽部首席楽長・日本芸術院会員の豊英秋さんによる講座
日時:9月28日(土曜日)11時30分から12時30分まで
場所:高槻城公園芸術文化劇場 南館 中スタジオ2 (高槻市野見町6-8)
定員:20名
料金:1000円
申込み:7月3日(水曜日)から一般社団法人雅楽協会ホームページで申込
【関連ホームページ】
宮中の雅 宮内庁式部職楽部「雅楽」特別公演(高槻市ホームページ)
https://www.city.takatsuki.osaka.jp/event/125277.html
【本件に関するお問い合わせ先】
高槻市市民生活環境部 文化スポーツ振興課
電話:072-674-7649