~Z世代向けメディアミックスコンテンツ創出を加速するため縦型ショートドラマ領域を強化~
日本テレビ放送網株式会社のプレスリリース
<本件の背景・目的について>
当社グループは「中期経営計画2022-2024」において「コンテンツ中心主義」を掲げ、知的財産(IP)コンテンツの開発や育成に取り組んでいます。その中でも、スマートフォンやSNSに最適化され、若者を中心に人気が高まる縦型ショート動画は注力領域の1つであり、2023年からはGOKKOと一緒に日本テレビの縦型ショートドラマアカウント「毎日はにかむ僕たちは。」を開始しています。同アカウントは、Z世代の約3人に1人が認知しており、約4人に1人が実際に視聴している人気アカウントに成長しました。平均再生数350万回、総再生回数10億回以上を記録、TikTok上半期トレンド大賞2024でのノミネートやショードラアワードでバズり賞を受賞しています。そうした中、縦型ショートドラマ領域の更なる強化に向けてGOKKOとのより一層の共創体制を構築するため、資本業務提携を決定しました。
今回の資本業務提携を通じ、GOKKOが持つデータ分析に基づくZ世代の感覚に合わせたクリエイティブ制作力及びアカウントブランディングに関する知見やノウハウと、当社がこれまで培ってきた地上波や配信事業での経験を掛け合わせることで、地上波や配信ドラマを絡めたZ世代向けメディアミックスコンテンツを創出し、世界の感動総量を増やしていきます。
<クリエイター支援のインパクト投資2号案件>
本件は、投資検討段階から継続的に社会的インパクトの測定・マネジメントを行う「インパクト投資」の日本テレビ第2号案件です。インパクト投資は、日本テレビホールディングスによる「日テレ共創ラボ」の活動の一環として、調査研究を進めています。
GOKKOは若いクリエイターの育成や新たなキャリア形成の選択肢を提供しています。投資検討時のインパクト・デューデリジェンスを通してGOKKO経営陣が検討した結果、「日本のドラマクリエイターが憧れの職業になる」を長期的に目指す社会的インパクトとしました。
世界中の人々が感動するショートドラマ制作を通してドラマクリエイターの収入が増え、日本のドラマクリエイターが憧れの職業になり、その結果としてドラマクリエイターが増え、さらに多くの良質なドラマで世界の感動総量が増えることを目指していきます。
インパクト測定・マネジメントの詳細については日テレ共創ラボのHPをご覧ください。
( https://lab.ntv.co.jp/./topics/2024/07/gokko.html )
<株式会社GOKKO 概要>
代表者: 多田 智、田中 聡
所在地: 東京都豊島区
設立 : 2022年2月
ごっこ倶楽部は2021年5月に結成した『日常で忘れがちな小さな愛』をテーマにWEBREEN(*1)を作り続けているクリエイター集団です。脚本、撮影、編集、投稿、マーケティング、さらには視聴データの分析から改善までも全て自社内のワンチームで行い、これまで制作・投稿した動画は1,200本、累計再生数は40億回(2024年6月時点)を突破しました。
再生数、フォロー数、いいね数においてショートドラマカテゴリーの中で日本No.1(*2)を獲得し続けるなど、これからの時代のドラマ表現のあり方を世の中に提示し続けているクリエイター集団です。
*1 縦型動画プラットフォームにおける新たなジャンル。従来の横型でのドラマ表現とは異なり、スピード感のある展開などが特徴。
*2 GOKKOによる各SNSのAPI集計調べ。2024年6月時点。
TikTokアカウントURL: https://www.tiktok.com/@gokko5club