株式会社双葉社のプレスリリース
9月1日から連続ドラマとして放送予定(NHK BSプレミアム4K/NHK BS)の『団地のふたり』。その原作がこの度、双葉文庫から刊行されました。著者は『じい散歩』『じい散歩 妻の反乱』で累計20万部超のヒット作を生み出した、芥川賞作家の藤野千夜氏。
物語の主人公は、築60年の団地にそれぞれ暮らす、幼なじみの独身50代、奈津子とノエチ。たくさんのちいさな幸せとユーモアに彩られた、とても愛おしい日々が綴られています。
小泉今日子さんと小林聡美さんのお写真が載ったドラマ化帯で発売中です! ぜひお手に取ってみてください。
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あらすじ
『団地のふたり』双葉文庫
イラストレーターながら今はネットで不用品を売って生計を立てるなっちゃんこと奈津子。大学の非常勤講師を掛け持ちしながら生活するノエチこと野枝。そんな幼なじみの二人は50歳を迎え、共に独身。生家の築古団地で暮らす。奈津子の部屋で手料理を一緒に食べ、時にはささいなことでケンカもする。高齢のご近所さんのために、二人で一肌脱ぐことだってある。平凡な日々の中にあるちいさな幸せや、心地よい距離感の友情をほっこりと優しく描いた物語。
二人がお互いを知り尽くしているという表現がくり返し出てくる。
「だいじょうぶ。ノエチのいいところも悪いところも、私、知ってるから」
もちろん、ノエチも同じことを奈津子に思っているだろう。
それでもなお、一緒にいたい、一緒にいられる、という関係性を育てるためには、いったい、何が必要なのか。この本を読んで今一度、考えてみてもいいかもしれない。
原田ひ香(解説より)
書誌情報はこちら
https://www.futabasha.co.jp/book/97845755276500000000
試し読みはこちら
https://colorful.futabanet.jp/divs/-/3194
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著者プロフィール
藤野千夜(ふじの ちや)
1962年福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒。95年『午後の時間割』で第14回海燕新人文学賞、98年『おしゃべり怪談』で第20回野間文芸新人賞、2000年『夏の約束』で第122回芥川賞を受賞。主な著書に、『ルート225』『編集ども集まれ!』『じい散歩』『じい散歩 妻の反乱』『時穴みみか』『団地のふたり』など多数。
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ドラマ情報
【放送予定】
2024年9月1日(日)スタート
NHK BSプレミアム4K/NHK BS 毎週日曜 よる10時~10時49分
【原作】
藤野千夜
【脚本】
吉田紀子
【出演】
小泉今日子 小林聡美 ほか
【制作統括】
八木康夫(テレパック) 勝田夏子(NHK)
【演出】
松本佳奈/金澤友也(テレパック)
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